2023年01月18日

試写三昧の日 『映画 ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』『湯道』『生きる LIVING』を少しずつ

今朝も極寒の名古屋。朝から3本の試写。『映画 ドラえもん のび太と空の理想郷 ユートピア』『湯道』(試写2回目)『生きる』の3本。一番期待満々なのが『生きる』だ。これは黒澤明監督の代表作「生きる」(1952)のイギリス版リメイク映画。

🎬『映画 ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』堂山卓見監督/107分/3月3日公開

アニメ「ドラえもん」の長編映画42作品目で、空に浮かぶ謎の三日月型の島を見つけたのび太は、ドラえもんたちと一緒にひみつ道具の飛行船「タイムツェッペリン」で、その島を目指して旅立つ。やがてたどり着いたその場所は、誰もがパーフェクトになれる夢のような楽園「パラダピア」だった。そこにはパーフェクトネコ型ロボットのソーニャ(声:「King & Prince」永瀬廉)がいて……。

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ソーニャが出てくる頃から俄然面白くなる。ソーニャのキャラクターもお声も気に入った。

🎬『湯道』鈴木雅之監督/126分/2月23日公開

亡き父が遺した銭湯「まるきん温泉」に長男で建築家の三浦史朗(生田斗真)が東京から突然帰って来た。店を切り盛りする弟・悟朗(濱田岳)に、銭湯をやめて、一階をコインシャワールームにして上階をマンションに建て替えようと話を持ちかける。

「親父の葬儀にも来なかったのに!」と兄を無視する悟朗。新しく入った住み込みバイトのいづみ(橋本環奈!)は仲の悪い兄弟に戸惑うが、どんな時でもお風呂にくるお客様を明るくむかえていた。

東京銀座のお風呂屋さんであまりに熱い湯に水を入れようとしてググーっと睨まれた経験があるので、その場面では吹き出してしまった。公開されるのは2月、とっても寒ーい時だから観たら絶対お風呂屋さんに行きたくなるだろうな。

🎬『生きる LIVING』オリバー・ハーマナス監督/イギリス/103分/3月31日公開

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黒澤明監督の名作映画「生きる」を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本によりイギリスでリメイクしたヒューマンドラマ。主演はビル・ナイ。マーガレット(日本版では小田切みき)を演じるエイミー・ルー・ウッドが秀逸! 3度に食事を2度にしても観ていただきたい。


posted by ミッキー at 12:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月17日

『モリコーネ 映画が恋した音楽家』伏見ミリオン座にて

🎬『モリコーネ 映画が恋した音楽家』ジュゼッペ・トルナトーレ監督/イタリア/157分

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1961年のデビュー以来、500作品以上もの映画やテレビの音楽を作曲。2020年にこの世を去ったモリコーネ。

このドキュメンタリーでは『ニュー・シネマ・パラダイス』「荒野の用心棒』など45作品の名場面や、最高の音響技術で再現されている。

インタビューにはクエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ監督さんらが、モリコーネがいかにして素晴らしい曲を作曲したかを話してくれた。

モリコーネさんが奥様を愛し、長年連れ添った生涯がいくつもの名曲同様にミッキーには素晴らしく思った。

★楽譜を書くシーンが数カ所出てきたが、あの楽譜でオーケストラが演奏できるのか不思議だった。主旋律だけ後のパートは他の人がやっていたのかとも思うが……そこんところがわからなかった。
posted by ミッキー at 19:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月16日

『グレイ・ガーデンズ』『セールスマン』シネマテークにて

🎬『グレイ・ガーデンズ』アルバート・メイズルス、デビッド・メイズルス、エレン・ホド、マフィー・メイヤー監督/アメリカ/95分/1975年

ケネディ大統領の妻ジャクリーヌの叔母ビッグ・イディとその娘リトル・イディは名家の生まれ。母娘共々若いころに歌手やモデルとしてショービジネス界を志す。しかし成功を収めることはなく、今では海辺の高級住宅地イーストハンプトンにある廃墟のような豪邸で猫たちと生活をしている。

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母親は娘をこき使い命令ばかりしている。娘は歌ったり踊ったりでいつも文句を言いながらも明るくふるまっている。

屋敷はゴミだらけ、屋根裏には野生の小動物まで上がり込んでいて、きっとひどい匂いのところと想像つく。貧乏なのかお金持ちなのかちょっとわからない不思議な生活。5匹以上はいる猫の餌代だっているだろうに、どこからお金が入るのかわからない。

互いに依存し合っているのはバレバレだがご本人たちはわかっていない。どうも若いイディは監督のデビッドに惚れているらしく彼の前で奇抜な衣装で踊っていた様子がとてもチャーミングだった。

🎬『セールスマン』アルバート・メイズルス、デビッド・メイズルス、シャーロット・ズウェリン監督/アメリカ/91分/1969年

1960年代後半のアメリカで豪華版聖書を売り歩くセールスマンたちの旅に密着したドキュメンタリー。

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セールスマンたちは5、6人のグループを作って各地をセールスしているが、土地の教会にまず寄ってから許可をもらって信者さん宅を訪問する。

豪華カラー写真付きの聖書、それも表紙は自分好みで変えられし、月賦月5ドルでいいらしい。この頃、1ドル360円だと思うが、アメリカではもっと価値がある時代のようだ。

「今は1ドルもない」とか「月に5ドルはとても払えない」という地域もあるし、お金持ち地域では「孫の誕生日に贈るわ」と簡単に即金で(確か50ドル以上)買うお家もあった。

一日中まわっても玄関さえ入れてもらえない日があったり、他の人が売れていない時は慰めたりしてグループは助け合っていた。

前に見た『グレイ・ガーデンズ』より、こちらの方が時代性があって面白く感じた。


posted by ミッキー at 22:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする