2024年01月06日

2023年 ホラー映画 ベストテン

1位

🎬『Pearl』タイ・ウェスト監督、製作、脚本、編集/アメリカ/103分

1918年。アメリカ・テキサス州のとある田舎町。パール(ミア・ゴス)は戦地に行った夫を待ちながら、厳しい母親と車椅子で身動きできない病気の父親と人里離れた農場に暮らしている。

毎日、毎日、父親の世話と家畜たちの餌やりという繰り返しの日々に鬱屈としながら、農場の家畜たちを相手にミュージカルショーの真似事を行うのが、パールの束の間の幸せだった。

そんな彼女の息抜きは映画鑑賞。パールはいつか自分も華やかな世界で輝くことを夢見ていた。だが、日頃の溜め込んだストレスのせいで彼女は動物を殺すなどの残虐行為をするようになって、いく。

そんなある日、町の映画館の映写技師(デビッド・コレンスウェット)と出会い、夢の実現への思いを抑えきれなくなっていく。それと同時に暴力性までが一気に爆発してしまう。

シドニーでこの映画を観たが思い違いもあって恥ずかしい限りだ。でも是非観ていただきたいホラー。最後のパールの独り言のシーンが無くなっていたの残念。

映写技師役のデヴィッド・コレンスウェットが次期スーパーマンに決定‼️

★ミア・ゴスに主演女優
★監督賞


2位

🎬 『呪餐 悪魔の奴隷』ジョコ・アンワル監督、脚本/インドネシア/119分

1955年。ジャーナリストの中年男ブディマン(エギー・フェドリー)は車に強制的に乗せられレンバンの山奥に連れて来られた。着いたところは白い建物で顔見知りの警察署長が申し訳なさそうな表情を浮かべて待っていた。

やむおえない事情で彼に内密の頼みごとがあったらしい。まずは見せたいものがあると白い建物の内部に案内された。それは想像すらできない光景だった。

明日からレンバンで重要なアジアアフリカ会議があるので「このこと」は発表できないが、 小さな新聞社だけ「都市伝説」のようにしてひっそり公表してほしいと頼まれた。

そして 時代はかわり1984年。長女リニ(タラ・バスロ)と弟トニ(エンディ・アルフィアン)と末の弟ボンディ(ナサール・アヌズ)と父親バフリ(ブロント・パラレ)の4人家族は、北ジャカルタにある公営マンションに住んでいた。この土地は水はけが悪く、金持ちは住まない地域でだだっ広い土地に14階建てのマンションがあるだけ。

住んでいる人は極貧ではないが中流以下の庶民ばかりだった。このところ、お化けが出るとか、ゴミのダストシュートの奥から人の声が聞こえるなどの噂もあって……。

2017年のインドネシア映画「悪魔の奴隷」の続編。ミッキーは観ていないがこれだけでも200%怖・楽しめた。

世間では2000人の犠牲者が出ている連続殺人事件が起きている中、リニの高層アパートではエレベーター落下事故が発生して数十人が死亡。さらに追い討ちをかけるように大嵐になって下層階は水浸し、停電してしまう。

最初のシーンの死体累々画面には鳥肌がたった。発見した管理人は一瞬に白髪になったぐらいの凄さ。当分このシーンの整然とした「きみ悪さ」は忘れられない。

インドネシア歴代興行収入第3位。インドネシアアカデミー賞7部門にノミネート、世界各国の国際映画祭で物議を醸した大ヒットホラー❗️を是非ご覧いただきたい。

★作品賞
★撮影賞

3位

🎬 『PIGGY ピギー』カルロタ・ペレダ監督、脚本/スペイン/99分

スペインの田舎町で肉屋を経営する一家の10代の娘サラ(ラウラ・ガラン)は、クラスメイトから体型や引っ込み思案な性格で、酷いいじめを受けていた。家族はは口うるさい母親(カルメン・マチ)、妻に従順で穏やかな父親、弟の4人。サラは肉の部位の切り分け、ソーセージ作りなども手伝っている。

店の窓からは同級生たちが楽しそうにおしゃべりしたり、時には店で働くサラを見て嘲笑ったりしているのを、悔しい気持ちで眺めている毎日。

そんなある日、あまりの暑さにサラは一人で地元の川で遊泳が許可されている場所に出かけて行った。誰もいない時間帯と思っていたが、見知らぬ男が泳いでいた。そこに3人のいつものいじめっ子たちがやってきて、太っているサラを口汚なくやじって、溺れさせられそうになった。それだけではなく岸に置いてあった袋や洋服、バスタオルなど、全部持ち去られてしまった。

自分をいじめる同級生を目の前で誘拐された少女が究極の選択を迫られる姿を描いたスペイン発のリベンジホラー。

〜2023 年ゴヤ賞 最優秀新人女優賞受賞したラウラ。この少女のふくよかすぎる肢体を見ているだけで満足した。本物の身体だ。そこに食い込む水着の紐、いつも髪の毛の先を噛んでいる口元、眩しそうに陰から友だちを見つめる目……、

★ラウラ・ガランに新人女優賞



🎬『キラーカブトガニ』ピアーズ・ベロルゼイマー監督、製作、脚本、編集/カナダ/80分

廃炉となった原発が爆破処理されたカリフォルニアのとある海辺の町で、謎の行方不明事件が続発。白骨と化した人間が発見される。保安官は人喰いザメの仕業と疑ったが襲ったのはサメではなく、なんとカブトガニ。

それも放射能の影響で巨大になって凶暴化。1匹や2匹ではなく「カブトガニの群れ」が発生。

やがて1匹の殺人カブトガニがゴジラ級の大きさになって、町を破壊し始めて……。



サメよりも凶暴。放射能の影響で突然変異した巨大カブトガニが巻き起こす海洋モンスター映画 。

突然、人の顔にピターッと張りついてガブリガブリとうまそうに喰っているカブトガニ。ツッコミどころはあったが、そんなもの、次の「ギョ‼️」で忘れてしまう勢い。

憂さ晴らしにうってつけのこの作品を製作・監督・脚本・編集を一手に手掛けるピアース・ベロルゼイマー監督は初長編。完成までに6年をかけた作品。

★新人監督賞 
★企画賞



🎬『呪呪呪 死者をあやつるもの』ヨン・サンホ監督、原作、脚本/韓国、イギリス/110分

閑静な住宅街で凄惨な殺人事件が起きた。被害者のそばに横たわっていた容疑者らしき男は既に死体で、調べてみると死後3カ月の死体だった。 

そんな中、ジャーナリストのジニ(オム・ジウォン)が出演するラジオに、犯人を名乗る男から電話が掛かってくる。男は自分が死体を操って被害者を殺したと告白。ジニを名指しインタビューに答えるとまで言う。

ジニは警察と協力して事件の調査を進めるうちに、ある大企業の薬品会社の陰謀が関係していることに気付くが……。


オカルト要素たっぷりだけど、こうなるのも仕方ない「悪事」が隠されていて、ストーリー展開には無理がなく最後まで飽きずに観られた。

『新感染 ファイナル・エクスプレス」のヨン・サンホ監督が原作・脚本だから面白いに決まっているし、持ち前のスピード感はさすがだった。

★脚本賞


🎬『ブラック・デーモン 絶体絶命』エイドリアン・グランバーグ監督/アメリカ

自分が勤めるニクソン石油会社の海底油田の視察とバカンスを兼ねて、妻イネス(フェルナンダ・ウレホラ)と子どもたち(姉オードリー/ビーナス・アリエルと弟トミー/カルロス・ソロルツァーノ)と一緒にメキシコを訪れたポール(ジョシュ・ルーカス)だったが、港町は以前の賑わいはなく、寂れていた。泊まろうとしていた人気ホテルは廃墟となっていて、今更ながら予約しておけば休業のこともわかったのにと妻に叱られるポール。そこには小さな食堂が一軒あるのみ。

なぜかアメリカから来た一家に怒りのような目を向けてくる住民たち。居心地が悪かったが、油田の視察も兼ねていたので、妻子を小さな食堂に4、5時間居させてもらってポール一人でボートで沖に出た。

港に残された妻子は土地の男がオードリーにちょっかいを出したので、大金を使って船を出してもらいポールのいる石油発掘基地に向かうが……。

その港町の伝説の超巨大ザメ❗️と言われてもどんだけ大きいのか、観るまでは想像もできなかったが、モーターボート1台をひと飲み込みの迫力。沖にある油田開発の基地は3階建ての高さがあって頑丈にできているはずだが、サメが動けばそれが大きく揺れる。

そこには2人の男が生きていて、ポールで3人になる。そこに妻子3人がやってくるのだ。「あんなところに恐くて居られなかった、あなたはなかなか帰ってこないし」と泣きつく。小さな利口そうな男の子(表情もかわいい)はいろんなことに興味があって、土地の守り神の人形を持ってきたり、時々、救助の手助けになることを言ったりしていたが……、言えるのはここまで。

暑さしのぎにはピッタリな海洋サバイバルホラー。

余分『えっ?サメ男』グスタフ・リュングダール監督、出演/スウェーデン/63分のサメ映画も是非。珍品もの。


🎬『M3GAN ミーガン』ジェラルド・ジョンストン監督/アメリカ/102分

おもちゃ会社の女性研究者ジェマ(アリソン・ウィリアムズ)は、人間そっくりのAI人形「M3GAN(ミーガン)」を開発している。ミーガンは子どもにとって最高の友だちであり、親にとって最大の協力者となるようにプログラムされている。

そんな彼女が、交通事故で両親を亡くした姪ケイディ(バイオレット・マッグロウ)を引き取ることになった。子育てなど経験のないジェマは、あらゆる出来事からケイディを守るよう、ミーガンにインプットするが、ミーガンの行き過ぎた見守り愛は、どんどん過剰になって……。

子どもを守るAI人形が引き起こす惨劇を描いたサイコスリラー。
https://docs.google.com/document/d/1oQ5-HEbxbyyKaLYUoqRr3vsfcuxOhLcABDGrY9J8tR8/edit
『ベニー・ラブズ・ユー』もお人形ホラーだ。ベニーはセサミストリートのようなお人形だが、ミーガンはお目々ぱっちりのかわいいお姉さんのようなお人形。

ジェマには懐かないケイデイもミーガンにはすぐ仲良くなって、いっときも離れないほど。ミーガンもケイデイの気に入らないことを排除するようになって、しまいには……、ストーリー展開は想像つくが、いとも簡単に「排除」してしまうので恐くなる。

こんな怖いお人形が子守りがわりに使うようになったら、世の中「死体累々」になってしまう。お年寄りの話し相手のミーガンならぬ「ローバン?」ぐらいが、ちょうど良いのではと思った。



🎬『ビデオドローム 4K ディレクターズカット版』デビッド・クローネンバーグ監督、脚本/アメリカ/89分/1982年

暴力やポルノが売り物のケーブルテレビ局を運営するマックス(ジェームズ・ウッズ)は、部下が偶然に傍受した電波から「ビデオドローム」という番組を知る。その番組は拷問や殺人といった過激な画像が生々しく映し出されていた。それを見た者の脳に幻覚を見せる危険なものであることがわかるが、マックスも均衡を失っていく。


鬼才デビッド・クローネンバーグが1982年に発表した「ビデオドローム」のディレクターズカット版。

40年前にこの斬新な映像に驚いた。主役を演じたジェームズ・ウッズがハマり役で現実と幻覚の間でどんどん「過激」になって行く様子が「きみ悪く」描かれていた。観ているこちらも戸惑ってしまった。


🎬『マッド・ハイジ』ヨハネス・ハートマン、サンドロ・クロプシュタイン監督、脚本/スイス/92分/7月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷、センチュリーシネマにて全国ロードショー公開。

マイリ大統領(キャスパー・ヴァン・ディーン)が独裁者として君臨するスイスでは、マイリが経営する製造会社以外のチーズがすべて禁止されていた。

ある日、アルプスに暮らすハイジ(アリス・ルーシー)の恋人で、闇でチーズを販売していたペーター(ケル・マツェナ)が、ハイジの目の前で処刑される。さらに、ハイジのおじいさん(デヴィッド・スコフィールド)までがマイリの手下に家ごと燃やされてしまった。ハイジは敵を討つことを決意するが……。


『マッド・ハイジ』。これほどまでに凄い❗️とは思わなかった。上のアニメの写真に出ているキャラクター、ワンちゃんもみんな「イメージ」を変えて出てくる。

イメージが崩れるのは嫌な方は絶対、絶対観ないで。でもスプラッター好きの方は絶対、絶対、絶対観て‼️

★作品賞

🎬『イノセンツ』エスキル・フォクト監督、脚本/ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン/117分

夏休みにノルウェー郊外の住宅団地に、両親と共に引っ越してきた9歳の少女イーダ(ラーケル・レノーラ・フレットゥム)と、自閉症で口のきけない姉のアナ(アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ)は、同じ団地に暮らす少年ベン(サム・アシュラフ)や、女の子アイシャ(ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム)と親しくなる。

ベンは強く念じれば、手で触れなくても小さな物体を動かせる不思議な力があり、アイシャは自閉症のアナと離れていても思っていることがわかる能力を秘めていた。

北欧発の子どもたち4人のサイキックスリラー。

ほぼ宣伝や予告編もない作品だったが、4人の子どもたちが凄すぎる❗️それぞれがノルウェーのアカデミー賞と呼ばれている「アマンダ賞の最優秀主演女優賞や最優秀主演男優賞」にノミネート。

大規模な団地という場所には、地下、階段など、人が来ない、見えないところがたくさんあって、そこが大方の舞台。

そこでベンが中心となって危険な遊びをする。時には目を背けたくなる場面もある。

子がやることが人間の命まで脅かすものになってくるストーリーにホラー的な要素もたっぷりあって、ミッキーにとってちょうど良い暑気払いとなった。

★音響賞


posted by ミッキー at 12:26| Comment(0) | ベストテン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月05日

2023年 ドキュメンタリー映画 ベストテン

昨日から伊豆高原に来ている。周りは人気なし。常住の方はどこか旅行だろうか、時々来る方も正月はこんな寒い高原地帯には来ないのだろう。

ミッキーはお節の残りを持ってきて、それをつまみながら 野菜たっぷり雑煮 ♨️温泉 散歩 昼寝 おやつにりんご🍎とピーナッツ ♨️温泉 夕寝 雑煮と同じダシで野菜たっぷりうどん ♨️温泉 Netflix見て 本寝……。今朝は8時に起床。朝ご飯はコーヒー☕️ クラッカー チーズ りんご🍎 昼は無料バスに乗ってどこかでランチの予定。


1位

🎬『メンゲレと私』クリスティアン・クレーネス、フロリアン・バイゲンザマー監督、脚本、製作/オーストリア/96分

リトアニア出身のユダヤ人ダニエル・ハノッホは、9歳の時に家族と別れ、ただ1人、カウナス郊外のゲットーに送られた。12歳でアウシュビッツ強制収容所に連行された。

金髪の美少年だった彼は、非人道的な人体実験を繰り返したヨーゼフ・メンゲレ医師の寵愛を受け、特別待遇の収容所生活を送る。しかしダニエルが見た真の地獄は、終戦間際に連合軍の攻勢から逃れるため捕虜たちが強制的に移動させられた「死の行進」だった。

ダニエルはそこで、暴力や伝染病、カニバリズムといった人類史の最暗部を目の当たりにする。

スクリーンに映るご老人の上品な顔立ち、トツトツと語る口もとからは当時「見たまま」の真実が語られている。昔は美少年だったと思われるお顔で「自分が生きながらえたのは、無関心を装うことに尽きた」と諦めにも似た表情が印象的だった。

だがカニバリズムの件になると「このことは今まで誰も語ってこなかった……タブーなんだ」と口篭っていた。

途中、10回ほど貴重な当時のフィルム(1分以内)が映される。初めて見る映像ばかりで、これだけでも観る価値はある。

★作品賞 編集賞

2位

🎬『マイ・ファミリー 自閉症の僕のひとり立ち』モニーク・ノルテ監督、脚本/オランダ/83分

自閉症である42歳のケース・モンマは、両親のサポートを受けながら実家の離れで「半分自立」して暮らしている。彼の両親は80代。今まで頼り切っていた母に認知症の兆候が現れ始めて、安心を与えてくれるはずだった両親の変化を目の当たりにしてパニックに陥るケース。

自分たちの亡き後も息子に安心な暮らしをさせてあげたいと願う両親。モンマ家で起こる出来事を丁寧に描きながら、モンマも自立を目指す姿を、ユーモアを交えながら描かれている。

自閉症の息子が生まれてから、両親にとっては常にケースが生活の中 心であった。特に母とは二人三脚で暮らしてきた。ケースにとってもその存在なしで生きていけるだろうか。

自分が1人になったらどうすればいいか という大きな不安に時々襲われて気弱になるが、実の兄夫婦、介護の方と上手く折り合っていけること祈りつつ見終えた。

★女性監督賞


3位

🎬『光をみつける ヴァイオリニスト穴澤雄介からのメッセージ』永田陽介監督/80分/名古屋シネマスコーレにて

全盲のバイオリニスト・穴澤雄介を描いたドキュメンタリー。

すごく明るい方でお話の仕方も嫌味がなくて、そして肝心のバイオリンが上手い❗️これほどの腕前とは思いもよらなかった。まず、音程が正確(バイオリンは押さえる角度で音程がよくずれる)、ビブラートがしつっこくない、バイオリンをたたき込まれたミッキーが言うのだから信じてほしい。

ご自分で曲を作れるのも、体の中にリズム感や音感が備わっている方だ。

ナレーションや対談のお相手の舞の海さんも上品な語り口でこのドキュメンタリーの品格を上げていた。

★ナレーション賞



🎬『ジェラール・フィリップ 最後の冬』パトリック・ジュディ監督/フランス/66分

1940〜50年代のフランスを代表する国際的スターとして大活躍したが、1959年に肝臓ガンのため36歳の若さでお亡くなりになった俳優ジェラール・フィリップ。彼の生い立ちから死までを追ったドキュメンタリー。

始まりは二人の子どもと海で遊ぶジェラール・フィリップ。体は細身ではあるが筋肉質でしなやかな体つきだった。彼の魅力は瞳。いろんな感情がその瞳に宿ると、まるで魔法にかかったような気分になる。

周りに華やかな美しい人が大勢いた彼だったが、結婚した奥様は、子連れ、歳上、学者という知的な方で、ジェラール自身の人を見る目があったことがわかった。

それ以外に、対ナチスのレジスタンス運動へ参加していたことなど、知らないこともたくさんあったし、ご家族とのプライベートの貴重なフィルムもたくさん見ることができた。

お子たちは今どうなさっているのか、調べてみたがわからなかった。

★企画賞


🎬『NO 選挙,NO LIFE』前田亜紀監督/109分

選挙の立候補者や活動に裏側の面白さを伝えるフリーランスライター・畠山理は50歳。国政から地方選、海外まで、選挙取材歴は25年を超え、候補者を取材して、許可をもらって記事を信条としている。

それらを書籍にまとめた「黙殺〜報じられない「無頼系独立候補”たちの戦い〜」(集英社)は、第15回開高健ノンフィクション賞を受賞

そんな彼の日常を追ったドキュメンタリー。


監督は『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』『劇場版 センキョナンデス』『国葬の日』のプロデューサー前田亜記さん。

いろんな立候補の方々を見せてもらった。やけどしそうなレベルの熱い方や、「そんなアホな……」と思う滑稽な立候補の理由を真面目にお話しする方など様々。

途中、安倍元総理の暗殺事件もあって、臨場感が増す中も取材をしていた。

★監督賞


🎬『アントニオ猪木をさがして』和田圭介、三原光尋監督/108分

プロレスラー、実業家、政治家としていろいろなエピソードを持つアントニオ猪木。去年、79歳でお亡くなりになった。「元気ですか!?」と誰もが一度は耳にしたことのある「言葉」を切り口に、アントニオ猪木という人物の真の姿に迫っていくドキュメンタリー。


猪木氏自身が設立した新日本プロレスの50年目を記念して制作されたドキュメンタリー。

少年時代はブラジル移民として力仕事に精を出していた彼は、力道山に見い出されて17歳で日本に来たということは知らなかった。力道山との出会いで大きく人生を変えたが、彼自身にも「アントニオ猪木」を見て人生の苦難を乗り越えた人たちがたくさんいたことがわかった。

猪木ファンの方々が語る「アントニオ猪木」と、ドラマ仕立ての「プロレスに憧れた少年」部分も違和感なく見られた。新日本プロレスの宣伝カーのウグイス嬢は倍賞姉妹がやっていたとか……聞いてみたかった。

★主題歌賞(福山雅治)


🎬『アアルト』ビルピ・スータリ監督、製作、脚本/フィンランド/103分

優れたデザインの家具・食器や数々の名建築を手がけたアルバ・アアルト。同じ建築家であった妻アイノと創造していく過程とその人生のを追ったドキュメンタリー。アイノと交わした手紙の数々や、同世代の建築家、友人たちの証言を通し、アアルトの知られざる素顔を描いている。

フィンランドを代表する建築家・デザイナー、アルヴァ・アアルト(1898-1976年)のドキュメンタリー。アアルトが2023年に生誕125年を迎えたことを記念して公開された。

恥ずかしながらお名前は知らなかったが、椅子の形には見覚えがあった。ご本人はなかなかの美男子。奥様はお二人いたがふくよかな女性で、頭の良い方だった。世界的な建築家もしっかりした女性に支えられていたことがわかった。

一番興味を惹いたのは「ルイ・カレ邸」。現在フランスに現存する唯一のアアルト設計の家。

見る角度によって変わる建て方で、週末だけ見学できるようなので、行ってみたい。映画でもっとこの邸を時間を取って映して貰いたかった。

★音楽賞


🎬『ミャンマー・ダイアリーズ』ミャンマー・フィルム・コレクティブ/オランダ、ミャンマー、ノルウェー/70分

圧政下のミャンマーに住む市民たちからSNSに投稿された記録映像をつなぎ合わせて、軍事クーデターの日常をドキュメントしている。

2022年・第72回ベルリン国際映画祭パノラマ部門でドキュメンタリー賞を受賞した作品。


いつも行く喫茶店の横がローソン。そこに勤めているミャンマーの中年女性の方と親しくなった。その方からコロナだから帰れないけどミャンマーがクーデターが起こっているから、コロナが治っても帰国しない」と言っていた。

その方は、この映画のように反対する人を連れ去って殺されたり、軍が市民に向けて銃を発泡するようなことは言ってなかったので、こんなひどいとは思わなかった。

政府に反発する人は顔を見せずに映していたし、最後映画が終わってから中心となって映画製作した方が「この映画の配給収益金がミャンマー避難民の為に使われる」と黒い画面で声だけのメッセージがあった。

観終わってすぐチラシを持って(その方は日本語も読める)ローソンに行ってみたら6月に辞めたと聞いた。そういえばずっと会っていなかったことに気づいた。もっとミャンマーのことをお聞きしたかった。


🎬『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』タラ・ウッド監督、脚本/アメリカ/101分/8月11日より新宿シネマカリテ、名古屋伏見ミリオン座にて全国ロードショー公開

独特な作風で映画ファンを虜にしているタランティーノ監督。噂では10作目を作ったら引退すると公言している。そう言いながら引退しない監督さんが日本に若干2名いらっしゃるので、信じたくないが……。

黄色いチラシの右に有名スターさんがずらり。この方々はいつもタランティーノ監督の常連さん。電話がかかってきて「脚本を送るから読んで見てくれないか」の言葉を今か今かとドキドキしながら待っているのだ。

1シーン1シーンのこだわりで撮影現場は何が起こるかわからないし、側から見ていてハラハラしどうしの時も、タランティーノの頭の中はしっかりと計算されていて「構成力が抜群」とわかった。

各々の作品の裏話などがふんだんにあって絶対飽きさせないドキュメンタリー。

長年の製作パートナーで資金援助をしてもらっていたハーヴェイ・ワインスタインとのことも、いろいろ知っていたが何も行動できなかったと吐露していた。


🎬『NO LIMIT, YOUR LIFE ノー リミット,ユア ライフ』毛利哲也監督/99分/ミッドランドスクエアシネマにて


大学を卒業して広告会社でプランナーとして充実した毎日を送っていた武藤将胤は、将来妻となる木綿子さんと初めて会った日に 、彼女から「手が震えているけど……」と言われ「この震えは1ヶ月前ぐらいから始まった」と答えた。その会話が気になって病院を転々として調べた結果、難病のALSと診断が下った。27歳の時だった。

絶望した武藤だったが、10000人以上といわれている患者たちの未来を明るくするアイデアを形にすることを決意。最新テクノロジーを使った活動を開始する。

2021年8月の東京パラリンピック開会式で、車いすの少女が演じる「片翼の小さな飛行機」でのパフォーマンスに参加。全ての人が自分らしさを表現できるという「ボーダーレスな生き方」を世界へ発信した。

ALSが治せる日が来ると信じて活動する武藤氏と、彼がALSと知った上で結婚した妻の木綿子さんが、病に立ち向かう挑戦の日々を追ったドキュメンタリー。ナレーションは石原さとみ。

ALSはパーキンソン病と似ているがパーキンソン病の薬は効かなくて、進行が早い難病だ。男の方の罹患がおおいようだ。

難病に立ち向かう若いご夫婦を取り巻く、医者、生活を支える介護士、機器を研究する人、ロボット工学の人が力を合わせて彼を支えていて、研究や創意工夫に取り組んでいた。

最後にご夫婦のこれからの「希望」を聞いて、胸に迫ってくるものがあった。




posted by ミッキー at 11:29| Comment(0) | ベストテン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月03日

2023年 アジア映画ベストテン

1位

🎬『不思議の国の数学者』パク・ドンフン監督/韓国/117分

学問と思想の自由を求めて脱北した天才数学者ハクソン(チェ・ミンシク)は自分の正体を隠して、名門私立高校の夜間警備員として働いていた。無愛想な彼は学生たちから避けられていた。

ある日、ひょんなことから、母子家庭特別枠で入学したジウ(キム・ドンフィ)の数学を教えることになった。

正解を導くだけに一生懸命になる進学熱に疑問を抱いていたジウに、問題を解く過程の大切さを教えてくれるハクソン。そんな彼に過去をあらわになる出来事が起こって……。

『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシクが主演。脱北した天才数学者と退学寸前の男子高校生の交流を描いた人間ドラマ。

チェ・ミンシクさんはいつも怖い顔の暗い役が多い。でも今作はいちごミルク好きの偏屈な数学者。日頃は警備員さん。先が読めてしまうのでストーリーには新鮮味はないが、チェ・ミンシクさんの教える「数学を解く道のり」に人生の苦難が詰まっているように感じた。

★チェ・ミンシクに主演男優賞
★キム・ドンフィンに新人男優賞


2位

🎬『セールス・ガールの考現学』センゲドルジ・ジャンチブドルジ監督/モンゴル/123分

理系女子のサロール(バヤルツェツェグ・バヤルジャルガル)は、バナナの皮で転んだ顔見知りのクラスメイトに頼まれて、1ヶ月の間、アダルトグッズの店でアルバイトをすることになった。

学校が終わってから夜まで店でバイトしてから、一人で優雅に暮らすロシア語を話すモンゴル人のオーナー・カティア(エンフトール・オィドブジャムツ)の住むマンションに売上金を毎回持参するまでが仕事だった。

気難しいカティアに気に入られたサロールは、彼女と話すうちに「親の期待に逆らえず自分を抑えている」ことに気づく。

化粧もせず、おしゃれにも関心のないサロール。こんな子がアダルトショップで働けるかと心配になる。お店には冷やかし半分の客が来たり、これどうやって使うの とか聞かれても、サロールが表情もなくボーッとしているので客もつまらないみたいだ。

買う人はササっと会計して出ていくので、案外、うってつけのアルバイトかもしれない(でも配達先きで襲われそうになった時は驚いたが)。

いろんなことを経験したり、カティアとお付き合いしたりする中で徐々に表情が明るくなって、おしゃべりもおしゃれもそして性のことも無理なく描かれていた。

★監督賞
★バヤルツェツェグ・バヤルジャルガルに主演女優賞


3位

🎬『宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました』パク・ギュテ監督、脚本/韓国/113分

韓国軍の兵士チョヌ(コ・ギョンピョ)は偶然に宝くじを手に入れた。何気なく当選番号を発表するテレビ番組で、自分の持っている宝くじが1等六億円とわかる。もちろん気が狂ったと思われるほど喜ぶが、誰にも言わず過ごしていた。だが、その後、宝くじは風に乗って軍事境界線を越えて、北朝鮮の上級兵士ヨンホ(イ・イギョン)のもとへ飛んでいってしまう。

南北の兵士たちは宝くじの所有をめぐって、共同警備区域のJSAで会うことにしたが……。



文句なしの面白さで会場から笑いも度々起こっていた。両方とも一人では抱えきれないことで、一人、二人と人数が増えていくが、それでいい考えも出てくる。そんなこんなの出来事は是非お正月に見ていただきたい。

とにかく南北の生活、考えの違いが浮き彫りにされて、興味深い韓国映画に仕上がっている。

★紅一点の女性兵士を演じたクァク・ドンヨンに助演女優賞
★俳優の松尾スズキに字幕監修賞 



🎬『極限境界線 救出までの18日間』イム・スルレ監督/韓国/109分

2007年。アフガニスタンの砂漠で韓国人23名がタリバンに拉致される事件が起きた。タリバンは24時間以内に韓国軍の撤退と収監中の仲間23名の釈放を要求した。

韓国政府は交渉役としてエリート外交官チョン・ジェホ(ファン・ジョンミン)を派遣した。アフガニスタン外務省に釈放を要請するが断られてしまう。一方、情報通の現地工作員パク・デシク(ヒョンビン)がアフガニスタンのフィクサーと交渉するが決裂。

チョンとパクは人質を救うため、不本意ながら手を組むことになって……。

外交官チョンをファン・ジョンミン、工作員パクをヒョンビンの初共演。実在の事件をもとに描いたサスペンスドラマで監督は韓国の代表する女性監督。ミッキー地元の「あいち国際女性映画祭」でも『私たちの生涯最高の瞬間』『飛べ、ペンギン』などお馴染みの方。

エリート外交官と自由に韓国語、英語、アラビア語をたくみに使う工作員パクとは最初こそ反目しあっていたが、それでは問題解決の糸口が見つからないことに気付き、次第に協力するようになる。

現地と本国との状況判断の温度差、どう説明してもわかってもらえないイライラがこちらにも伝わってくる展開で、息つく暇もなかった。

★女性監督賞
★メイキャップ賞(ファン・ジョンミンがだんだん日焼けしていくメイキャップがよかった)



🎬『スイッチ 人生最高の贈り物』マ・デユン監督/韓国/112分

映画出演の依頼が絶えない大人気のトップスターパク・ガン(クォン・サンウ)は、若手女優との一夜限りの情事を楽しむ華やかな独身生活を送っていた。

クリスマスイブの夜、彼は一人自宅に帰るためにタクシーに乗ったが、なぜか翌朝起きてみると、マネージャーで気を許せる友でもあるチョ・ユン(オ・ジョンセ)と人生が入れ替わっていて……。

面白くて気楽に楽しめる韓国映画って久しぶりな感じ。ちょっと中年太り気味のクォン・サンウもなかなか魅力的だし、マネージャー役の方も愛嬌があってよかった。

大スターと夢破れてマネージャーになった男が入れ替わって、一人の俳優さんが二役やるが、それがとってもうまかった。

★デート映画賞

🎬『草原に抱かれて』チャオ・スーシュエ監督/中国/96分

モンゴルの都会で馬頭琴を現代風にアレンジして演奏するミュージシャンのアルスは、兄一家と暮らす老齢の母から携帯に連絡があったので、折り返しかけて見ると、かけたことも、次男のアルスの名前も覚えていない。気になって兄一家の住む地に車で向かう。

そこには檻のようになった部屋に母はぼんやり座っていた。時には脱出してしまう認知症の母を兄夫婦がやむなく檻に入れているが「家に帰りたい、帰りたい」と言う母。アルスは兄が止めるのも聞かず、5年前まで住んでいた草原の家に母を連れて行った。

人の手を借りて一応住めるようにするが、母はすぐどこかに行くので長い綱を母につけてアルスと離れないようにした。家に帰って来たのに、また「家に帰りたい」といい募るのだった。

中国の作品。きっとモンゴルの平原で撮影されたのだろう。大画面から溢れるばかりの大平原の天候の移り変わりの中で人間の営みが手探りで描かれていた。惚けた母の求める「家」はどこか……そこにはどんな思い出があったのか幻想的な音楽と共に探っていくロードムービーの末に見る母の笑顔に感動した。

★撮影賞
★歌曲賞



🎬『ハント』イ・ジョンジェ監督、脚本/韓国/125分

1980年代の韓国。安全企画部(旧KCIA)の海外班長パク(イ・ジョンジュ)と国内班長キム(チョン・ウソン)は、機密情報が「北」に漏れたことから、組織内にスパイがいることを告げられる。組織内の人間全員が容疑者という中で、パクとキムはそれぞれ部下とともに捜査を開始する。

スパイを見つけなければ自分たちが疑われるという状況下で、スパイを見つけ出すことができないパクとキムは互いの行動を監視するようになる。そんな中、大統領暗殺計画が発覚。緊張は頂点に達する。

Netflix配信「イカゲーム」の主人公をやったイ・ジョンジェの監督デビュー作。20年来の友人のチョン・ウソンとともにダブル主演も務めたスパイアクション。

1980年代は韓国・北朝鮮でいろんな出来事があった。それを知ってると知らないでは理解度は違ってくる。ミッキーもその理解度に自信はないが、二人のお顔、アクションシーンに釘付け。

★アクション賞

🎬『毒舌弁護人〜正義への戦い〜』ジャック・ン監督、脚本/香港/133分

50代の治安判事ラム・リョンソイ(ダヨ・ウォン)は、新任の上司の気分を害したことで、失職してしまう。警察で働くのに嫌気をさしていたところに、友人の勧めもあって法廷弁護士として復活したラム。

そこで初めて担当した事件は児童虐待事件で、簡単な事件と思われたがラムと仕事上のパートナーの若い女性弁護士は予想に反して大きな権力闘争にに巻き込まれて……。

権力や金に固執する人たちの駆け引きの闇部分を主演のダヨ・ウォンが自身の「毒」を努力で封じ込めて、事件を解決していく。

50代とは思えない身体の動き、お声。お顔もすましていると美男。まだまだ青年弁護士で通じる。元々は喜劇俳優さんとか、いっぺんでファンになった。

事件自体も不思議感満載で途中まで一緒に探っている気分にさせてくれて、久しぶりの面白い香港映画で満足した。監督さんは脚本家出身でこれが第1作目。これからも面白い香港映画をたくさん作っていただきたい。

★新人監督賞
★脚本賞



🎬『あしたの少女』チョン・ジュリ監督、脚本/韓国/138分


就職希望の高校生3年生のソヒ(キム・シウン) は、担任教師から大手通信会社の子会社であるコールセンターを薦められてインターンとして働き始める。しかし会社は従業員同士に競争させたり、約束の成果給も3ヶ月後とかインターンにはないなどと言ったりして払ってくれない。

そんなある日、ソヒは親切に指導してくれた正社員で若い男性が自殺したことにショックを受け、精神が不安定になる。やがて、ソヒは真冬の池で凍死体となって発見される。

捜査を担当した刑事ユジン(ペ・ドゥナ)はソヒを死に追いやった会社を細かく調べ、隠された会社、高校の「闇の習慣」の真実に迫っていくと……。


『私の少女』のチョン・ジュリ監督とペ・ドゥナ(この作品では警察官)が再タッグ。

2017年に韓国で起こった実在の事件を基に、ごく普通の高校生少女が過酷な労働環境に疲れ果て自死へと追い込まれていく姿を描いた社会派ドラマ。


🎬『オマージュ』シン・スウォン監督、脚本、プロデューサー/韓国/108分

女性監督のジワン(イ・ジョンウン)は夫と大学生の息子の三人暮らし。自作の映画の評判も良くなく行き詰まっていた。そんな時に古い映画の修復の仕事が舞い込んできた。お金にも困っていたので即座に引き受けた。

それは1960年代の女性監督ホン・ウノンの作品『女判事』で35mmフィルムで撮られたものだったが、一部音声が消えていたり、検問でシーンが欠落していたものだった。ジワンはその欠落した部分をいろんな手をつくして繋げていく。

監督さんの個性がピカッと光る作品だった。

映画作りも母親としても中途半端で、息子からも「母さんの映画つまんない」と言われてしまうジワンが、韓国初の女性判事が毒殺された実話を映画化した『女判事』の修復作業にかかわることになる。

検閲でカットされたシーンがあることに気づいて、そのフィルムを探す旅に出たジワンは、今よりずっと女性映画監督が製作困難だった話や廃館になった古い映画館を訪れるというストーリー。

女性監督を演じたイ・ジョンウン、『女判事』を撮ったホン・ウノン監督、そしてこの映画を撮ったシン・スウォンの「女性監督三人力」に身体が熱くなった。

★女性3人よれば文殊の知恵賞



posted by ミッキー at 14:38| Comment(0) | ベストテン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする