麻薬常習者の若者ボブ(マット・ディロン)は、妻のダイアン(ケリー・リンチ)や手下のリック(ジェームズ・レマー)や10代の少女ナディーン(ヘザー・グラハム)の4人で、ドラッグを手に入れるためドラッグストアや病院を荒らしながら、その日暮らしを続けていた。
犯罪のスリルとドラッグによる高揚感に浸る彼らだったが、ある事故をきっかけに、仲間たちの関係は少しずつ崩れていく。
ガス・バン・サントが1989年に発表した長編第2作目で監督の名を有名にした作品。原作は、薬物依存者であったジェームズ・フォーグルの自伝的小説。
麻薬常習者と聞けば 目が三角になるが、盗んだ薬を転売して大儲けする訳ではなく、ひたすら自分たち(未成年のナディーンには禁止していた)で楽しんで、だらだらと暮らしている。
意外と簡単に手に入るのもこの時代だからだけど、ボブは犬の話、帽子をベッドの上に置く など意味嫌い、それをみたり聞いたりすると、住むところを変えたりしていた。
悪いことするけど、とことんの「悪」ではなくて とても繊細で考え深いところがある。最後は「死」ではなく「希望」を強く感じた。

