2020年04月21日

DVD『人生ごっこ⁉︎』

もう午前5時前には明るくなりかけている。なのに世の中は不安でいっぱい。特に昨夜は変な夢を見るし、自分の叫び声で目が覚めるし散々だ。
今は考えるとつい3月初旬までは目が腐るぐらい映画が観られた。今になって幸せだったことを身にしみて感じている。

DVD『人生ごっこ⁉︎』林弘樹監督/80分/2009年

保険会社に勤めるサラリーマンの飛賀渡(根本博成)は朝からどうも調子が悪かった。
大事な書類に水をこぼしたり、人にぶつかったり、はたまた靴底にチューインガムが張り付いていたり散々な一日の始まりだった。

だがこれだけですまなかった。会社の近くでサラリーマンたちが空を見上げていて不思議に思って上を見たら、そこに大型冷蔵庫が……でお亡くなりになったのだ。自分が死んだことも理解できなくて目覚めてみたらとある学校の校庭だった。

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これはシネマジャーナルのSさんから頂戴したDVD。全体的に見るとそうオススメという感じではない。でも映画の導入がとてもユニークで引き込まれた。

そこは「魂」の学校で死者が「死者として」生まれ変わる場所だった。講堂に集まっている人は皆ある事情で死んだ人だ。そこには会社の上司・谷崎部長もいた。

皆それぞれ校長(峰岸徹)の教えを素直に聞くが、飛賀だけは「自分の死」を受け入れられなくて反抗的になるのだ。その「もがき」も想定内ではあるが、彼が生きていた時には知り得なかった「真実」を知らされて、自分が幸せだったことを噛み締めるくだりにはホロッとさせられた。

★ 監督さんは黒沢清、和田誠、北野武のもとで助監督をされてい方。
posted by ミッキー at 19:03| Comment(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月20日

DVD『恋人たち』

朝から雨、それでも朝の散歩は欠かさない。まず1000歩ほど遠回りで喫茶店、30分だべったり、テレビみたり(この頃、家でテレビをみるとコロナニュースばかりで気が滅入るのでつけないが喫茶店ではあーだこーだとワイワイ言いながら見ると気が晴れる)してから、朝のマスク様子見徘徊だ。

まあ、ほとんどスカタンだが1週間に1袋は手に入る。家にもあるのにマスク飢餓心理状態だ。少し余分にたまると大阪の姉や映友さんたちに送りたくなってくる。

あ、映画の話しなくちゃ、先週は公開延期の新作をアップしたが今週はビデオやNetflixでがんばってみたい。再来週はまた公開延期の新作にする予定。

それもあってドキュメンタリー専門で「・dplay」というのを見つけた。無料ときいてすぐ登録した。が、無料だけあって面白そうなのをクリックすると「有料」と出てくる!Netflixだってドキュメンタリーはふんだんにあるので無料で通すつもりだ。


DVD『恋人たち』ルイ・マル監督/フランス/1958年

30歳になる奥様ジャンヌ(ジャンヌ・モロー)は、新聞社の社主である夫アンリ(アラン・キュニー)と結婚して八年になる。2人には可愛い娘もいる。

夫は仕事が忙しく妻ジャンヌは不満を抱えていた。夫のすすめもあって月に何度かパリに住む友人マギーを訪ねることが楽しみだった。そのパリで知り合ったポロの選手ラウル(ホセ・ルイ・ド・ビラロンガ)が彼女にとって忘れ得ぬ人となった。

夫は自分ですすめてパリに行かせたが、あまりの変わりように疑いを持つようになった。そんな夫に潔白を証明するために自分の屋敷に友人やラウルを招待した。バレないようにラウルは友人マギーの恋人としてパーティーに招いて……。

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近くのDVD屋さんで3作品千円ぐらいで買った中古DVD。ジャンヌ・モローさんを東京女性映画祭に来日なさった時に2メートルの近距離でトークをお聞きしたことを思い出したからだ。その時全身黒の衣装でその魅力に全身が痺れてしまった。だから迷わずDVDを買った。

この監督さんの前作は『死刑台のエレベーター』、この時のジャンヌ・モローさんがやる役も悪女。そしてジャンヌも悪女……だけど、可愛い娘も捨てて男(ポロの選手とは別人の若者)と逃げるなんて、いくらフランスでも驚く設定じゃなかったかなと思いながら、魅入ってしまった。

★モノクロだけど衣装に色彩が感じられたし、音楽も良かった。
posted by ミッキー at 09:35| Comment(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月03日

DVD 『アルバート氏の人生』

今朝のテレビで「手洗いをしっかりして顔にさわらなければ99.9%コロナにはかからない」といっていたので「それならやれそう」と早速実行した。

目、鼻、口などはとくにさわっていけないので注意していたが無意識に顔にさわってしまう。頬をや顎をかいてみたり、口元をぬぐってみたりと何回もさわった。ちょっと前にテレビで(この頃1日2時間は見ている)人は顔を1日2千回以上はさわるといってたが本当かもしれない。

DVD『アルバート氏の人生』ロドリゴ・ガルシア監督/アイルランド/113分

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19世紀のアイルランド。女性が結婚せずに自立するには、男性として生きなければ仕事もない時代。

孤独な生活を送る内気な執事のアルバートは、長年、重大な秘密を隠してきた。アルバートは貧しく10代の時から男性として生きてきた女性だったのだ。

そんなある日、ハンサムなペンキ屋のヒューバートがアルバートの働くホテルにやってくる。アルバートは彼に影響され、アルバートは自ら築き上げてきた偽りの人生を崩したいと思うようになるが……。 


約10年ぶりに見た。切ない映画だった。ホテルのみんなからミスター・アルバートと呼ばれ、泊り客からも信頼の厚い「彼女」は、もらった給料も小銭のチップも床下に大切そうにしまい、本当に嬉しそうにお金の束を眺めていた。それがとてもいじらしく思った。

だが、この人の老後はどうなるのだろうと他人事ながら心配になる。ずっとそのまま男性でいけるだろうか。はたして伴侶に求める「性」はどちらなんだ?と疑問がふつふつと出てきた。

この作品で最優秀主演女優賞を獲得したグレン・クロースはもちろんのことだが、ヘレン役のミア・ワシコウスカの演技も◎
posted by ミッキー at 22:25| Comment(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする