2020年05月03日

公開延期の新作映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』

昨日、耳もとで蚊のなき声をきいた。マスクも汗ばんで気持ち悪いし、日傘を持って散歩するのも億劫になって陽が落ちてから5000歩ほど🚶‍♀️歩くことにしたい。散歩コースの道に空飛ぶ唐揚げ専門店があって990円のお弁当を買った。

🎬『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』ユーゴ・ジェラン監督/フランス、ベルギー/118分

高校生時代に一目惚れして付き合い始めて、その後結婚したラファエル(フランソワ・シビル)とオリヴィア(ジョセフィーヌ・ジャピ)だが、結婚生活が10年たった現在、ラファエルは子どもたちに人気があるSF小説家としてベストセラー作家に、オリヴィアは小さなピアノ教室を開いて、いつかはピアニストとして成功したいと夢見ていた。

仕事で忙しくてすれ違う生活に寂しさを感じていたオリヴィアは、その想いをラファエルにぶつけると大喧嘩になってしまい……。

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妻が自分のことを知らない「もう1つの世界」に迷い込んでしまった男性を描いたフランス発のファンタジー映画。

大喧嘩した翌日に見覚えのない部屋で目を覚ましたラファエル、そこは夫婦の立場が逆転した世界で、ラファエルはしがない中学教師、オリヴィアは人気ピアニストで夫であるラファエルのことを知らないというストーリーだ。

一人の俳優さんが「成功している時、希望どおり行かない不甲斐ない時」の両方をやる。その表情の変化がいい。役者魂が喜ぶ作品で、これをハリウッドや日本でリメイクしたら誰がいいだろうと想像しても面白い。

それに、今、この時期に自宅待機、一時休職など家庭内で立場逆転やそこまでいかなくても「今までと微妙に違う力関係」が起きていそうだ。グッドタイミングな作品なのに……。

★ピアノが上手くて良い選曲だった。いただいた資料によればオリヴィアが猛特訓して挑んだと書いてあった。これだけでもすごい!


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2020年05月02日

公開延期の新作映画『イップ・マン 完結』

5月はほぼ予定なし。20日の映画ゼミ(女性会館で映画の感想を話し合う会)もどうなるか(^^)。

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🎬『イップ・マン 完結』ウィルソン・イップ監督/中国、香港/105分

『継承』の物語から5年後の1964年、サンフランシスコ。最愛の妻と死別したイップ・マン(ドニー・イエン)は、咽頭がんに侵されていることを知る。反抗期の息子チン(ワン・シィ)とはうまくいっていない。息子は学校で喧嘩が元で退学となってしまった。

そこに愛弟子のブルース・リー(チャン・クォックワン)の招待を受けていたので、息子の留学先を探すためもあって、アメリカに向かうことにした。

1人になってしまう息子を長年の友人ポー(ケント・チェン)に世話を頼み、時間を決めて毎日電話すると約束して旅だったが……。

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これも死期をを悟ってしまった主人公の映画だ。でも公開が先のばしになってイップ・マンさんの「それ」も先のばしになるなら、こんな嬉しいことはない。

これは年末年始にシドニーの映画館で見て日本では東京試写で字幕見たからバッチリ内容が分かっている。日本にドニー・イェンさんのファンが多いので楽しみにしていただろうなぁと思うと公開延期が切ない。

ドニー・イェンさんにはもう2作品の映画も公開延期になっている。ディズニー配給『ムーラン』とアンディ・ラウと共演『追龍』だ。2作品とも残念ながら観ていないが、ドニーさんはイップ・マン含めて3作品公開延期だ。それだけ今、波に乗っている俳優さん。

さて、この完結編は文句なし❗️の出来栄え。特に最後が素晴らしい。

本年度香港電影金像奨(香港アカデミー賞)では9部門(監督賞、新人賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装&メイクアップ賞、アクション監督賞、オリジナル作曲賞、音響効果賞)にノミネートされている。

今年は授賞式がインターネットでのライブ中継が「5月6日」に配信される。きっと嬉しいニュースが飛び込んで来そうだ。
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2020年05月01日

公開延期の新作映画『ポルトガル、夏の終わり』

インド映画界の大スター、イルファン・カーンさんがお亡くなりになった。53歳だった。アカデミー賞作品賞を受賞した『スラムドッグ$ミリオネア』は有名。一番最近に見た『ヒンディー・ミディアム』で一人娘を名門小学校に入学させようと四方八方に手を尽くすパパ役が印象的だった。まだまだこれからの名優だったのに非常に残念でならない。

🎬『ポルトガル、夏の終わり』アイラ・サックス監督/フランス、ポルトガル/100分

ヨーロッパを代表する女優フランキー(イザベル・ユペール)は自らの死期を悟り、夏の終わりの休暇として家族や親友をポルトガルの避暑地シントラに呼び寄せる。自分の亡き後も愛する者たちが問題なく暮らしていけるよう、すべての段取りを考えていたが……。

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自分の死期を知ってしまった映画。同じ死がテーマであるフランス映画の『アンティークの祝祭』では大女優カトリーヌ・ドヌーブさん。この『ポルトガル、夏の終わり』は人気ナンバーワンのイザベル・ユペールさんだ。

数年前のフランス映画祭でこのお二人がオープニングで顔を揃えたが拍手の鳴りようが違った。どっちが大きかったかわご想像におまかせする。

さて、このフランス、ポルトガル映画は主演はイザベル・ユペールさんだが、もうひとつの主演は「ポルトガルの避暑地シントラ」だ。きっと世界中からお金持ちたちがくる避暑地なんだろう。町並み、建物などが自然や人間の営みの中で長い年月に培われたと思われる景色に圧倒された。派手なところは一切ないのもいい。

話は「自分が死んであとにのこされた者」への心配だが、当然思うようになるわけがない……に決まっているのにいろいろ画策する。人間は愚かだ、といってしまいたいが、そこが人間のいとおしく愛すべき点だと思わせてくれる。

★日本人なら前夫と現在の夫を招くなどほぼないが、アメリカやヨーロッパ映画では(フランス映画なら特に)よくある話だ。


posted by ミッキー at 17:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする