フランス出身の女性コリー(ビッキー・クリープス)は、神戸の臓器移植医療センターで働きながら小児臓器移植医療の促進に取り組んでいた。
しかしフランスとは異なる日本の死生観や倫理観の壁は彼女が思っていた以上に厚く、医療現場の体制の改善や意識改革は難しく、無力感を感じていた。
そんな彼女にとって、屋久島で出会った恋人・迅(寛一郎)が心の支えだったが、彼の誕生日でもある7月7日の七夕に突然姿を消してしまう。
1年後、迅が失踪するもっと前に彼の家族からも捜索願が出されていたことを知ったコリーは、彼の実家がある岐阜を訪れる。
そこでコリーは、自身と迅との出会いが宿命的であったことを知る。
一方、心臓疾患を抱え入院していた少女・瞳の病状が急変する。
主演の女優さんの理知的な面立ち、仕草に見惚れた。ご自身の持っている美しさを、こんなにサラリと捨て切れる人を見たのは初めてのような気がする。
私生活の彼女、職場での彼女の変化もうまく表していて「大人の映画」として見応えのある作品に仕上がっていた。

