2021年01月09日

1月8日公開映画(2)『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打ち上げ計画』

🎬『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』エイプリル・ライト監督/アメリカ/84分/伏見ミリオン座にて

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ハリウッドでは1960年代からスタントウーマンが活躍していて、男性中心の映画界でも最も差別のひどい「スタントウーマン」を追っているドキュメンタリー。

彼女たちはプロ根性が半端ではなく危険をものともせず、監督さんの指示に全力で仕事をしていた。ちょっとでも失敗すると、女だからと言われるのが悔しくて人の何倍も練習して成功させる女たちの努力に頭が下がった。映画史に残るアクションシーンの裏側が見られて大満足した。

🎬『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打ち上げ計画』ジャガン・シャクティ監督/インド/130分/ミッドランドスクエアシネマ2にて

2010年にインドの宇宙事業のロケット打ち上げが失敗。責任者のラケーシュ(アクシャイ・クマール)とタラ(ビディヤ・バラン)は火星探査プロジェクトという実現不可能な閑職に異動させられた。

家庭の主婦でもあったタラは家庭での揚げもの料理から小さなロケットでも探査機を火星に送るアイデアを思いつく。それがきっかけで低予算ながらプロジェクト始動が始まったが、集められたスタッフは経験の浅い女性数人と、男性は占い好きの独身男と定年間近なおじさんだった。

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これは実話なので成功するのはわかっていても、本当にこの人たちで成功するのか心細くなった。

製作チームは『パッドマン 5億人の女性を救った男』の方々。ストーリー展開は科学的なことばかりではなく、安くするために工夫したり、時には喜劇のように場面もあって最後まで飽きず見られた。チームに集められた人の家庭環境もサラリと描かれていた。

★最初に字幕になっていない文言が出たが訳されていなかったが何が書いてあったのだろう。

posted by ミッキー at 21:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月08日

1月8日公開映画(1) 『ルクス・エテルナ 永遠の光』『大コメ騒動』

🎬『ルクス・エテルナ 永遠の光』ギャスパー・ノエ監督、脚本/フランス/51分

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映画始まりの注意書きはダテではなかった。お目目チカチカ、短い作品で助かった。光に弱い方はサングラスが必要。

魔女狩りの映画を撮る撮影現場。ベテラン魔女専門女優と実力も人気もあるシャルロット・ゲンズブールの扱いの差などあからさま過ぎて面白く、そんなこんなでクライマックスの火刑のシーンの撮影がスタート。

突然、妙な信号音と光が止まらなくなっても責任者がいない。そのうち張り付けられていた冷静な大女優・シャーロットも叫び始める。その形相は臨場感たっぷりの火あぶりシーンとなって、エンドロール(やりすぎの感は否めない)。


🎬『大コメ騒動』本木克英監督、原案/106分/ミッドランドスクエアシネマにて

1918年(大正7年)8月、富山の海岸に暮らす女房たちは、毎日上がるコメの値段に悩んでいた。漁師の夫や子どもたちにコメを食べさせたくても高くて買えない現状に困った女房たちは米屋に嘆願に行くが追い払われてしまう。

先頭で皆をまとめるオババは逮捕されたのがきっかけで女たちの戦いはうやむやになるが……。

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初日初回に行った。約60人ほどの入り。今の状況では大入りだ。

監督さんは『超高速!参勤交代』『空飛ぶタイア』を手がけた富山県出身の方。大正時代に富山県の海岸部で発生した「米騒動」で活躍した女性たちの姿を描いている。

女たちの戦いに観ている者も仲間入りしたように力が入った。俳優さんの演技としては表情も単純で物足りなかったが、悪い?米問屋の妻・左時枝がひとり演技者として光を放っていた。着物の着方も時代を忍ぶことができた。

ところどころで過去に話が飛ぶときに、その映像をはさんでいたので、わかりやすく、映画慣れしていない方も楽に見られるように作られていた。

持てるもの、貧しいものの隔たりは今も同様のままと突きつけられた。

 
posted by ミッキー at 14:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月07日

ディオール、エルメスの協力な元で 1月15日公開『パリの調香師 しあわせの香りを探して』

名古屋は極寒プラス粉雪がちらちら。こんな日はコタツにくるまっているに限る。今日は喫茶店も散歩もやめた。

食べ物は3日間は買わなくていいようにしてあるので安心だが、蛍光灯がつかなくなって困った。小さな導入管がダメになったようだ。あまり使わない蛍光灯のものと交換したらついたので当座はこれでヨシとする。

🎬『パリの調香師 しあわせの香りを探して』グレゴリー・マーニュ監督、脚本/フランス/101分/1月15日よりBunkamura ル・シネマ、1月29日より名古屋伏見ミリオン座にて全国順次ロードショー公開

世界中の有名な香水を手がけてきた天才調香師アンヌ(エマニュエル・ドゥボス)は、4年前に仕事のプレッシャーと忙しさから嗅覚障害になり地位も名声も失ってしまった。3ヶ月の休養で嗅覚が戻ったが大手からは注文が途絶えて、地味な仕事だけを引き受け、パリの高級アパルトマンでひっそりと暮らしていた。

そんな彼女から、運転と荷物運びの運転手として雇われたギョーム(グレゴリー・モンテル)。離婚して娘の親権を奪われそうな上に仕事も失いかけていたギヨームにとってこの仕事は断れなかった。

彼はわがままなアンヌに荷物運びはもちろんのこと、禁煙させられたり、ホテルの匂いのついたシーツを取り替えさせられたりと、散々にこき使われるが……。

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かつては天才調香師だった女性と、人生崖っぷちな運転手との交流を通して再生していく姿を、ディオールの撮影協力&エルメスの専属調香師監修のもと描いたヒューマンドラマ。

ずいぶん前に超一流ホテルの人が掃除が終わってから点検する時に、いろいろ消臭スプレーを持参して「この部屋には焼きそばの臭いが残っている」「葉巻の臭いがする」とかわかって消すことを主に仕事をしている人を見た。これもその方の特殊な能力だろう。

香水ならもっともっと微妙なものだと思う。だから精神的な疲れが鼻が効かなくなるのだが、それはその人の尋常じゃない疲れを察知して臭いを感じないようにしていると思う。

この境遇も仕事も身分も違う二人の歩み寄りがゆっくりな速度で進んでいくのが良かった。音楽の出るタイミングも◎、最後のエンドロールで流れる歌も良かったが意味が分からなくて残念だった。

★工事地域の悪臭をなんとかできないかというアホな仕事が舞い込んだ。そんなこと解決するもんかと思っていたら、ど素人のギョームの考えで……解決。デート映画にぴったりの作品。



posted by ミッキー at 15:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする