80歳の老女ミシェル(エレーヌ・バンサン)はパリでの生活を終え、今は自然豊かなブルゴーニュの田舎でひとり暮らし。家庭菜園で採れた野菜で料理やデザートを作り、森の中を親友マリー=クロード(ジョジアーヌ・バラスコ)とおしゃべりしながら散歩する日々を送るミシェル。休暇のたびに訪れる孫と会うのを楽しみにしている。
いつものように休暇を利用して娘(リュディビーヌ・サニエ)と孫が彼女のもとを訪れるが、ミシェルが振る舞ったキノコ料理で娘が救急搬送されたのがきっかけで、それぞれの過去が浮き彫りになっていく。
人生の最後を穏やかに過ごすため、そして家族や友人たちのためにも、ミシェルはある秘密を守り抜く決意をする。
『スイミング・プール』から21年ぶりにリュディビーヌ・サニエがオソン監督作品に登場。
パリ郊外の緑が多い田舎町で悠々自適な生活を送っていて時々娘と孫が遊びに来るという幸せなおばあちゃん。
幸せそうに見えても「一歩、家に入ると問題はいっぱい」とよく聞く言葉だが、この映画まさに「それ」だ。
だからこれ以上は書かないが、後味はミッキー的には良くない。でも仕方ない、こうするのがみんなの幸せか……と思った。
秋の森の落ち葉が、いろんな出来ごとを覆い隠してくれているようだった。

