2021年01月11日

愛国心と野心の間で 1月22日公開『KCIA 南山の部長たち』

🎬『KCIA 南山の部長たち』ウ・ミンホ監督、脚本/韓国/114分/1月22日よりシネマート新宿他にて全国ロードショー公開

1979年10月26日、大統領直属の諜報機関である中央情報部(KCIA)の部長キム・ギュピョン(イ・ビョンホン)が大統領(イ・ソンミン)を射殺した。

その事件発生の40日前、KCIA元部長パク・ヨンガク(クァク・ドウォン)は亡命先のアメリカで韓国大統領の腐敗を告発した。激怒した大統領はキム部長にアメリカに行って事態の収拾を命じられた。かつてはかつての友人でもあったヨンガクに接触するが……。

CF8B6142-3C64-4996-8DF9-D0196344EDD2.jpeg

1979年に韓国の朴正煕大統領が中央情報部部長キム・ジェギュに暗殺された実話。原作は金忠植のノンフィクション「実録KCIA『南山と呼ばれた男たち』」を基にしている。

イ・ビョンホンのファンとしては笑顔がないし辛い役柄だから気が滅入ってしまった。映像中でゾッとするシーンもあった。

この事件を描いた映画『ユゴ 大統領有故』や『大統領の理髪師』を思い出した。すぐ近くのDVD屋に行ったが二つともなかった。

『KCIA 南山の部長たち』の最初の部分で大統領がヒゲを剃ってもらってるシーンがある。『大統領の理髪師』ではソン・ガンホさんがやっていたし、これも最初のシーンで部長キム・ギュピョンの部下2人が出てきた。その1人が『ユゴ 大統領有故』の主演ハン・ソッキュさんだ。

★殺された大統領の娘はセウォル号事故失態などでやめた朴槿恵元大統領。

posted by ミッキー at 07:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月10日

薬物が蔓延する街の物語 1月16日公開『ジャスト 6.5 闘いの証』

🎬『ジャスト 6.5 闘いの証』サイード・ルスタイ監督/イラン/134分/1月16日より新宿K’s cinema他にて全国順次ロードショー公開

薬物撲滅警察特別チームのサマド(ペイマン・モアディ)は大物の売人ナセル・ハクザド(ナヴィド・モハマドザデー)を何度も追っていたが、ついに彼の住処に追い詰めた。執念の捜査の結果、サマドは、ナセルを逮捕し刑務所に収監するが、警察内部を買収したり手下を使って外と連絡したりと無罪放免を勝ち取ろうとするが……。

BCF2B6A8-85F0-4299-BD80-1A470A24A211.jpeg

本国イランで大ヒットを記録、第32回東京国際映画祭での最優秀監督賞・最優秀男優賞をはじめ、多くの映画賞に輝いた犯罪映画。

気持ちがざわつく作品。目がそむけられなかった。

取り締まっても死刑にしても次々と麻薬売人は減少しない理由はイランが働き口がなく生活が苦しくて「麻薬売人」以外に生きていく手立てがない国情だからだ。彼らたちの住んでいるところは、土管が山積みされた場所で、その一つ一つに何人かが住んでいる。子どももいた。皆、麻薬を売ったり吸ったりして生きている最底辺の人々だ。

★題名の『ジャスト 6.5』は、刑事部長の台詞「俺が警察に入ったころは100万人だったが、長年、多くの麻薬売人を逮捕して死刑にしたが、今では650万人に増えた!」から取ったもの。

★サマドは荒々しい捜査で芋づる式に手柄をたて死刑にするが、その死刑場面も集団(一度に10人以上)でやる場面は鳥肌がたった。
posted by ミッキー at 10:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月09日

1月8日公開映画(2)『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打ち上げ計画』

🎬『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』エイプリル・ライト監督/アメリカ/84分/伏見ミリオン座にて

5F73C8A2-9C91-4775-8030-D1C184700053.jpeg

ハリウッドでは1960年代からスタントウーマンが活躍していて、男性中心の映画界でも最も差別のひどい「スタントウーマン」を追っているドキュメンタリー。

彼女たちはプロ根性が半端ではなく危険をものともせず、監督さんの指示に全力で仕事をしていた。ちょっとでも失敗すると、女だからと言われるのが悔しくて人の何倍も練習して成功させる女たちの努力に頭が下がった。映画史に残るアクションシーンの裏側が見られて大満足した。

🎬『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打ち上げ計画』ジャガン・シャクティ監督/インド/130分/ミッドランドスクエアシネマ2にて

2010年にインドの宇宙事業のロケット打ち上げが失敗。責任者のラケーシュ(アクシャイ・クマール)とタラ(ビディヤ・バラン)は火星探査プロジェクトという実現不可能な閑職に異動させられた。

家庭の主婦でもあったタラは家庭での揚げもの料理から小さなロケットでも探査機を火星に送るアイデアを思いつく。それがきっかけで低予算ながらプロジェクト始動が始まったが、集められたスタッフは経験の浅い女性数人と、男性は占い好きの独身男と定年間近なおじさんだった。

FF394862-EA21-4AB6-BD4E-6E663FCA15ED.jpeg

これは実話なので成功するのはわかっていても、本当にこの人たちで成功するのか心細くなった。

製作チームは『パッドマン 5億人の女性を救った男』の方々。ストーリー展開は科学的なことばかりではなく、安くするために工夫したり、時には喜劇のように場面もあって最後まで飽きず見られた。チームに集められた人の家庭環境もサラリと描かれていた。

★最初に字幕になっていない文言が出たが訳されていなかったが何が書いてあったのだろう。

posted by ミッキー at 21:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする