2019年01月19日

シドニーで映画三昧(12)『ROMA/ローマ』Dendyシネマにて

帰る日が近づくと、娘が帰る日延ばせるよとか、エディもママがいると家がきれいになるからずっといて……などと言ってくれる。

娘なんか急にミッキーにベタベタしたり、ワンちゃんに向かって「👵ババ、明日帰っちゃうんだよ、ちゃみちいね」 など言っている。

ミッキーはこういうの嫌い ! 娘のためにもはっきり言う。「また、年末に来るために、毎日いろいろ気をつけて1年頑張れるから、帰るのも楽しいよ」と。1年なんてすぐ経ってしまうが、娘のところに行ける年末が早く来るのは嬉しい。


🎬『ROMA/ローマ』アルフォンソ・キュアロン監督/メキシコ、アメリカ/135分/モノクロ/Dendyシネマにて

第76回ゴールデン・グローブ2部門の受賞(監督賞・外国語映画賞)したアルフォンソ・キュアロン監督作品。

政治的混乱期の1970年代のメキシコシティが舞台。経済的に恵まれた医師一家で働く家政婦クレオ(ヤリッツァ・アパリシオ)視点から描いた作品。

まずクレオは大層働き者の家政婦さんで、家事一般はもちろんのこと、子らの送り迎え(歩いて)、犬の世話(糞の始末も)、子らの遊び相手、寝起きの世話と大忙し。もう一人家政婦さんがいるが料理中心で奥様に運ぶ時は「クレオ、お願い、奥様苦手なの」と言う。

みんなから信頼されているクレオ。雇い主のご夫婦は夫婦仲は良くないみたいだ。医師の旦那はケベックに用事で行くと言ってるが、どうも信頼できない男だ。

そういえば、この作品には「いい男」は出てこない。同じ家政婦さんの紹介で男と親しくなるが、変わった男で真っ裸で合気道のような立回りをクレオの前で自慢気にやる。それだけではなく妊娠したことを告げるとさっさと行方をくらます……。

思わず月曜の半額デー(5ドル25セント)に2度目を観たが撮影が秀逸。と、思ったら監督さん自身で撮影していた。すごい才能の持ち主。

ただ映画のメイン写真がいただけない。暗く貧しいイメージだからだ。それを強調させると映画好きでも一歩引いてしまいそうだ。もっといいシーンがあったのに……。
posted by ミッキー at 05:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月18日

シドニーで映画三昧(11)『Storm Boy(原作邦題「少年と海」)』Dendyシネマにて

婿は大の海好き。しょっちゅうワンちゃんを連れてボンダイビーチに行っている。「明日も5時起きで日の出を一緒に見よう」と度々誘われるが、そんなに早く起きると映画中に眠ってしまうからと遠慮していた。

娘と二人の時に「ボンダイビーチの宣伝マンかもね」「きっとボンダイビーチの海の王子じゃないの ?」と笑い合っていた。それからというもの名前を言わず「海の王子はお仕事?」なんて代名詞にしている。

⭐️初めてブログに写真を載せてみた。映画の催しなど時々載せてみたい。


🎬『Storm Boy(原作邦題「少年と海」)』ショーン・シート監督/オーストラリア/99分/Dendyシネマにて
 
1960年代。オーストラリアの海辺の小屋で父親(ジェイ・コートニー)と少年(少年時代エリック・トマソン? 老人時代ジェフリー・ラッシュ)が暮らしていた。母親は少年の幼い頃に病気で亡くなった。

少年は近くの浜辺で母ペリカンが猟銃で撃たれて死んでしまったひな鳥三羽を見つけて、偶然に出会った土地のアボリジニの男の知恵と助けを借りて自然に帰すまで育てることにした。父親もアボリジニの交流も理解してくれてペリカンを育てることに協力してくれて……。


汚れた心をさらさらと流してくれるような作品だった。老人(何かわからないがお金持ちになっている)が自分の少年時代を振り返る様式なっている。

ひな鳥3羽を木箱に入れて暖炉のそばで付きっきりで魚のすり身を与えていた。アボリジニのおじさんや父親がすり身を作る用具を工夫してくれたり、成鳥になったら自然に返すんだよと別れの準備をさせたり、本当に貧しい生活の中で少年はペリカンと共に成長していくのだ。

3羽との別れはミッキーも😭涙。しばらくして便所の屋根に1羽だけ戻ってきた時の少年の喜びようが眼に浮かぶ。

⭐️日本の公開は決まっていないと思うが是非とも公開してほしい。少年のお名前はしかとはわからないが老人時代をやるジェフリー・ラッシュの唇や眼差しがとても似ていた。
posted by ミッキー at 00:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月17日

シドニーで映画三昧(10)『インスタント・ファミリー』イヴェントシネマにて

気になった言葉……
お母さん、疲れてない? と聞くので「疲れたように見える?」と聞いてみたら「ぼんやりした感じ」と言われた。ムムム😡、そんなハズない ‼️と娘がとってくれてラインに届いたたくさんの写真を見て「愕然、がくぜん、ガクゼン、gakuzen」そこには紛れもなくぼんやりした表情のミッキーが……。

目はパチっとしていないし背中は丸まっているし口元はへの字ばかりだし いいことなしだった。トホホ💦の気持ちは今も続いているが、ワンちゃん🐕だけはしっかりミッキーを頼りにしていてくれているのが唯一の慰めだ。


🎬『インスタント・ファミリー』ショーン・アンダース監督/アメリカ/119分/イヴェントシネマにて

子育てをしたことのないピートとエリー(マーク・ウォールバーグ&ローズ・バーン)が、養子をもらおうと施設などに相談に行くと、いろいろ審査されて、いざ子ども選びの時に思春期の女の子はどうですかと提案された。

ふたりは赤ちゃんとまではいかないが小さい子と希望していたが、会ってみたところ、ちょっと反抗的だけど率直な物言いが気に入って承諾の意向を示すと「わたしには弟、妹がいて自分だけというわけには…」となった。

しばらく考えた2人は、この際、3人(イザベラ・モナー、グスタヴォ・キロス、ジュリアナ・ガミス)の子持ちになってもいいということに決めたが……。


ショーン・アンダース監督といえば『ダディーズ・ホーム』を思い出す。

内容は ラジオ局に勤める継父(ウィル・ファレル)は事情があって子どもができなくて、子持ち美人の奥様と結婚できて、とても幸せな生活をしていた。二人の継子たちも素直ではないが何となく上手くいきそう・・・と思っていたところに、自由奔放な実父(マーク・ウォールバーグ)が現れ・・・。

と、いうストーリーで、この時のマーク・ウォールバーグは底意地が悪いがかっこいい実父。ミッキーは「あんた達を捨てていったんだよ〜💢」と言ってやりたかった。それぐらいマーク・ウォールバーグはうまかった。

さて『インスタント・ファミリー』は想像のつく展開だが、コメディーと思って見ていたらけっこう痛烈な場面もあった。思春期長女が悪い男に引っかかりそうになったり、弟が怪我をしたり、末っ子の女の子はひどいヒステリーで泣き声はキーキー声、等々。

ミッキーだって娘の思春期の時には手こずった。ましてや思春期の女の子を養子にとは思わない。そういう難しさを重苦しくならずに描かれていた。

⭐️日本公開は未定らしいが養子問題がテーマだけに微妙。機内映画にぴったり作品だと思う。
posted by ミッキー at 07:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする