2020年05月29日

Netflix『ひとつの太陽』

昨日、夜中に目が冴えて眠れなくなった。そこでNetflixで探して見つけたのが、『ひとつの太陽』という台湾映画で去年の東京国際映画祭のワールド・フォーカスで上映された作品と知って驚いた。156分という長さだったが夜中に眠くもならずじっくり見せてもらった。

これはNetflixだけでしか見られないが、契約している方は是非ともご覧になってほしい作品。

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Netflix『ひとつの太陽』チョン・モンホン監督/台湾/156分

両親と兄弟の4人家族。父親は自動車学校の指導員、母親は美容師、兄アーウェイは頭もよく大人しい性格で今は一浪して医学部を目指している。弟アーフー(この映画の主役)はひどいいじめにあっていたが我慢できなくて不良仲間の友人に「いじめを止めるようおどしてくれ」と頼んで乗り込んだが、友人は相手の腕を切り落としてしまった(このシーンで気持ちをわしづかみにされた)。

アーフーも友人も少年院に入ることになって、それがきっかけで家中がギクシャクしはじめて……。

アーフーを演じる少年が無表情ながらとても良かった。もちろん兄も、父親、母親の俳優さん、みんな良かった。

ストーリーの展開もあり得る設定で、辛い中にチラッと見える「優しさ」が心を打った。


posted by ミッキー at 21:15| Comment(0) | DVD Netflix | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月28日

DVD『わたしはロランス』

ほとんど毎日行く喫茶店で、今年初めてアイスコーヒーを飲んだ。身体が冷たいコーヒーで爽やかになった。今日の話題は、「スーパーに行って野菜など買うときに絶対触って「腐っているか重さ」など調べて何個か手に持つよね」というもの。テレビであまり触らないで、と言ってたのでそれは無理という、つまらない話だった。もうコロナの話では盛り上がらない……。

DVD『わたしはロランス』グザヴィエ・ドラン監督/フランス、カナダ/168分/監督23歳の作品

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モントリオールに住む国語教師ロランス(メルビル・プポー)は、恋人のフレッドに「女になりたい」と打ち明ける。それを聞いたフレッドは、ロランスを激しく非難するが、彼の最大の理解者であろうと決意する。

もし、自分の夫から「女になりたい」と言われたらどうする?と考えてみた。そんなことを想像すると、とってもフレッド(スザンヌ・クレマン)の深くて強い愛を感じる。

男女の愛ではなく、その「人間」を愛するのだ。これはどこまで「人を愛せるか……」という踏み絵的な作品と感じた。

でも「女になりたい」といって、次の日にはかっちりとした女性用スーツで登校して、化粧だってバッチリ、ハイヒールもはいちゃって生徒たちの驚きようが面白い。

なんだか性急な感じだ。パンツスーツぐらいでおとなしめに始めればいいのに……、こうやってしっかり自分を出すところはやはりフランス的と思った。
posted by ミッキー at 21:24| Comment(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月27日

DVD『マイ・マザー』

一昨日と昨日、2日続けて娘と2人して散歩&食事に行った。どうも東京に帰るための予行練習の外歩きらしい。5000歩以内だが外の風を受けて清々しい気持ちになっているようだった。食べに入ったところは大きくて空いているのを確かめながらだが、やっぱりファミリーレストランになってしまった。

持ち帰りの人は時々いたが、食べに来る人はお一人さまがポツンポツン。これではファミレスでも儲けは少ないだろうと心配になってしまう。特に今はサービスで日頃より一品多かったり安かったりと至れり尽くせりだった。

そして今日、2人で皮から餃子作り。始めてにしては上出来⁈

DVD『マイ・マザー』グザヴィエ・ドラン監督/カナダ/100分/2009年

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ケベックで暮らす17歳の少年ユベール・ミネリ(グザヴィエ・ドラン)は母親と二人暮し。学校生活や友人関係はほかの若者たちと変わらないが、母親との関係に嫌気が差していた。

彼の小さい時はきっと甘えん坊だったはず。「ママ」と呼んで、いないと大声で「ママ!ママァ〜!」って家中を探すような子どもだったろう。
それが成長と共に「うるさい」存在になる・・・でもこれは世界共通だから珍しいことではない。そんな普遍的で、誰しもが一時期通過するであろう「親離れ」を「大嫌いと大好き」の大きなふり幅でスタイリッシュに描いていた。
 
私も二人の娘を育てたが、同じ体験(手作りを無理に着せたり、自分のセンスで洋服を買ったり)があった。彼のママだって特別異常な方でなかったのに・・・。
 
今、世界一映画界で才能があって、いい男(それも若い監督さん)ときたらグザヴィエ・ドラン監督だ!と思っている。
その彼が2009年に作った初長編作品。1989年生まれだから20歳の時の作品。2度目だがお見事としか言いようがない。

posted by ミッキー at 10:33| Comment(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする