近未来。建築家の甲本音々(綾瀬はるか)と、その夫で工務店2代目社長の健介(大悟)は、2年前に事故で亡くした息子・翔(纐リ里夢)の姿をしたヒューマノイドを、妻のたっての願いで、迎えることにした。
死んだ翔と同じ笑顔と声をしたヒューマノイドを、音々が喜んで迎えるが、健介は戸惑いを隠しきれなかった。
家族の時間は少しずつ変化していくが、やがて予期せぬ事態が起こり、夫婦がそれぞれ抱えていた想いがあらわになっていく。
そんな中、ヒューマノイドの翔はひそかにヒューマノイドの仲間たちとつながりはじめて……。
今年のカンヌ映画祭でも話題になっている作品だが、ミッキーは亡くなった息子のヒューマノイドを強く望んだ気持ちが最後まで理解できなかった。
子が亡くなる悲しみは想像を絶するが、それでも長い時間が少しずつ和らげてくれると思うし、若い夫婦だから子作りのチャンスはあるだろうに……と感じてしまった。
一番奇異に感じたことは家。子を育てるには危うい構造で危険さえある設計だった。
映画の結末も釈然としなかった。
★ヒューマノイドを演じた男の子は素晴らしい感性の子だった。将来が楽しみ。

