2020年08月07日

8月7日公開映画(1)『鬼手』

🎬『鬼手』リ・ゴン監督/韓国/106分/中川コロナにて

父は自殺、母には捨てられた貧しい少年グィスは、頼りにする最愛の姉もある事情で自殺。天涯孤独の身になった。

グィス(クォン・サンウ)は一人放浪しながら、生前に父から厳しく教えられた囲碁の賭けで、小額の金を糧に生き抜いていたが、その様子を見ていた一匹狼の棋士のイルド(キム・ソンギュン)に才能を見込まれて、山寺で猛特訓の結果、心身ともにたくましい大人に成長した。

その後、姉を死に追いやった棋士ファン・ドギョン(チョン・インギョム)に復讐する為に人生のすべてをかけるが……。

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名古屋ではここ中川コロナだけで上映されているので初日初回に行った。お客様は7人。きっとクォン・サンウさんのファンばかりだろう。

『火山高』『探偵なふたり』のクォン・サンウが「苦労の末に天才棋士となって、囲碁バトルをするバイオレンスノワール」とチラシに書いてあったが、彼の身体に釘付けになってしまった。それもそのはず、この映画のために3ヶ月ものトレーニングを重ねて6キロ以上の筋肉を増量。ムキムキのいい身体を見せてくれた。

まあ、これだけで入場料の半分は元が取れそう。後の半分は囲碁バトルだ。個性たっぷりの勝負師の面々、勝負のやり方、場所も違う。その勝負の数々は囲碁ファンはもちろんだが、ミッキーのようなど素人にも面白く観られた。

★ 題名の『鬼手』は、囲碁用語で「相手の意表を突いて肺腑をえぐる鋭い手」の意味。
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2020年08月06日

ウクライナの凍てつく荒野で 8月14日公開『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』

暑い1日だった。もう寝ようとした時に、毎年2月に開催している「ノーザンライツフェスティバル 北欧映画祭」運営スタッフの方から来年は中止のメールをいただいた。映画好きの方々が集まって出来た映画祭だが、新作をメインにラインナップを揃えている映画祭。

会場の渋谷ユーロスペースはほぼ満員の盛況ぶりだった。今の世界状況で映画が集まりにくいので早めの決断だったのだろう。早速、2年後、3年後の開催を待っていることを伝えた。

名古屋で急激に増えているコロナ患者であいち国際女性映画祭(9月初旬開催)を心配していたところだけに、なかなか寝付けなかった。


🎬『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』アグニェシュカ・ホランド監督/ポーランド、イギリス、ウクライナ/118分/8月14日より新宿武蔵野館他にて全国ロードショー公開

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1933年、ヒトラーに取材した経験を持つ若きイギリス人記者ガレス・ジョーンズ(ジェームズ・ノートン)は、世界中が恐慌である中でソビエトだけがなぜ繁栄を続けているのか疑問を持っていた。

彼はその疑問を解くために友人のジャーナリストを頼ってモスクワに着くが、友人は強盗に襲われ殺されたと知らされた。これは何か裏があると思ったジョーンズは真相を突き止めるために独自に捜査をすることにした。

彼ら外国人記者たちを監視する目をかいくぐってウクライナにいくが、そこで見たのは想像を越えた貧困の極地だった。


『太陽と月に背いて』『ソハの地下水道』のアグニェシュカ・ホランド監督が、スターリン体制時代のソ連にひとり立ち向かったジャーナリスト・ガレス・ジョーンズの実話をもとにした作品。

ヒットラーにインタビューしたという金看板と率直に疑問と感じたことをスターリンに聞いてみようという青年の行動力が相まって、ハラハラしながら見守った。真っ直ぐな行動でノーブルな顔立ちのジェームズ・ノートン、清濁併せ持ったピーター・サースガードの演技に痺れた。

★「ホロドモール」という言葉をはじめて知った。ウクライナ語で「飢饉(ホロド)」「苦死(モール)」の意味。数百万人のウクライナ人が餓死した大飢饉のことで、ゾッとする映像は静かに映し出され当分忘れることはできない。




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2020年08月05日

スマホに振り回されて 8月14日公開『ジェクシー!スマホを変えただけなのに』

🎬『ジェクシー!スマホを変えただけなのに』ジョン・ルーカス、スコット・ムーア監督、脚本/アメリカ/84分/8月14日より新宿バルト9他にて全国ロードショー公開

少年時代からずっとスマホ依存症で友だちも恋人もいないフィル(アダム・ディバイン)はスマホの機種変更した。新しいスマホ「ジェクシー」にはフィルの個人情報が全て入っていて、生活の中で改善すべき点をコーチする機能が付いている。

だらしないフィルの生活を命令口調で指図するジェクシー(声: ローズ・バーン)に、フィルは振り回されて……。

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『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』『バッド・ママ』の監督、脚本コンビ。

面白かった❗️

主役・フィルの「いじられ上手」が適役で、私生活丸裸のおたおたぶりに思わず大笑い。ほとんど叱咤ばかりの冷酷ジェクシーも時には「褒め上手」になってホロリとさせてくれる。機械(スマホ)と人間のセクシーシーンもあったが納得のいく設定だった。

★2018年の日本映画で『スマホを落としただけなのに』(中田秀夫監督、北川景子 主演)がある。これを観て「ガラ系でよかったぁ〜」とつくづく思ったが、この『ジェクシー!スマホを変えただけなのに』を観て、再度、ガラ系携帯で良かったと思った。




posted by ミッキー at 21:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする