2019年01月10日

第76回ゴールデン・グローブ賞受賞作品より(1)

第76回ゴールデン・グローブ賞が発表された。アカデミー賞の前しょう戦といわれているのでミッキーの観た中で簡単に書いてみたい。まず受賞作を。

★作品賞(ドラマ)『ボヘミアン・ラプソディ』
納得❗️

★作品賞(コメディー/ミュージカル)『グリーンブック』
まだ観ていない。が、13日の日曜日の午前中にモーニングコーヒー☕️と軽食付き(35ドル)を娘と2人でDendyに予約したので楽しみにしている。

★男優賞(ドラマ)ラミ・マレック 『ボヘミアン・ラプソディ』
娘は大層喜んでいたが……。

★男優賞(コメディー/ミュージカル)クリスチャン・ベイル 『バイス』
納得❗️

★助演男優賞 マハーシャラ・アリ 『グリーンブック』
天才ジャズピアニスト役のかた。予告で、生活レベルが良くてジャンクフードは食べないシーンで観客から笑いが起きていた。

★女優賞(ドラマ)グレン・クローズ 『天才作家の妻 −40年目の真実−』
ワオ、このままアカデミー賞も取ってほしい。

★女優賞(コメディー/ミュージカル)オリヴィア・コールマン 『女王陛下のお気に入り』
ちょっと卑猥な?女王陛下さま……のお気に入りたちが見もの。ニコラス・ホルトがかすんでしまう。

★助演女優賞 レジーナ・キング 『ビール・ストリートの恋人たち』
まだ観ていない。

★監督賞 アルフォンソ・キュアロン 『ROMA/ローマ』
納得‼️
★脚本賞 ニック・ヴァレロンガ&ピーター・ファレリー&ブライアン・クリー 『グリーンブック』

★音楽賞 ジャスティン・ハーウィッツ 『ファースト・マン』

★歌曲賞『アリー/スター誕生』

★外国語映画賞『ROMA/ローマ』(メキシコ)
納得‼️

★アニメーション作品賞『スパイダーマン:スパイダーバース』Spider-Man: Into The Spider-Verse
昨日、早速Dendyに行ってきた。面白い❗️ 会場は満員。小さい男の子が「マミー、スパイダーマン、デッド?」と叫んだので会場は笑いの渦。
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2019年01月09日

映画祭の感想や1年の体験などいろいろ(3)

★アジアフォーカス・福岡国際映画祭 -2018年9月14日(金)〜23日(日)開催 メイン会場はキャナルシティ博多。

ずっと行っている九州・福岡には映友が10人以上できた。毎年ほぼ毎夜最終映画が終わると連れ立って飲み会映画評会をする。案内役は福岡のFさま。キャナルシティー近辺は個性があって美味しい野菜料理メインのお店がいっぱいある。

ミッキーは朝はホテルのバイキング、昼はうどん、夕方もうどん、晩は(飲めないが)飲み会と胃袋も大満足だ。

さて映画の話、ここも新作が多い。
『光』クイック・シオチュアン監督/マレーシア/88分/日本初上映
自閉症でなかなか世の中に順応できない青年ウェン・クァン(キョー・チェン)。働き口もままならない日々を送っている。幼い時は母親が面倒を見てきたが、母親の死後は「兄さんを頼む、いつもそばにいてやってくれ」の遺言どおり弟(アーネスト・チョン)は面倒を見ているが……。
自閉症の兄を持つ監督さん自身の半生を描いている。「聴く映画」といえる。熊本市長賞受賞。

『影の内側』ラヤ・マーティン監督/フィリピン/111分/日本初上映
顔の皮膚をはぎ取られ、心臓をえぐられ、性器を切り取られた少年が次々と山になったゴミ捨て場で発見された「バヤタス事件」と呼ばれていた。イエズス会の修道司祭であり法医学者でもあるガス・サエンス神父(ノニ・ブェンカミーノ)は、国家捜査局から協力を依頼された。
死体解剖や事件現場のシーンもかなり丁寧に撮っているのでひいてしまう人もいるはず。「わっ、こんなシーンをじっくりと…」と思う場面が2回あったが、最後に犯人がどうしてこんなことをしたかで納得できる作品だった。音楽はくぐもった打楽器が全般を占めていて不気味なストーリーに合っていた。

『僕の帰る場所』藤元明緒監督/日本、ミャンマーも秀作で、これは10月に東中野のポレポレで公開され全国にも順次公開された。


★第31回東京国際映画祭 (2018年10月25〜11月3日)六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)ほか

なんといっても東京国際は賑やか、スターさんを六本木ヒルズ内で遭遇すること多々。難は身体が一つしかないことだ。2つあっても全部観きれないかもしれない。日頃培った?勘で映画をチョイスするわけだから、心許ない限りだ。

一応日本映画を中心に観ていたが「日本映画スプラッシュ部門」で作品賞を『鈴木家の嘘』、監督賞を『銃』ともう公開の決まった商業的に軌道に乗っている作品が賞をもらっていたのが腑に落ちない。今までそういう作品は部門に入ってなかった。その中で田中征爾監督の『メランコリック』も賞を取ったが、これこそこの賞にふさわしく面白い設定で満足した。

全般的には日本映画なら『ハード・コア』、外国映画なら『まったく同じ3人の他人』ティム・ウォードル監督/アメリカ/97分/ワールド・フォーカス部門 で上映された作品が一番だった。

1980年、ニューヨークのとある短期大学に入学した青年は、初対面なのに皆から「元気だった?」「夏休みはどこにいったの?」とか言われ戸惑っていた。事務局にいくと「あなたは退学したが、またくる気になったんだな」などと言われ、自分は違うと説明すると事務局の人がひどく驚いて「誕生日はいつ?あなたは養子?」ときいてからあるところに電話し始めた。電話の向こうの声は自分そっくりの声で、しばらくして会って見るとまるで自分だった……。これは是非とも公開していただきたい作品。

⭐️ゲストで大感激したのが『ブラ物語』ファイト・ヘルマー監督/ドイツ、アゼルバイジャン/90分/コンペティション部門で

鉄道運転士ヌルラン(ミキ・マノイロヴィッチ)が、定年退職最後の乗車で列車に引っかかったブラジャーの持ち主を探す様子をセリフなしで描いている。主人公の汽車運転手の同僚に『ポンヌフの恋人』『ツバル』にも出ているドニ・ラヴァンさんが来日されたことだ。残念な事になぜか無冠だったが、それならいち早く公開していただきたい作品。

★第19回東京フィルメックス(2018年11月17日(土)〜11月25日 有楽町朝日ホール他)で開催されたが、映画チョイス運が非常に悪く、不満もたくさんあった。もう2度も書く元気がないので http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/article/462866660.html をご覧いただきたい。

posted by ミッキー at 06:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月08日

映画祭感想や1年の体験などいろいろ(2)

第76回ゴールデン・グローブ賞が発表されたが、外国語映画賞の受賞作はアルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA/ローマ』。数日前にシドニーDendyで観たがモノクロ映像作品で人間の営みが自然な状況の中で描かれていた。ノミネートされていた『万引き家族』の作り物然としたものとは大きな違いがあった。

★第27回レインボー・リール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜
セクシュアルマイノリティの映画祭。7月7日・8日は東京ウィメンズプラザホール、13〜16日はスパイラルホールの2会場で6日間・全21作品のプログラムを上映。そのうち15作品が日本初。この映画祭はみんなボランティアさんで開催されている。テーマは決まっているが作品内容が豊富で夏1番の楽しみがこの映画祭。

『ヴィーナス』エイシャ・マージャラ監督/カナダ/95分/2017年/日本初上映
保守的なインド系の両親の元で育ったシドは、女性になるためにホルモン治療を本格的に始めようとしていた。家族にもカミングアウトする覚悟を決めていた。そんな時に突然、シドのアパートに14歳の少年ラルフが訪ねてきて、自分の父親はあなただと言う。驚くシドだったが、高校生の時に同級生と付き合っていたことを思い出し……。面白さから言えば、これが一押し。突然、訪ねてきた少年のこだわりのない自由さとひょうきんさが救いとなる作品だった。

『プリンセス・シド』スティーヴン・コーン監督/アメリカ/96分/2017年/日本初上映
サウスカロライナに住む高校生のシドは、父との関係がうまくいっていないので、亡き母の故郷・シカゴに住む作家の叔母(母の妹)であるミランダの家で夏休みを過ごすことにした。約10年ぶりに会う2人だったが次第に打ち解けて、新鮮な環境の中でのびのびするシドだったが……。この映画祭で一番完成度が高い作品。叔母と姪っ子の生活が知的な面でも性的な面でも、けっこう遠慮なく話し合っていて、お互いのこれからの人生が「ちょっと」変わるんじゃないかな、と、感じた。きつい押し付けがない作品だった。クスッと笑えるところもあったり、母親の亡くなった辛い事件もサラッとシドに喋らせたり、監督さんの演出力に感服した。


★『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018』7月13日〜22日
彩の国ビジュアルプラザ 映像ホールとMOVIX川口で開催された。ここは新作で賞金が高い?のか優秀作品が出揃う映画祭。レインボーリール東京を観て後半はこちらにお邪魔している。短編も充実していて魅力だが1つは映画館のような良い椅子、もう1つはパイプ椅子のようなものでつづくとしんどい。だが、そうそうワガママは言えない。レインボーリール東京のスパイラルホールもパイプ椅子のようなものだから「この夏の映画祭2つをクリアできれば、なんとか1年 生ける」とミッキーは踏んでいる。

2018年も秀作揃いで『ザ・ラスト・スーツ(仮題)』は『家へ帰ろう』で公開中。グランプリをとった『ナンシー』や韓国の『最後の息子』もどれがグランプリを取っても頷ける作品だった。

★あいち国際女性映画祭2018

そして、9月初めにあるミッキー地元の「あいち国際女性映画祭2018」

日本で唯一の女性監督の映画祭。年々上映作品がショボくなるのは悲しい。でもこの映画祭だけでしか映画を観ない人がけっこう多く(愛知の女性団体から切符買わされるのか)意義は大きいと思う。そんな中で目をひいたのが『Danchi Woman』杉本曉子監督作品。

85歳の打越シズさんは築50年の海岸通団地に住んでいる。この団地は間もなく新しいマンションに建て替えられてしまう。引っ越し、家賃の問題に直面する打越さんと団地住民の婦人たちは逞しく生きる道を模索して行く。

監督さんのやり取りも都合の悪いときには無視したり聞こえないふりしたりと、なかなかのしたたかさを見せる。

引っ越し先は1Kと決まり、友人や査定にきた引っ越し業者が「荷物を整理しなきゃ」といっても捨てようとしないシズさん。新しい住まいには瞬く間に段ボールの絶壁ができてご本人さんもびっくり❗️ 業者さんに「まだまだこれで半分ですよ」といわれる。

まあ何とかおちついて座る場所、寝る場所ができてホッとしたのは観ているこちら側。思い出いっぱいの公団アパート、思い出いっぱいのがらくた(失礼!)。新しい住まいにも捨てきれない品物の数々がシズを守っているように感じた。

posted by ミッキー at 02:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする