2020年01月27日

「トーキョーノーザンライツフェスティバル 2020」のお知らせ

北欧映画の1週間が始まる。2020年2月8日(土)から2月14日(金)までの期間、東京・渋谷のユーロスペースおよびアップリンク渋谷にて開催される。

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詳しくは http://tnlf.jp/

上映作品の中で既に観たものをご紹介する。

🎬『陰謀のデンマーク』ウラー・サリム監督、脚本/デンマーク/119分/日本初上映

コペンハーゲンのとある駅で爆弾テロが起きて1年後。もうすぐ国政選挙が行われるが「極右政党」が勝利する兆しが見えてきた。

一方で対立するグループが現れ、19歳の青年ザカリアもそのグループに入っていて「行動」を起こすことを迫られていた。

そのグループでザカリアの「行動」を起こすための手ほどきする男・アリ(ザキ・ユーセフ)と人里離れた山中の小屋で射撃の訓練をする。

10中8で公開されると思うので、ここで説明してしまうのはできないが、意外な人の裏切り、結末で(結末については賛否両論あるが)終わってからも呆然として思考回路が停止するほどだった。

⭐️ウラー・サリム監督さんは、1987年にデンマーク生まれ。イラク人の両親を持ち、自分のの経験と想像を基に長編デビューした。
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2019年12月02日

第20回東京フィルメックス受賞作品発表 来年公開 ・日本映画『ロマンスドール』少し

★最優秀作品賞:『気球』(中国/ペマツェテン監督)

★審査員特別賞:『春江水暖』(中国/グー・シャオガン監督)

★スペシャル・メンション:『つつんで、ひらいて』(日本/広瀬奈々子監督) 『昨夜、あなたが微笑んでいた』(カンボジア・フランス/ニアン・カヴィッチ監督)

★学生審査員賞:『昨夜、あなたが微笑んでいた』(カンボジア・フランス/ニアン・カヴィッチ監督)

★観客賞:『静かな雨』(日本/中川龍太郎監督)

★タレンツ・トーキョー・アワード 2019:「About A Boy」(インドネシア/シヌン・ウィナヒョコ監督)

★タレンツ・トーキョー・アワード 2019 スペシャル・メンション:「Skin of Youth」(ベトナム・アメリカ/アッシュ・メイフェア監督) 「Plan 75」(日本/水野詠子プロデューサー)


今日、試写で🎬『ロマンスドール』を観た。昔のダッチワイフを今はロマンスドールというそうな。

高橋一生演じる芸大彫刻科卒業でアルバイト感覚で入ったのが「ロマンスドール」の会社。しばらく働くうちに仕事を丁寧に教えてくれる兄貴分(きたろう上手い!)のおかげでいっぱしのロマンスドール作りに成長する。しかし実際には女に触ったのは3年前で手触りなど新鮮な実体験がないので……という面白いストーリー。

一目惚れの恋人に蒼井優、工場のおばちゃんに渡辺えり、工場の社長にピエール瀧。男目線、女目線、どの角度からも新鮮な物語だ。

監督はタナダユキ。蒼井優ちゃんとは『百万円と苦虫女』から12年ぶりのコンビ。
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2019年11月29日

第20回東京フィルメックス映画祭(5)『波高(はこう)』『完全な候補者』

🎬『波高(はこう)』パク・ジョンボム監督/韓国/94分/2019年

夫と離婚した警察官のヨンスは小学生の娘と一緒に新たな赴任地のとある島にやって来た。来た早々から娘は学校が馴染めなくパパに会いたいと言って帰りたいと駄々をこねている。

島はご多聞にもれず若者は都会に出てしまい、島には老人たちばかりで力仕事など労働力不足を解消するために本土の「いわゆる訳ありの青年たち」を3名受け入れていた。

ヨンスの歓迎会を開いた飲み屋で給仕をする若い女性イェウンが若者たちと性的な関係を持つ現場を見て……。



『ムサン日記〜白い犬』の監督さん。地味な作りではあったが2回観た記憶がある。

新作はヨンスが本土に通報したことによって島が大混乱というストーリー。若者だけが性的関係を持っていたのではなくて島の男ほぼ全員が、と言う大問題に。ジョンボム監督作品なら公開されると思うのでここまで。


🎬『完全な候補者』ハイファ・アル=マンスール監督/サウジアラビア、ドイツ/101分/2019年

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サウジアラビアの小さな街の病院に勤める女性医師マリアムは、いつも女性であるための不自由さを感じていた。今日も年寄りの患者から診察を拒否された。

もっと良い病院に勤めたいと海外の研修に行く許可をもらったが、肝心の海外渡航許可証が切れていて更新するのにも男性の保護者のサインがいるとなった。

民族楽器の有名な演奏家である父親に連絡してもつかまらず、父親の元弟子だった市役所の高官にサインをもらいに行くと市会議員に立候補する人でないと今日は面会できないと言われてやむなく立候補すると答えてしまった。

彼は会ってくれたが「お父様の許可なくサインするなど恐れ多い」と断られ、憤慨した勢いで「病院の周りが舗装もされていない現状をスローガンにして男性優位社会に風穴をあけよう」と妹たち2人に協力を求めて……。


面白かった❗️フィルメックス映画祭独特の難しさ、暗さはみじんもなく体が急に軽くなった気分だった。いろいろ聞きたい箇所もあったが監督さんはいらっしゃらなかった。

女性監督さんで『少女は自転車に乗って』『メアリーの総て』それとミッキーは知らなかったが、Netflixで『おとぎ話を忘れたくて』もあるらしい。

これは是非とも公開して欲しい。
posted by ミッキー at 15:43| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする