原作は、打海文三の小説「時には懺悔を」 探偵の佐竹(西島秀俊)と助手の聡子(満島ひかり)は、ある殺人事件の真相を探るうちに、9年前の新生児誘拐事件で連れ去られた、「新」という子どもの存在にたどり着く。
重い障がいがありながら生きのびてきた新の運命を辿ると……。
黒木華、宮藤官九郎、柴咲コウ、塚本晋也、片岡鶴太郎、佐藤二朗、役所広司(無駄遣いしている。勿体無い)と豪華俳優陣だが、医療制度の問題や警察捜査にリアルさがなく、それが不自然に感じて入り込めなかった。
🎬 『私はあなたを知らない、』中野量太監督、脚本、編集/126分
天涯孤独の身で生真面目な28歳の西山夕平(坂口健太郎)は、毎日、決められたルーティンをこなすだけで特に不満も不安もなく生きてきた。
そんなある日、職場にやって来た新しいパートの東浜紗月(早瀬憩)の存在により一変する。
彼女と出会い、生きる喜びを得た彼は、紗月から5歳の娘・朝子(堀田真由、幼少期/倉田瑛茉、)を紹介される。
紗月と朝子との生活で、初めて「家族」という幸せの形を感じた夕平は……。
3本の中で一番抵抗なく受け入れられた。
坂口健太郎は青年期から40代までの気持ちの動きを、丁寧に見事に演じ切っていた。
ストーリー展開の他の2本に比べると複雑さはなく、ありえる設定だったのが気に入った。
題名の意味が最後で分かった時、なるほどと納得した。
🎬『白鳥とコウモリ』岸善幸監督/145分
善良な弁護士・白石健介(中村芝翫)が刺殺された事件は、容疑者として浮上した倉木達郎(三浦友和)が犯行を自供したことにより解決した。
しかし、容疑者の息子である倉木和真(松村北斗)と被害者の娘の白石美令(今田美桜)は、互いの父親の言動に違和感を抱く。
出会ってはならないはずの2人は、共に事件の真相を追いはじめる。
これ、映画慣れしているミッキーだが2回見た。2回目で内容を把握した。力作ではあるが込み入っていて、途中ちょっとでも気を抜いたら(居眠りではなく)ついていけなくなるからご用心を。
刑事役の柄本佑の佇まいが良かった。

