2019年06月11日

イオンシネマ名古屋茶屋にて『聖☆おにいさん 第U紀』

昨日朝、どこかのテレビでアラジンの吹き替えの声優さん?が出ていて、少し歌が流れた。それがとってもうまくて、『聖☆おにいさん 第U期』のついでに『アラジン』吹き替え版も観てみた。

アラジンに中村倫也。ジャスミンに木下晴香。特にジャスミン役の方は素晴らしい。日本語の発音も良かった。アラジンの魔法のランプから出てくる魔神ジーニーは山寺宏一。吹き替え版もうんと楽しめた。

🎬『聖☆おにいさん 第U紀』福田雄一監督/55分/イオンシネマ名古屋茶屋にて

立川の一部屋の安アパートでルームシェアをして暮らしているイエスとブッダ。そんな彼らは、商店街の福引きで2等賞を当てたり、警察(警官役が山田裕貴◎)に補導されたり、ダイエットに挑戦したりと下界生活を楽しんでいた。
そんなある日、ふたりはオタクの聖地・秋葉原に出向く。

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イエス様とブッダ様が東京の立川の安アパートで暮らすという中村光の人気ギャグ漫画の映画化。イエスが松山ケンイチさん。性質はのんびりしていて飽きっぽい。ブッタは染谷将太さんで理屈っぽくて繊細。

短いコント集になっているが話はつながっている。お金も秋葉原に行くときは8万円? ほど持って行ったり、ぬいぐるみを引っ掛けて取る機械(名前わからない)で10回やってたり、貧しい生活と思ったがそうでもなさそうだ。お金はどこから入ってくるのか不思議だ。

まあ、慣れない下界の生活にうろたえるお2人の姿は微笑ましくてクスッと笑えるところがたくさんあった。






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2019年06月10日

『北京の日曜日』『イヴ・モンタン〜ある長距離歌手の孤独〜』名古屋今池シネマテークにて

🎬『北京の日曜日』クリス・マイケル監督、撮影/フランス/20分/1956年

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マルケル監督は夢だった中国に1955年に友好使節団旅行に参加。 その時の北京の様子を撮影している。

見るもの見るものにカメラをむけている。特別な祭りとか行事でなく北京の町の庶民の様子、子どもらが遊ぶ風景だが、その何でもないはずの映像から感動が直に伝わって来た。

落ち着いた中にも躍動感があって20分はあっという間に終わってしまった。


🎬『イヴ・モンタン〜ある長距離歌手の孤独〜』クリス・マイケル監督、編集/フランス/63分/1974年

チリ難民支援コンサートのリハーサル中のイヴ・モンタン。世界的な歌手、俳優でもある彼へのインタビューや出演映画の映像などが入っている。

これは半分以上寝た。イヴ・モンタンさん、ごめんなさい。本当にいいお声で柔らかく囁くように歌われるので起きている方が無理。時々目を覚ましたが、何やらピアノの人に「コードを間違えたな」と言っていて、ピアノの人も「飛ばして歌ったからだ」と応酬していた。でもお上品な口喧嘩で、また眠った……💤
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2019年06月09日

「フランス映画祭2019」のお知らせと上映作品情報(2)

1993年から開催されているフランス映画祭。最初は横浜パシフィコ、途中東京に移り、去年から古巣の横浜に戻った。今年の団長さんは『男と女V 人生最良の日々(原題)』のクロード・ルルーシュ監督。先週、東京でフランス映画祭に上映する作品を試写で観るチャンスがあったのでストーリーと感想を少しずつお知らせしたい。
詳しくはこちらで https://www.unifrance.jp/festival/2019/

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🎬『社会の片隅で』ルイ=ジュリアン・プティ監督/フランス/102分
行政の決定で、ホームレスのシェルターが閉鎖されることになった。 住むところを失った女たちを社会に出そうと、一部のソーシャルワーカーが動き出すが……。

パリの底辺で暮らす人々の現状を描いたドラマ映画。「花の都パリ」にこんな状況のところがあるとは。中心になって活動する女性(オドレイ・ラミー)もクタクタになって家に帰れば子らに文句を言われてしまう、観ていて手を差し伸べたくなった。他に中堅どころの女優さんコリンヌ・マシエロ、ノエミ・ルヴォヴスキ(『カミーユ、恋はふたたび』の監督さん! )も頑張っている。是非公開してほしい❗️


🎬『愛しのベイビー』リサ・アズエロス監督/フランス/87分
シングル・マザーのエロイーズ(サンドリーヌ・キベルラン)は3人の子どもがいるが、18歳の末娘(タイス・アレサンドラン)がカナダに留学することになって、急に寂しい気持ちになってしまった。別れを前にして毎日の娘の生活を写メをとったり、いらない世話をしたりしてセンチメンタルな日を送っていた。

上の2人の子たちは独立する時は何でもなかったが、末っ子が出て行くと一人ぼっちになるお母さん。その寂しさや不安はわかる気がする。子離れは難しい。でもこの作品で良いヒントをもらった。これも公開は決まっていないが、どこの国でも共通する母親の子育て後の参考になるはずだから是非公開してほしい。

🎬『嵐』フレデリック・ドアザン監督/フランス/6分
道に一冊の本がある。そこに嵐がきて本から飛びだした文字、数字、記号が風に乗って……。

これは6分の短編。『カブールのツバメ』『愛しのベイビー』『マイ・レボリューション』と併映。アニメーションの技術といい、見せ方といい、とても印象深い映像だった。

⭐️もうずいぶん前にフランス映画祭で短編集があって、それが全部素晴らしかったことを思い出した。是非次回は短編集もお願いしたい。

🎬『カブールのツバメ』ザブー・ブライトマン、エレア・ゴベ・メヴェレック監督/フランス/82分
舞台はタリバンに支配されたアフガニスタンの首都カブール。拘置所の看守アティクは私刑が横行する仕事で精神が荒んでいた。病弱な妻のことも心配の種だった。そんなある日、夫殺しの罪で死刑を宣告された美しい女に目を奪われてしまった。日頃、感情を表に出さない夫の泣き顔を見て、妻は思い切った提案をする。

『ディリリとパリの時間旅行』『嵐』同様、これもアニメだ。この3作品を観てフランス・アニメーションのレベルが想像をはるかに超えていたことに驚いた。この『カブール〜』には、画面の明暗の中、表情の生々しさが秀逸だった。究極の夫婦愛を切なく描いていた。

🎬『男と女V 人生最良の日々(原題)』クロード・ルルーシュ監督/フランス/90分/2020年劇場公開予定
老人ホームで多くの時間を過ごし少しずつ過去の記憶が薄れていく男は1人の女が忘れられないでいた。それを察した息子アントワーヌは女をさがしはじめる。
 
1966年にクロード・ルルーシュ監督の『男と女』が公開された。それから50年以上たった今、主演した男と女(ジャン=ルイ・トランティニャン(88)とアヌーク・エーメ(87))は再会する。

リチャード・リンクレイタ―監督の『6才のボクが、大人になるまで。』は、12年間も同じ俳優さんで撮影するという手法で作られた映画だが、男と女は50年後を撮っている。

⭐️お互いの息子アントワーヌ、娘フランスワーズを演じた方も同じ俳優さんを使っているのだろうか。調べてみたがわからなかった。


🎬『アイディアル・パレスの理想宮(仮題)』ニルス・タヴェルニエ監督/フランス/105分/今冬公開

1879年、フランス南部ドローム県の片田舎・オートリーヴに住む郵便配達員のジョセフ・フェルディナン・シュヴァルは、愛娘のために「おとぎの国の宮殿」を作る決意をする。きっかけは「道端の石ころにつまずいてこけてしまった時に、その不思議な形をした石をじっと見ていてインスピレーションが湧いた」ということだ。それから33年の間、たった一人で石を積み上げ完成させた。

無口で不器用な郵便配達人の男が、配達コースが変更になって巡り合った女性フィロメーヌから「初めての郵便配達さんね。ちょっと待って」とお水を持ってきてくれた。それがきっかけで結婚、女の子にも恵まれた。村人たちはそれだけでも相当びっくりしていた。

それからの彼の夢の宮殿作りは妻や子の愛情の証だ。

郵便配達人の映画では名画がある。イタリアの『イル・ポスティーノ』、イギリス、ポーランドの『ゴッホ 〜最期の手紙〜』、中国の『村の郵便配達』があるが、ここにフランスの『アイディアル・パレスの理想宮(仮題)』を+したい。

⭐️今では、フランス政府指定の重要建造物の「シュヴァルの理想宮」は観光名所になっている。

posted by ミッキー at 07:58| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする