DVD 『ブルーバレンタイン』デレク・シアンフランセ監督/アメリカ/112分/2011年
娘と3人で暮らすディーン(ライアン・ゴズリング)とシンディ(ミシェル・ウィリアムズ)夫妻は結婚7年目。努力して資格を取って忙しく働く妻シンディだが、夫ディーンの仕事は順調ではない。
お互い相手に不満を募らせながらも、平穏な家庭生活を何とか守ろうとする2人だった。かつては愛し合った時期があったが……。
あるカップルの出会いから結婚、そして破局までを描いている。サンダンス映画祭やカンヌ国際映画祭など世界各地の映画祭で注目されたラブストーリー。
この作品の痛い展開が気に入って劇場で二回観た記憶がある。映画好きの親戚がもういらないからと言って15本のDVDを送ってきたのだ。ほとんど恋愛ものだが、そんな中にあった一本。
もう10年以上前に見た時よりも「痛み」はなかった。これぐらいは普通の痛さ、どのご夫婦も嫌なところは見ないふりしてやり過ごしていると思う。特に10年前と今とではいろんなことが違っているので余計にそう思う。
いつも行く喫茶店で、もらったDVDでいいのがあったら見せてと言われたが、これってどの年齢層にいいんだろう。老夫婦なら手遅れ?だし、ただいま恋愛中はもちろんダメ?痛い経験のあった方には傷口に塩? 手遅れでも老夫婦が一番かな。
2022年10月20日
2022年08月10日
DVD『デタッチメント』
今日から1週間ほど伊豆高原で盆休み。いつも休みみたいなもんだけど、東京娘が名古屋にいてくれてメダカの世話をしてくれるので気兼ねなくいってこられる。
DVD『デタッチメント』トニー・ケイ監督/アメリカ/97分/2011年
英文学の臨時教師として公立高校(底辺高)に赴任したヘンリー(エイドリアン・ブロディ)は、生徒や学校と距離をとって仕事をしようと決めていたが、弱者である子供たちを見捨てることが出来ず、いつの間にか手を差し伸べていた。
ある日、その高校とは別の子で、売春や麻薬でその日暮らしをしている少女と知り合い、放ってはおけずに成り行きで同居生活をすることになって……。
経営状態の悪い公立高校の女性校長、家族に無視され続けている同僚教師、いき遅れの女教師、それに複雑な事情が絡んだ生徒と家族。
それぞれの立場で学校で起きていること以外に、私生活もちゃんと描かれていた。
★監督さんの作品『アメリカン・ヒストリーX』は憎しみの連鎖を象徴していたが、『デタッチメント』は教育者としての立場から成長していく若者の幸せを願う連鎖だと感じた。
DVD『デタッチメント』トニー・ケイ監督/アメリカ/97分/2011年
英文学の臨時教師として公立高校(底辺高)に赴任したヘンリー(エイドリアン・ブロディ)は、生徒や学校と距離をとって仕事をしようと決めていたが、弱者である子供たちを見捨てることが出来ず、いつの間にか手を差し伸べていた。
ある日、その高校とは別の子で、売春や麻薬でその日暮らしをしている少女と知り合い、放ってはおけずに成り行きで同居生活をすることになって……。
経営状態の悪い公立高校の女性校長、家族に無視され続けている同僚教師、いき遅れの女教師、それに複雑な事情が絡んだ生徒と家族。
それぞれの立場で学校で起きていること以外に、私生活もちゃんと描かれていた。
★監督さんの作品『アメリカン・ヒストリーX』は憎しみの連鎖を象徴していたが、『デタッチメント』は教育者としての立場から成長していく若者の幸せを願う連鎖だと感じた。
2022年08月02日
暑い暑い💦日記 DVD『J.エドガー』
今日も暑かった。まだ観ていない『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台』や『ナワリヌイ』が気になっていたが、娘たちから「今週はうちにいて」とラインしてきたので「今日」はあきらめた。
昼は網戸にカーテンをしてクーラーをかけて2回も昼寝。夕方冷やし中華を食べに行った。中華屋の年寄り一人客はちょっと恥ずかしいと思ったがお客はミッキー一人。
ここは冷やし中華だけ美味しいお店。あとは口に合わない。850円 名古屋だからマヨネーズが乗っかってる。
DVD『J.エドガー』クリント・イーストウッド監督/アメリカ/138分/2011年
20代にしてFBI前身組織の長となり、以後、文字どおり死ぬまで長官であり続けたFBI初代長官のジョン・エドガー・フーバー。
回顧録を書くために、自身の功績を語り始める。
FBIの前身である司法省捜査局の局長代行に就任し、さらに組織を強化してFBIを作り上げたこと。FBI長官時代には、現在の科学捜査を確立し、数々の難事件を解決、8人の大統領に仕えてきたことを振り返る。
映画の内容を鵜呑みにしてはいけないことは重々承知だが、彼の母親、生涯女性秘書として彼の死後も秘密漏洩せずに後片付けしてくれた人、唯一同性で心を許したクライド・トルソン、彼の周りには「彼の理想とするやり方」の援護者がいた幸運を感ぜずにはいられなかった。
政治家に恐れられ、嫌われる存在だったとしても、3人もの人が一生をかけて彼を理解す、護ろうとした事実に感動した。
★女性秘書ヘレン・ガンディを演じたナオミ・ワッツ。いい老け方をしていた。
★新任捜査官のクライド・トルソンとは友情以上のものを感じて‥‥アーミー・ハマーなら仕方ないか。
昼は網戸にカーテンをしてクーラーをかけて2回も昼寝。夕方冷やし中華を食べに行った。中華屋の年寄り一人客はちょっと恥ずかしいと思ったがお客はミッキー一人。
ここは冷やし中華だけ美味しいお店。あとは口に合わない。850円 名古屋だからマヨネーズが乗っかってる。
DVD『J.エドガー』クリント・イーストウッド監督/アメリカ/138分/2011年
20代にしてFBI前身組織の長となり、以後、文字どおり死ぬまで長官であり続けたFBI初代長官のジョン・エドガー・フーバー。
回顧録を書くために、自身の功績を語り始める。
FBIの前身である司法省捜査局の局長代行に就任し、さらに組織を強化してFBIを作り上げたこと。FBI長官時代には、現在の科学捜査を確立し、数々の難事件を解決、8人の大統領に仕えてきたことを振り返る。
映画の内容を鵜呑みにしてはいけないことは重々承知だが、彼の母親、生涯女性秘書として彼の死後も秘密漏洩せずに後片付けしてくれた人、唯一同性で心を許したクライド・トルソン、彼の周りには「彼の理想とするやり方」の援護者がいた幸運を感ぜずにはいられなかった。
政治家に恐れられ、嫌われる存在だったとしても、3人もの人が一生をかけて彼を理解す、護ろうとした事実に感動した。
★女性秘書ヘレン・ガンディを演じたナオミ・ワッツ。いい老け方をしていた。
★新任捜査官のクライド・トルソンとは友情以上のものを感じて‥‥アーミー・ハマーなら仕方ないか。