
🎬『ヴィヴァルディと私 』ダミアーノ・ミキエレット監督、脚本/110分
1716年、ベネチアのピエタ養育院。母の姿も愛情も知らないまま育ったチェチリア(テクラ・インソリア)は、毎晩こっそりベッドから抜け出しては宛名のない母への手紙をつづっていた。
そこでは文字、しつけ、音楽教育が施され、収入源として演奏させていた。
ピエタ院から出て外の世界で暮らすには、母が迎えに来るか、院の決めた相手と結婚するしかなかった。
そんな中、ピエタ院に作曲家でバイオリニストとして赴任したアントニオ・ヴィヴァルディ(ミケーレ・リオンディーノ)は、チェチリアのバイオリンの才能を見抜いて、第一バイオリンの主席に任命する。
チェチリアはヴィヴァルディのもとで厳しい練習に耐えながらバイオリンの腕を磨き、いつしか2人は心を通わせるようになる。
しかし、ピエタ院がチェチリアの結婚相手に定めた将校が戦争から戻り、やがて事件が起こる。
当時の女性の扱いは、夫にしたがい、子を産む、家事をするぐらいで、音楽をプラスして「いいところに嫁がせる」という具合。もちろん大金が動くのだ。大体は金持ちの後妻。
もちろん、処女でないと価値がなく、院の決めた相手に嫁ぐわけだ。
いい音楽が流れる中で、辛い状況が続き、見ていて気持ちのバランスが取れなかった。
★18世紀初頭、作曲家ヴィヴァルディがベネチアのピエタ院にバイオリン教師として赴任した史実が基になっている。
★彼の指導で才能を開花させていく女性の成長と、自身の才能が評価されることを願うヴィヴァルディの野望を描いた作品。
★5月22日公開❗️