2021年04月11日

「12歳女の子」を演じる 4月23日公開『SNS-少女たちの10日間-』

🎬『SNS-少女たちの10日間-』 ヴィート・クルサークとバーラ・ハルポヴァー監督/チェコ/104分/4月23日よりヒューマントラストシネマ渋谷、名古屋センチュリーシネマ他にて全国順次ロードショー公開

「12歳・女子」という設定でSNSで友達を募集する18歳以上の3人の女優さんに、2458人の成人男性が卑劣な誘いをする姿を捉えたドキュメンタリー。

スタジオに作られた子供部屋3室と精神科医や性科学者、弁護士等々専門家を、用意した上で撮影された。

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「児童への性的搾取の実態を捉えた映像」としてチェコ警察から刑事手続きのための映像が要求されたという問題作。

正直、気持ち悪かった……もちろん男の画面はスモークがかかっていて目玉だけはっきり見える状態。男たちは12歳も女の子と知ってコンタクトしてくるのだ。ミッキーはSNSなどやったことないので詳しくはわからないが、誰でもやれてしまうならもっと幼い子でも餌食になってしまう。

もう30年以上も前に「親がいないところで子は思いもかけないことをやっていると思って気を配って欲しい」と言っていた校長先生がいた。その言葉が不意に頭をよぎった。

このチェコで起きていることは全世界に通じること。日本などはもっとひどくて隠しようがもっと巧みではないかと思う。

助平根性満々の男や変態趣味、会ってSEXをしたい男らの中に誠実そうな青年がいた。彼女ら3人やスタッフも涙を流して感動していたが、ミッキーは「とんでもない!これが手で誘い出して」というパターンもあるはず。そういう注意点も監督の言葉で語ってほしかった。

もしこの仕掛けで女優さんやスタッフさんの知り合いや(一度、近くの旅行会社経営男を知っているといったパターンがあった)親戚がサイトに来たらどうするんだろう……といらぬ心配をしてしまった。

百聞は一見に如かず以上の価値ある「現実を知る」ドキュメンタリーを是非ご覧いただきたい
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2021年04月10日

4月9日公開映画(2)『21ブリッジ』『パーム・スプリングス』

昨日、期待満々で『バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜』を観たが、あ、あの方だ、あ、この方も、と思うだけで面白い作品ではなかった。初日初回だったが5人ほどの観客、他でも上映しているからこんな物かもしれない。

🎬『21ブリッジ』ブライアン・カーク監督/中国、アメリカ/99分/名古屋109にて

NY市警の殺人課に所属するアンドレ・デイビス刑事(チャドウィック・ボーズマン)は、同じ警官だった亡き父親への想いを胸に秘めて、日々を過ごしていた。そんな頃、夜中に大量のコカインを奪って逃げた2人組が、警察官8人を射殺する凶悪な事件が発生。

マッケナ署長(J・K・シモンズ)の指示で、アンドレは麻薬取締班のフランキー刑事(シエナ・ミラー)と組んで捜査を開始する。彼は独自の判断でNYマンハッタン島に架かる21の橋を全て封鎖して追い詰める作戦に出た。

夜明け5時までの条件付きで、それまでに犯人の居場所を突き止め逮捕しなければならない。だがアンドレは追跡を進めるうち、別の陰謀があることを直感して……。

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Netflixオリジナル映画『マ・レイニーのブラックボトム』で第93回アカデミー賞・主演男優賞にノミネートされているチャドウィック・ボーズマンが主演・製作を務めたクライムミステリー。

この『マ・レイニー〜』のボーズマンを先に見ているので、21ブリッジは彼自身のアクションには見所はあったが、ストーリー展開には新鮮味がなかった。警察署長に『セッション』のスパルタ教師のJ・K・シモンズだから、お顔を見ただけで「何か企んでいる」とピンと来てしまう。だから先が見え見えの映画だった。

★マンハッタンの夜景だけが印象に残った。

🎬『パーム・スプリングス』マックス・バーバコウ監督/アメリカ、香港/90分/ミッドランドスクエアシネマ2にて

ロサンゼルス郊外のリゾート地パーム・スプリングス。花嫁の介添人として妹の結婚式に出席したサラ(クリスティン・ミリオティ)は、そこで出会った不思議な雰囲気の青年ナイルズ(アンディ・サムバーグ)と出会う。

興味半分で話するうちに好ましく思ったサラはナイルズと海辺を散歩していたら、突然ナイルズが謎の老人(J・K・シモンズ)に弓矢で射たれてしまう。二人は洞窟に逃げ込むがどこで強い光にあたって気を失う。目が覚めると自分のベッドで、結婚式当日の朝に時が巻き戻っていた。

驚いた彼女はナイルズに詰め寄ると、彼はもう何回も何百回も同じ日を繰り返しているというが……。

お客はけっこう入っていた。70人は確実に入っていたはず。

考えようによっては毎日繰り返す一日が、自分の誕生日とか母の日とか敬老の日なら、しばらく続いても嬉しい。毎日同じ繰り返しなら財布の中身も元通りだし、その中でちょっと直したいところがあれば直しながら繰り返せばいい。なんて空想、妄想を刺激してくれる映画だった。

★ここでもJ・K・シモンズさんが個性的な役柄で登場。
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2021年04月09日

4月9日公開映画(1)『BLUE ブルー』

🎬『BLUE ブルー』吉田恵輔監督、脚本/107分

ボクサーの瓜田(松山ケンイチ)はボクシングへの愛は誰にも負けなかったが、練習を重ねても試合には勝てなかった。ジムではトレナーも兼ねていてダイエット目的の女性にも丁寧に教えている性格の優しい男だった。

その瓜田の誘いでボクシングを始めた後輩の小川(東出昌大)は、才能とセンスに恵まれていて、今や日本チャンピオンをも手の届くようになっていた。そして瓜田の初恋の女性・千佳(木村文乃)は、今では小川の婚約者で、瓜田が望んだものは全て小川の手の中にあった。

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『ヒメアノ〜ル』『犬猿』の吉田恵輔監督によるオリジナル脚本で、ボクシングに情熱を燃やす若者たちの生き様を描いているドラマ。

松山ケンイチ扮する瓜田が歯がゆいほど自制心が強く表情を表に出さない。といって無愛想でもない。ボクシングに対して真摯な気持ちは体から溢れてくるほどだ。

ほとんどがボクシングジム内の出来事で始終するが、登場人物の彩りがとても良かった。バイト先の女の子の気を引こうと「ボクシングジムに通ってるんだ」と嘘を言って引っ込みがつかなくて、形だけ習うために来た兄ちゃん(柄本時生)がいち早くプロテストに受かったなど、いろんな若者がいた。

だけど、この作品では瓜田以外は結末は描かれていない。ただ瓜田が本当にボクシングが好きなんだなぁと感じさせて幕となっていた。

しばらくしてから、もう一度観たくなる映画だった。


posted by ミッキー at 12:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする