2021年02月12日

2月12日公開映画『私は確信する』

🎬『私は確信する』アントワーヌ・ランボー監督/フランス、ベルギー/110分/伏見ミリオンにて

スザンヌ・ヴィギエが3人の子どもたちを残して姿を消した。いろんな疑惑によって大学教授の夫ジャック(ローラン・リュカ)は妻殺害の容疑者となる。ジャックの無実を確信するシングルマザーのノラ(マリーナ・フォイス)は敏腕弁護士のデュポン=モレッティ(オリビエ・グルメ)に事件の弁護を強引に頼みにいく。ノラは弁護士さんの手足となって事件の調査を進めていくが……。

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法廷サスペンス映画。初日初回で25人くらいでお一人様が多かった。

実際に起きた事件で、一生懸命、無罪を信じて奔走するノラは現実の事件にはいない人。こんなに一生懸命にやる彼女の立場は「小学生の息子の家庭教師」が無罪と主張する男ジャックの娘という関係。世話になっている家庭教師の女の子のお父様のことでこれだけするかとちょっと違和感。それも実際にいない人だから、いれるなら納得のいく立場の人として設定してほしいところだ。

それと、膨大な電話通話記録をもとに弁護士が無罪を勝ち取るが、この電話通話記録って「警察が記録を求めて警察が調べる」ことじゃないか?とまた疑問がわく。

こんな疑問はあるが、絶対つまらない作品ではない。
posted by ミッキー at 21:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月11日

2月11日公開映画『春江水暖〜しゅんこうすいだん』

🎬『春江水暖〜しゅんこうすいだん』グー•シャオガン監督/中国 /154分/2019年東京フィルメックス映画祭にて

舞台は浙江省・杭州市の富陽。今日は4兄弟の母親の誕生日。長男が経営する飯店で祝いの席が開かれていた。親族一同、親しい友人が年老いた母親に優しい言葉を添えてプレゼントを差し出している。

テーブルの上には山海の珍味が並び宴は続く。店の裏口では長男夫婦が生きの良い魚をしゃがんでさばいている。そこに「兄さん、代表で挨拶してください」と弟がやって来た。衣服を整え母親に何回も感謝の言葉を述べて深く頭をたれていると、母親は場の雰囲気に酔ったのが引き金になって倒れてしまう。

救急車で運ばれた母親を茫然と見送る兄弟たちは……。

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杭州の富陽の美しい自然を背景に、一つの家族の変遷を悠然と描いた新人監督グー・シャオガンのデビュー作。監督ご登場。若い、青年監督だ。

舞台になったのは監督の故郷。出演なさった方々はほとんどがご親戚。ええ!お顔立ちも個性的で劇団所属レベル以上の演技だった。理由はお金の節約のためとか、しかし、こんな演技ができる親戚ならほっておく手はない。

映画は誰がどういう境遇かなどわかるのに相当時間がかかった。こういう時はわかるまで待つ根気がなくて居眠り💤や途中退席が常だが、これは風景が美しいことや一部雪景色が水墨画のように「澄み切った美しさ」に魅了されて一睡もせずに観た。

この兄弟に起こることはどこの国の地方都市ならあり得ることだが、さすが?中国、お金の揉め事はバッチリあった。
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2021年02月10日

『ヒッチャー ニューマスター版』今池シネマテークにて

🎬『ヒッチャー ニューマスター版』ロバート・ハーモン監督/アメリカ/97分/1986年

シカゴからサンディエゴへ車の輸送の仕事をしている若者ジム・ハルジー(C・トーマス・ハウエル)は、配送の途中に嵐で困っているヒッチハイカーを車に乗せてあげた。

しかし、ジョン・ライダー(ルトガー・ハウアー)と名乗る男は、ジムにナイフを突きつけて「俺を止めてみろ」と脅してきた。その時は隙を見て車から突き落としたが、それから何度も何度もジムを襲ってきて……。

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殺人ヒッチハイカーを親切で乗せたために、狙われ続ける若者の恐怖を描いたサイコ・スリラー。

どう見てもジムが「犯人」扱いになる展開で「僕は被害者、犯人は別の男だ」といっても誰も信用してくれない。職場に電話しても来週の月曜日まで休日で電話が繋がらないし、兄の家も電話にでない。そんな中、店の人、警官、旅行者が次々と殺されていく。

だがジムだけは殺さない。「こいつはオレの身代わりに捕まってもらおう」と思っていたのか、いたぶりイジメしていただけか、
……不気味な男だ。

CGで見慣れている目には全編CGなしは新鮮で、パトカー3台が揃って横転するシーンなど見事だった。

★調べてみたら撮影は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の撮影監督・ジョン・シールさんだった。



posted by ミッキー at 22:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする