2020年04月03日

DVD 『アルバート氏の人生』

今朝のテレビで「手洗いをしっかりして顔にさわらなければ99.9%コロナにはかからない」といっていたので「それならやれそう」と早速実行した。

目、鼻、口などはとくにさわっていけないので注意していたが無意識に顔にさわってしまう。頬をや顎をかいてみたり、口元をぬぐってみたりと何回もさわった。ちょっと前にテレビで(この頃1日2時間は見ている)人は顔を1日2千回以上はさわるといってたが本当かもしれない。

DVD『アルバート氏の人生』ロドリゴ・ガルシア監督/アイルランド/113分

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19世紀のアイルランド。女性が結婚せずに自立するには、男性として生きなければ仕事もない時代。

孤独な生活を送る内気な執事のアルバートは、長年、重大な秘密を隠してきた。アルバートは貧しく10代の時から男性として生きてきた女性だったのだ。

そんなある日、ハンサムなペンキ屋のヒューバートがアルバートの働くホテルにやってくる。アルバートは彼に影響され、アルバートは自ら築き上げてきた偽りの人生を崩したいと思うようになるが……。 


約10年ぶりに見た。切ない映画だった。ホテルのみんなからミスター・アルバートと呼ばれ、泊り客からも信頼の厚い「彼女」は、もらった給料も小銭のチップも床下に大切そうにしまい、本当に嬉しそうにお金の束を眺めていた。それがとてもいじらしく思った。

だが、この人の老後はどうなるのだろうと他人事ながら心配になる。ずっとそのまま男性でいけるだろうか。はたして伴侶に求める「性」はどちらなんだ?と疑問がふつふつと出てきた。

この作品で最優秀主演女優賞を獲得したグレン・クロースはもちろんのことだが、ヘレン役のミア・ワシコウスカの演技も◎
posted by ミッキー at 22:25| Comment(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月02日

DVD『消されたスキャンダル』

DVD『隠されたスキャンダル』ジム・オハンロン監督/イギリス/93分

イギリスのロンドン。元ラグビー英国代表だったマックス(イドリス・エルバ)は、度重なる浮気が原因で妻のエミリー(ジェマ・アータートン)や幼い子どもたちと別居していたが、今になって家族が大切と気付いて復縁を願っていた。

下町で生まれ育った黒人の若者キングスリー(フランツ・ドラメー)は、奉仕活動中に老俳優のテレンス(ケン・ストット)と出会い、麻薬組織から足を洗おうと決意する。

タクシー運転手をしながら子供たちにサッカーを教える中年のジョージ(C・C=マイルズ)は妻と共に養子をもらおうと申請をしているが……。

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いま、雪崩のように公開映画が延期されて、試写も無くなって……この先どうなってしまうのか不安だ。当分DVDやネットフィリックスでしのぐしかない。

今日のは、近くのDVD屋さんで3本千円くらいでずいぶん前に買った作品。題名にホレて購入したがちょっと期待ハズレ。

サスペンス映画と思い込んだからいけなかったが、ロンドンの街に住む3組の人たちのお話。べったり群像劇ではないがお互いは知らないけど、近くにいて他ごとをしていたり、そばを通りすぎたりという感じで進んでいく。

それぞれのお話はなるほどと思うことばかりでけっこうミッキーは気に入った作品。

posted by ミッキー at 21:06| Comment(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月26日

DVD『光のほうへ』

東京・東中野娘が2週間ほど名古屋を拠点にして仕事しますからよろしくとラインで知らせて来た。東京ではスーパーもコンビニも長蛇の行列で生活がしづらいらしい。名古屋なら1日1回は栄養バランスを考えた手作りの食事(まずいミッキーの食事)が取れるから都合いいらしい。

DVD『光のほうへ』トマス・ヴィンターベア監督/デンマーク/114分

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デンマーク・コペンハーゲン。アルコール依存症の母親と暮らす兄弟は、貧しさと怠惰と暴力があふれた悲惨な生活をしていた。兄弟の唯一の希望は、生まれて間もないもう一人の弟だった。

酔っては生活も育児も放棄している母親に代わって、盗んだミルクで赤ん坊を育てていた。電話帳からよい名前を見つけ、教会の洗礼の真似事をする。そんなある日、熱が出てむづかる赤ん坊を気遣いながらも、兄弟は遊びに夢中になり、気が付いたときは既に冷たくなっていたのだった・・・。それから、兄弟は連絡もとらず別々の人生を歩んでいたが、母の死の知らせで、何十年ぶりに再会した。


改めて名画にふれてみたくなった。

デンマークは、ゆりかごから墓場まで と、福祉が行き届いている国ではなかったかと疑問におもいながらみた。二人の子もまともな食べ物も食べていなかった。二人の子ども時代に福祉の助けはなかったのが不思議だ。

そんな兄弟も何十年後には、体は大きく成長して大人になっていたが、心は傷ついたまま、お互いに思い出したくない幼い弟に対する悔いを引き摺り続けていた。

その証拠に兄は怠惰な生活と暴力、弟は麻薬と精神も体も蝕まれていた。

ここでは、皮肉なことに福祉がこのようにさせたとも考えられた。その矛盾が監督さんの狙いかなと思った。

子ども時代には福祉が届かなくて、働ける年代に、働く意欲がそがれてしまう福祉がある……そんな矛盾に、やりきれない気持ちになってしまう。

しかし、最後には、なんとかやっていける幸せの予感もあった。10年以上前の映画だが新鮮に感じた。
posted by ミッキー at 22:41| Comment(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする