一也(水橋研二)は、同じ会社で働く父(渡辺哲)からリストラ宣告を受け、離婚して小料理屋を営む母(りりィ)のもとに身を寄せた。
母は交通事故で祖母を轢いてしまった男・坂本(塚本晋也)と再婚する。坂本と折り合わず居場所を失った一也はランジェリー・パブで働く佐知子(林由美香)と出会い、日曜日に海へ行こうと約束する。だが、その日自分でも説明のつかない衝動に駆られ、坂本を殺してしまう。
数年後、刑務所から戻ってきた一也。実父や母はなにごともなかったかのように自然に迎えようとする。一也は、あの日曜日の続きを探すようにして佐知子の元を訪ね、二人は再会する。
これは実は2回目。10年ほど前に東京で見他時は?がいっぱいで、この作品の良さがわからなかった。
そして2回目。スクリーンの中と自分が共有している空気感と、ゆっくり流れる時間の中で起こる唐突な出来事に身構える自分を嘲笑うように何も反応しない「家族たち」に改めてすごい作品だとわかった。
また時が経ったらどんなふうに感じるか楽しみ。
★監督さんと主演の水橋研二さんが来場。全席満員だった。

