2015年02月26日

渋谷で岡本喜八監督作品 『昭和怪盗傳』 『どぶ鼠作戦』を観た

映画(かちんこ)『昭和怪盗傳』岡本喜八監督/1977年

昭和初期の東京で風変わりな強盗が多発した。強盗に入り、寝入っている家人をわざわざ起こし「門柱に明かりをつけなさい」「番犬を飼うといい」などと説教をする「説教強盗」だ。

警察はなんとか捕まえようと必死になるが、「ねずみ小僧」のようだと庶民の間で人気を呼ぶようになる。

コミカルな作品!時代を現在(1977)と昭和の初期を行きつ戻りつして出来ている。主役は仲代達矢、惚れた女房には神崎愛。押し入った先の女流小説家には岸田今日子。このシーンが一番面白く、お色気満点。

説教強盗を追う刑事に田中邦衛。他の刑事が誤認逮捕をしてしまうが、警察のメンツを保つためにそのままにしてしまうなど、今も昔も何だかあまり違わないなぁと思った。

仲代達矢さんのあのお声だから、強盗に入られて説教されれば言うこと聞いてしまうほどパンチ説得力があった!

カチンコ『どぶ鼠作戦』岡本喜八監督・脚本/1962年

中国北部の最前線の三元守備隊は完全に孤立状態だった。新任の参謀関大尉は八路の大軍に襲われて行方不明となった。師団長は大尉救出隊を急遽編成する。

その隊長に白虎(佐藤充)が選ばれ、彼は手下として、脱走常習犯の林一等兵、空手の名手の三好炊事軍曹、その軍曹とは犬猿の仲の手榴弾投げがうまい穴山上等兵、忍術研究中の佐々木二等兵の四人を選んだ。

こんな部隊は現実には無かったと思うが、とにかく敵国の中国の中でうまく立ち回る白虎5人組のおおらかさに驚いた。なにせ林一等兵の加山雄三が豚を抱えていて、おまけに足が悪い。のんびり「今日、ここに配属されました」などと言っている。気に入らなかったらまたふらふらと脱走する魂胆らしい。

田中邦衛、砂塚秀夫、ミッキー・カーチス、そして加山雄三の実父上原謙も出ている。

こんなくだけた戦争映画を気楽にみていいのかと思ったが、観終わった後はジンワリと「戦争の残酷さ」を感じた作品だった











posted by ミッキー at 23:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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