PaPa's cafe☕️ ママのベスト3
名古屋の大須観音近くで、25年前から夫婦で喫茶店を開いています。ミッキーさんは常連さんで、いつも映画の話をされるので自然と映画館に行くようになりました。行くと言っても月に1本がせいぜいで2023年は9本でした。
その中からベスト3を選んでみました。
@『ラーゲリより愛を込めて』
ニノ(二宮和也)のファンで観に行きました。シベリア抑留のことは知っていましたが「ラーゲリ」「ダモイ」の言葉は映画をみて初めて意味がわかりました。
本当にあったことなので、ニノが死んでしまうシーンや残された奥さんへの伝言シーンに涙が出ました。
A 『レジェンド&バタフライ』
長女が岐阜に住んでいて「ぎふ信長まつり」に木村拓哉さん、伊藤英明さん(岐阜出身)が来るというので行列を見に行って、その様子をラインでいっぱい送って来ました。2人が入ったラーメン屋にも行ったそうです。
そういうこともあって映画も観ました。本当の信長の最後は悲しいものでしたが、濃姫(綾瀬はるか)と幸せな場面もあってなごみました。
ミッキーさんは『首』もみたら?とすすめてくれましたが題も怖いのでやめました。
B『映画 窓ぎわのトットちゃん』
これはアニメで孫と行きました。同じところで2人が泣いてしまいました。わかり安くて、楽しいアニメでした。
この映画館は名古屋駅にあって入る前に警察の規制線があってパトカーもたくさん出ていて物々しい感じでした。後から分かったのですが、その日、映画館のそばと大須のマンションで同一犯人が2ヶ所で殺人という事件が起きました。
いつもなら映画館の中で怖いことや驚くことを見ますが、この日ばかりは反対でした。
2024年03月01日
恒例・3月1日発表 2023年ベスト3〜10
福岡mm(ペンネーム)
2023年は北九州市の昭和館が火災で悲しいニュースから映画館の復興。福岡の老舗中洲大洋が令 和6年3月31日に閉館が決まりショック、世界情勢不穏さもあり寂しさが募った年でした。映画も なかなか行けず、動画配信はアニメなど短時間で見れるものばかりの年でした。
映画のベスト5は順位なしの感想です。
1.『アマダン号に乗って(2023)』
パリ・セーヌ川に繋留されてたアマダン号、精神科のデイケア、心の疾患を絵画、料理、音楽な どど患者が求めているものを人間の尊厳を持って。患者と医療従事者ドキュメンタリー。悩みを 抱えながらも、反面にある生き生きする人々の表情も見れてよかったです。
2.『ルー、パリで生まれた猫』
フランス版、子供と飼い猫の交流。家庭のいざこざと飼い主である子供の成長も描かれていたの ですが、飼い猫の成長に自立した自主性の尊重(ここが日本文化との違いを感じました。)かわ いいだけではない一面が見れた興味深いものでした。
3.『AIR』
マイケル・ジョーダンとナイキのシューズ、宣伝とは、スーパースターとスポーツの裏面、交渉 事、商品とCMの絡んだ一面が見れました。
4.『PERFECT DAYS』
東京のトイレ掃除をする寡黙な男、誠実さも感じるのですが、何も過去説明がない。現在を切り 取った作品印象がありました。空に頭を上げ微笑む。さり気なくも進む日常。日本が舞台ながら 日本人の感覚と違う外国の方独特な側面を映画にみた感じでした。
5.『シティハンター天使の涙』
観客は1990年代に青春を送っていた人々、それを見るのも気分的に嬉しくなりました。今回はハ イテクなイメージがありました。アナログ派としては人間味がある映画がまた見れて高揚しました。
2023年は北九州市の昭和館が火災で悲しいニュースから映画館の復興。福岡の老舗中洲大洋が令 和6年3月31日に閉館が決まりショック、世界情勢不穏さもあり寂しさが募った年でした。映画も なかなか行けず、動画配信はアニメなど短時間で見れるものばかりの年でした。
映画のベスト5は順位なしの感想です。
1.『アマダン号に乗って(2023)』
パリ・セーヌ川に繋留されてたアマダン号、精神科のデイケア、心の疾患を絵画、料理、音楽な どど患者が求めているものを人間の尊厳を持って。患者と医療従事者ドキュメンタリー。悩みを 抱えながらも、反面にある生き生きする人々の表情も見れてよかったです。
2.『ルー、パリで生まれた猫』
フランス版、子供と飼い猫の交流。家庭のいざこざと飼い主である子供の成長も描かれていたの ですが、飼い猫の成長に自立した自主性の尊重(ここが日本文化との違いを感じました。)かわ いいだけではない一面が見れた興味深いものでした。
3.『AIR』
マイケル・ジョーダンとナイキのシューズ、宣伝とは、スーパースターとスポーツの裏面、交渉 事、商品とCMの絡んだ一面が見れました。
4.『PERFECT DAYS』
東京のトイレ掃除をする寡黙な男、誠実さも感じるのですが、何も過去説明がない。現在を切り 取った作品印象がありました。空に頭を上げ微笑む。さり気なくも進む日常。日本が舞台ながら 日本人の感覚と違う外国の方独特な側面を映画にみた感じでした。
5.『シティハンター天使の涙』
観客は1990年代に青春を送っていた人々、それを見るのも気分的に嬉しくなりました。今回はハ イテクなイメージがありました。アナログ派としては人間味がある映画がまた見れて高揚しました。
恒例・3月1日発表 2023年ベスト3〜10
2023年 ベストテン 伊藤 新悟 シネマスコーレ スタッフ ※ 下記ネタバレを含む箇所がありますのでご注意ください。
1位『ジョン・ウィック コンセクエンス』
配給/ポニーキャニオン 監督/チャド・スタエルスキ 上映時間/169分
怒涛のアクションが素晴らしい。カッコ良いしビジュアルもグッド。編集も良い、見づら いシーンは皆無だった。クライマックスはキアヌ・リーブスとドニー・イェンの一騎打ちの 決闘!シンプルで研ぎ澄まされた美しいラストであった。
本作品の日本公開が 9 月であったため、アマゾンプライムビデオ オリジナルの配信作品 「ザ・コンチネンタル ジョン・ウィックの世界から」の配信時期と重なり、作品の世界観 がより深く体感出来たのは良い結果であった。
2位『MEG ザ・モンスターズ2IMAX3D版』
配給/ワーナーブラザース映画 監督/ベン・ウィートリー 上映時間/116分
飛び出る 3D 演出が全編冴えわたっていた。手前にボンボン飛び出る 3D に軽快なストー リー。奥からスクリーンの前へ、画面の構図とカメラワークがよく計算されているようだ。
最強の漢ジェイソン・ステイサム、巨大サメ MEG が今作では複数体! 陸、海から攻め込 む大小の深海生物が景気よく大暴れ!ラストでは死んでいった仲間たちに、お前たちのこ とは忘れないよ!とお酒のグラスを掲げて軽快に乾杯。娯楽映画の極。
このベン・ウィートリーという監督。初期の作品「サイトシアーズ 殺人者のための英国 観光ガイド」(日本公開 2013 年)の名古屋の公開劇場は名古屋シネマテークであった。あれ から 10 年まさか IMAX3D の大作を監督することになるとは。
3位『劇場版 SPY×FAMILY CODE : White』
配給/東宝 監督/片桐崇 上映時間/110分 本作の人気キャラクター「アーニャ」はピーナッツが大好き。コラボレーションされたピーナッツフレイバーの「缶コーヒーBOSS」が初夏に登場。秋にはクラッシュキャンディ、「ナ ッツボン」のパッケージにアーニャが登場。どちらも美味しい商品でした。
この少女アーニャ・フォージャーの愛くるしさと、豊かな表情にシアター内には笑いが絶 えない。マイクロチップ入りチョコレートをうっかり食べってしまったアーニャ。彼女を捕 まえようとする悪者たちから、マイクロチップ入りうんこを出すまいと、我慢しながら右往 左往。必死の表情で逃げ回る様にシアター内の笑いは沸点に到達! 場内は複数名で鑑賞する学生たち、ファミリー層と多くのファンで盛況であった。
劇場売店では映画のグッズとして、懐かしい赤と青の 3D メガネを頭にちょこんとのせた アーニャのイラスト入り T シャツが販売されており、こちらも見逃せなかった。
4位『SHOGO HAMADA PLACE IN THE SUN at 渚園 SUMMER OF 1988』
配給/ライブ・ビューイング・ジャパン 監督/板屋宏幸 上映時間/110分
鑑賞した上映回はシアター定員の 235 席が満席。シアター内には幅広い客層の熱気があ ふれていた。自分もかなり久しぶりとなる父との劇場鑑賞。浜田省吾の音楽は世代を超え愛 されている。もちろんライブがメインではあるが、時折挿入される 1988 年の夏の日の様子 が鮮明に記録されて懐かしい。バブル景気、真っ只中の規格外の野外ライブがデジタル技術 を駆使して、シャープでクリアな映像と、良質なデジタルサウンドで 2023 年に蘇った!
5位『スクリーム 6』
配信作品 監督/マット・ベティネッリ=オルピンタイラー・ジレット 上映時間/122分
前作の成功からの急ごしらえの続編であったが監督、メインキャストは、ほぼ続投。スト ーリーも良いです。サスペンスにスプラッター描写がピカイチ。犯人たちの正体もそう来る のか!と捻りが効いていた。残念ながらシリーズ通して出演のシドニー役ネーブ・キャンベ ルの出演は叶わなかったが劇中のセリフでさりげなく触れられているところに愛を感じた。
6位『ザ・ホエール』
配給/キノフィルムズ 監督/ダーレン・アロノフスキー 上映時間/117分
1999 年から始まり 2008 年までに 3 作品製作されたハムナプトラシリーズは大好きな作 品。主演を演じていたブレンダン・フレイザーが第 95 回アカデミー賞 主演男優賞を受賞 しカムバック!物語も感動的で素敵であった。セリフの一つ一つがリアルでとても味わい 深い。上手い日本語字幕が印象的。ほぼ1つの家の中だけで展開するのだが、カメラワーク にも工夫が随所に感じられたまさに匠の技。
7位『イニシェリン島の精霊』
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン 監督/マーティン・マクドナー 上映時間/114 分
ある日突然、長い付き合いの人から絶縁を突き付けられる。思い当たる節もない。それは 恐怖でもあるし、ああそうですか。なんて簡単に納得はできないだろう。何故?と探ってし まうのは仕方のないことなのかもしれない。コリン・ファレルとブレンダン・グリーソン。 2 人の個性派俳優のぶつかり合いは全編にヒリヒリとした空気感を醸し出す。行くところま で行ってしまう結末には心底驚いてしまう。
8位『せかいのおきく』
配給/東京テアトル、U-NEXT、リトルモア 監督/阪本順治 上映時間/89分
江戸のうんこはどこにいくか?と提示されて映画は始まる。阪本順治監督によるオリジ ナル脚本。着眼点が素晴らしいですよね。阪本監督作品の「半世界」(2019 年)も大好きな 作品であるが、こちらは炭火焼職人が主人公。世の中には数多くの職業があり、まだ知られ ざる面白いエピソードが秘められているに違いない。「せかいのおきく」では、まるで四コ マ漫画のようなテンポの良い小エピソードの数々が展開し、その積み重ねが物語に彩を与 えている。
9位『ザ・クリエイター 創造者』
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン 監督/ギャレス・エドワーズ 上映時間/133分
美しいビジュアルと壮大な世界観。章仕立てのストーリーに個性ある登場人物たち。 世界観と物語を拡張して RPG としても成立しそうだなと思いながらの映画鑑賞。
隠された地下施設から AI の少女を連れ出したことから始まる主人公の物語。幾多の出会いと別れを経て、クライマックスでは世界を支配し監視する、虚空の施設に到達。そして完 膚なきまでに監視対象システムを爆破!地上へ叩き落す!ダイナミックな描写はスクリー ンで鑑賞してこそ。爽快感と支配からの開放。感動的な終幕は圧巻であった。
10位『ゴンタウ 降頭』
配給/ユナイテッドエンタテイメント 監督/ハーマン・ヤウ 上映時間/97分
香港では 2007 年の公開作品が 2023 年に日本初公開!ハーマン・ヤウ監督のダークでパ ンチの効いた作品が解き放たれた。
コンプライアンスが厳しい昨今、とてつもない暴力警官が登場。銃撃にて逮捕した犯人か ら恨みを買い、呪いをかけられてしまう!しかも一家全員!劇中のやり取りで、同僚から 「お前、呪われたぞ。」と指摘されると呪った奴!許さん!!という聞き分けの良い、大変 面白い展開に。本作品は作品全体のテンポがいいのだ!
クライマックスでは油が必要だ!という理由で解体されてしまう同僚役のラム・シュー。 呪いをかけた本人も、体からズズズイ~と首が離れて、生首が宙を舞い襲いかかる!
ビジュアル的にもビックリものだ!様々な描写を詰め込みすぎて、お腹一杯のカルト
1位『ジョン・ウィック コンセクエンス』
配給/ポニーキャニオン 監督/チャド・スタエルスキ 上映時間/169分
怒涛のアクションが素晴らしい。カッコ良いしビジュアルもグッド。編集も良い、見づら いシーンは皆無だった。クライマックスはキアヌ・リーブスとドニー・イェンの一騎打ちの 決闘!シンプルで研ぎ澄まされた美しいラストであった。
本作品の日本公開が 9 月であったため、アマゾンプライムビデオ オリジナルの配信作品 「ザ・コンチネンタル ジョン・ウィックの世界から」の配信時期と重なり、作品の世界観 がより深く体感出来たのは良い結果であった。
2位『MEG ザ・モンスターズ2IMAX3D版』
配給/ワーナーブラザース映画 監督/ベン・ウィートリー 上映時間/116分
飛び出る 3D 演出が全編冴えわたっていた。手前にボンボン飛び出る 3D に軽快なストー リー。奥からスクリーンの前へ、画面の構図とカメラワークがよく計算されているようだ。
最強の漢ジェイソン・ステイサム、巨大サメ MEG が今作では複数体! 陸、海から攻め込 む大小の深海生物が景気よく大暴れ!ラストでは死んでいった仲間たちに、お前たちのこ とは忘れないよ!とお酒のグラスを掲げて軽快に乾杯。娯楽映画の極。
このベン・ウィートリーという監督。初期の作品「サイトシアーズ 殺人者のための英国 観光ガイド」(日本公開 2013 年)の名古屋の公開劇場は名古屋シネマテークであった。あれ から 10 年まさか IMAX3D の大作を監督することになるとは。
3位『劇場版 SPY×FAMILY CODE : White』
配給/東宝 監督/片桐崇 上映時間/110分 本作の人気キャラクター「アーニャ」はピーナッツが大好き。コラボレーションされたピーナッツフレイバーの「缶コーヒーBOSS」が初夏に登場。秋にはクラッシュキャンディ、「ナ ッツボン」のパッケージにアーニャが登場。どちらも美味しい商品でした。
この少女アーニャ・フォージャーの愛くるしさと、豊かな表情にシアター内には笑いが絶 えない。マイクロチップ入りチョコレートをうっかり食べってしまったアーニャ。彼女を捕 まえようとする悪者たちから、マイクロチップ入りうんこを出すまいと、我慢しながら右往 左往。必死の表情で逃げ回る様にシアター内の笑いは沸点に到達! 場内は複数名で鑑賞する学生たち、ファミリー層と多くのファンで盛況であった。
劇場売店では映画のグッズとして、懐かしい赤と青の 3D メガネを頭にちょこんとのせた アーニャのイラスト入り T シャツが販売されており、こちらも見逃せなかった。
4位『SHOGO HAMADA PLACE IN THE SUN at 渚園 SUMMER OF 1988』
配給/ライブ・ビューイング・ジャパン 監督/板屋宏幸 上映時間/110分
鑑賞した上映回はシアター定員の 235 席が満席。シアター内には幅広い客層の熱気があ ふれていた。自分もかなり久しぶりとなる父との劇場鑑賞。浜田省吾の音楽は世代を超え愛 されている。もちろんライブがメインではあるが、時折挿入される 1988 年の夏の日の様子 が鮮明に記録されて懐かしい。バブル景気、真っ只中の規格外の野外ライブがデジタル技術 を駆使して、シャープでクリアな映像と、良質なデジタルサウンドで 2023 年に蘇った!
5位『スクリーム 6』
配信作品 監督/マット・ベティネッリ=オルピンタイラー・ジレット 上映時間/122分
前作の成功からの急ごしらえの続編であったが監督、メインキャストは、ほぼ続投。スト ーリーも良いです。サスペンスにスプラッター描写がピカイチ。犯人たちの正体もそう来る のか!と捻りが効いていた。残念ながらシリーズ通して出演のシドニー役ネーブ・キャンベ ルの出演は叶わなかったが劇中のセリフでさりげなく触れられているところに愛を感じた。
6位『ザ・ホエール』
配給/キノフィルムズ 監督/ダーレン・アロノフスキー 上映時間/117分
1999 年から始まり 2008 年までに 3 作品製作されたハムナプトラシリーズは大好きな作 品。主演を演じていたブレンダン・フレイザーが第 95 回アカデミー賞 主演男優賞を受賞 しカムバック!物語も感動的で素敵であった。セリフの一つ一つがリアルでとても味わい 深い。上手い日本語字幕が印象的。ほぼ1つの家の中だけで展開するのだが、カメラワーク にも工夫が随所に感じられたまさに匠の技。
7位『イニシェリン島の精霊』
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン 監督/マーティン・マクドナー 上映時間/114 分
ある日突然、長い付き合いの人から絶縁を突き付けられる。思い当たる節もない。それは 恐怖でもあるし、ああそうですか。なんて簡単に納得はできないだろう。何故?と探ってし まうのは仕方のないことなのかもしれない。コリン・ファレルとブレンダン・グリーソン。 2 人の個性派俳優のぶつかり合いは全編にヒリヒリとした空気感を醸し出す。行くところま で行ってしまう結末には心底驚いてしまう。
8位『せかいのおきく』
配給/東京テアトル、U-NEXT、リトルモア 監督/阪本順治 上映時間/89分
江戸のうんこはどこにいくか?と提示されて映画は始まる。阪本順治監督によるオリジ ナル脚本。着眼点が素晴らしいですよね。阪本監督作品の「半世界」(2019 年)も大好きな 作品であるが、こちらは炭火焼職人が主人公。世の中には数多くの職業があり、まだ知られ ざる面白いエピソードが秘められているに違いない。「せかいのおきく」では、まるで四コ マ漫画のようなテンポの良い小エピソードの数々が展開し、その積み重ねが物語に彩を与 えている。
9位『ザ・クリエイター 創造者』
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン 監督/ギャレス・エドワーズ 上映時間/133分
美しいビジュアルと壮大な世界観。章仕立てのストーリーに個性ある登場人物たち。 世界観と物語を拡張して RPG としても成立しそうだなと思いながらの映画鑑賞。
隠された地下施設から AI の少女を連れ出したことから始まる主人公の物語。幾多の出会いと別れを経て、クライマックスでは世界を支配し監視する、虚空の施設に到達。そして完 膚なきまでに監視対象システムを爆破!地上へ叩き落す!ダイナミックな描写はスクリー ンで鑑賞してこそ。爽快感と支配からの開放。感動的な終幕は圧巻であった。
10位『ゴンタウ 降頭』
配給/ユナイテッドエンタテイメント 監督/ハーマン・ヤウ 上映時間/97分
香港では 2007 年の公開作品が 2023 年に日本初公開!ハーマン・ヤウ監督のダークでパ ンチの効いた作品が解き放たれた。
コンプライアンスが厳しい昨今、とてつもない暴力警官が登場。銃撃にて逮捕した犯人か ら恨みを買い、呪いをかけられてしまう!しかも一家全員!劇中のやり取りで、同僚から 「お前、呪われたぞ。」と指摘されると呪った奴!許さん!!という聞き分けの良い、大変 面白い展開に。本作品は作品全体のテンポがいいのだ!
クライマックスでは油が必要だ!という理由で解体されてしまう同僚役のラム・シュー。 呪いをかけた本人も、体からズズズイ~と首が離れて、生首が宙を舞い襲いかかる!
ビジュアル的にもビックリものだ!様々な描写を詰め込みすぎて、お腹一杯のカルト