20世紀初頭。幼い頃に両親を亡くしたロバート(ジョエル・エドガートン)は、太平洋岸北西部の森で成長。
鉄道事業や森林伐採の仕事をして孤独に暮らしていたが、美しいグラディス (フェリシティ・ジョーンズ) と結婚。
静かな森に家を建てて可愛い娘まで誕生したが、森林火災で妻と娘が亡くしてしまう。
原作はデニス・ジョンソンの人気小説。第98回アカデミー賞では作品賞、脚色賞、撮影賞、主題歌賞の4部門にノミネートされている。
ロバートはどこから見ても真面目でおとなしいタイプの男。彼の周りで事故や喧嘩で死んでいく者は、善良な彼の前に「亡霊」として現れるのだ。彼はハッとして見つめるがすぐに消えてしまう。
しかし愛する家族を失ってからは、いつか戻ってくるとでも言うように同じ場所で待ち続けるのだ。
そうして年老いて死んでいくだけの男を描いている。
観た後は、これだけで終わってしまうのか…‥と物足りなかったが、日をおくにつれて男の孤独感が伝わってきた。

