中年男性のトッド(シェーン・ジェンセン)と暮らすレトリバー犬のインディ。最近、ご主人さまのトッドの体調が悪く、ある日吐血して、妹ヴェラ(アリエル・フリードマン)に病院へ運び込まれる。
しばらくして退院した彼はインディを連れて、亡き祖父の家に移り住む。その家は森の奥深くにあって、祖父が謎の死を遂げて以来、空き家になっていた。
電気もつかなかったが、遠く離れた隣人の老人から発電機を借り、生活することができた。
暇にまかせて、祖父が映っている昔のホームビデオを見て過ごすが、インディは家で不気味な物音を聞き、家の隅から漂ってくる影に気づく。
やがて邪悪な存在がトッドの容態を悪化させ、インディは正体不明の何かから必死に彼を守ろうとするが……。
霊に取り憑かれた飼い主を守ろうとする犬の奮闘を、犬の視点から描いた異色のホラー。
健気なワンちゃんは監督さんの愛犬。お目々が可愛くて可愛くて、そこに映っているだろう邪悪な物を想像するだけで、かわいそうになった。
ご主人様も悪霊のためにいつものかわいがりようではなくなって……。
ホラーとして設定は揃っている(古びた屋敷、ホラービデオ、変死した祖父、敷地内にある一族の墓群)がイマイチホラー好きには「ゾクッ」とこない。
ホラー初級レベルだがワンちゃん好きにはいいかも。
このワンちゃん「虎馬(トラウマ)」にはならないとおもうけど ね。
★レトリバーのインディは、2025年のSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト映画祭)にて最優秀犬演技賞を受賞。
★2026年のアストラ映画賞「ホラー/スリラー部門」では動物俳優が最優秀演技賞を初受賞。

