2019年01月22日

『ミスター・ガラス』ミッドランドスクエアシネマ2にて

やっぱりミッキーは名古屋っ子、いや名古屋ババァ。夜、名古屋に着いてそのまま馴染みの店で味噌カツ定食を食べた。味噌汁ももちろん赤だし。小1ヶ月いないと住んでいる街がちょっと様変わりしていて新鮮に感じた。

🎬『ミスター・ガラス』M・ナイト・シャマラン監督/アメリカ/129分/ミッドランドスクエアシネマ2にて

スタジアムの守衛の仕事をやめた後、一人息子のジョセフ(スペンサー・トリート・クラーク)と一緒にフィラデルフィアでセキュリティー用品店を営んでいるデヴィッド・ダン(ブルース・ウィリス)は、不死身の肉体と悪を感知するとその現場を透視することができる能力を使い、密かに人々を犯罪から守っている。

彼は連続する少女行方不明事件について探っていたら、通りすがりにぶつかった若者ケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)が古い工場に少女たちを監禁している映像が透視できた。

すぐに後をつけて少女たちを助けるが、ちょうどその時、そこに帰ってきたケヴィン(24もの人格を持つ多重人格の男で、帰ってきたときは野獣ビーストだった)とデヴィッドは戦った。

逃げ出した少女たちの通報で駆けつけた警察に囲まれてしまう。2人はエリー・ステイプル医師(サラ・ポールソン)の指示で精神病院に収容される。そこには高い知能と94回も骨折したという壊れやすい身体を持つミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)もいて……。


『アンブレイカブル』と『スプリット』を融合して、その後を描いた『ミスター・ガラス』

『アンブレイカブル』

列車事故で乗員乗客132人のうち、たった一人生き残ったのはスタジアムの警備員の男デイヴィッド・ダン(ブルース・ウィリス)。フィラデルフィア病院の緊急救命室で目覚めたデイヴィッドはなぜ自分だけ助かったのか不思議に思っていた。そんな彼に不審なメッセージが届く。その送り主はイライジャ・プライス(サミュエル・L・ジャクソン)で、彼はデイヴィッドが「不滅の肉体の人間」でずっと探していたと言われる。

『スプリット』

女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)は、級友クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)の誕生パーティーに招かれた帰りに、クレアとマルシア(ジェシカ・スーラ)の3人はクレアの父親の車で送ってもらうことになったが、3人が乗り込み車内で待っていると父親ではない男(ジェームス・マカヴォイ) が運転席に入り込んで来た。3人は催眠スプレーで眠らされ、目覚めた場所はコンクリート造りの密室で、男は神経質な雰囲気を漂わせていた。だが3人の様子を見に来るたびに同じ男ではあるが、まるで女性のようだったり、少年だったりと、仕草や口調まで違っていた。

この2作品をササッと読んで(もちろんDVDを見る方がいい)『ミスター・ガラス』を観ると一層面白くなる。特殊能力を持つ男たちが大切にしたい人も同じ俳優さんで作られている。最後のどんでん返しも、どんでんのその後もうまく描かれていた。


posted by ミッキー at 16:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月21日

『牧師といのちの崖』ポレポレ東中野にて

✈️で、映画を観るつもりが機内食を食べたら眠くなって1時間刻みだがけっこう寝てしまった。だからまとまっては1作品も観ていない。
ただじっくり見てみたいなと思うのがあった。

それは「RBG」で、ルース・ベイダー・ギンズバーグさんというアメリカの女性(男性も)の地位向上に貢献した方で、カーター大統領の時代にコロンビア特別区巡回区連邦控訴裁判所判事に指名された女性。相当な年齢の女性だが、人間の不平等に対して法的に訴えかけていた。


帰ったその日は朝から3時間ぐっすり寝た。早速、あるいて🏃12分のポレポレ東中野でやっているドキュメンタリーを観た。

🎬『牧師といのちの崖』加瀬澤充監督/100分/ポレポレ東中野にて

和歌山県白浜町で牧師である藤藪庸一は断崖絶壁が続く名勝・三段壁で、自殺志願者たちを思い止まらせるために、いのちの電話を営んでいる。

人生に絶望した自殺志願者の相談相手になって、帰る場所のない人には教会に寝泊まりさせて、共に暮らしながら生活再建を目指し生きていく……。


どこから見ても牧師さんには見えない。どこにでもいる世話好きなおじさんだ。

自殺しようと三段壁にやって来たが、崖っぷちで足がすくみ怖くなって、寂しくなって、無性に人の声が聞きたくなって、三段壁の入り口の命の電話にかけた(これが牧師・藤藪に直につながっている)という男の方は、今は藤藪牧師の経営する食堂で働いている。

そういう方が常時数人いて、ここから黙っていなくなる人、白浜の地で店を持つ者、残念なことに再び死の淵に立ち、それを越えていく人……

牧師が百の、千の、言葉でコミュニケーションをしても徒労に終わるほうが多い。そしてその牧師さんを広い気持ちで支える奥様がこの活動の要となっているような気がした。

監督さんとプロジューサーの方が上映後に登場。観客からたくさんの感想や質問があって、監督さんも感極まって泣きそうになって、ポケットを探ってもハンカチが出てこないので困っている様子がミッキーには微笑ましく感じた。

⭐️名古屋では今池シネマテークでの上映になる予定と教えていただいた。
⭐️シネマジャーナル(白)の監督インタビュー記事もどうぞ。http://cineja-film-report.seesaa.net/article/463652242.html
posted by ミッキー at 05:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月20日

「完璧」な妻だった……1月26日公開『天才作家の妻 ー40年目の真実ー』

早朝、✈️羽田に着いた。ワンちゃんたちの別れが一番辛かった。動物好きでもなかったのに……また年末に会おうねと約束した。
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🎬『天才作家の妻 ー40年目の真実ー』ビョルン・ルンゲ監督/スウェーデン、アメリカ、イギリス/101分/1月26日より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー公開

個性的な風貌に知性をプラスした女優グレン・クローズさんが主演。役どころは世界的な作家である夫ジョゼフ・キャッスルマン(ジョナサン・プライス)を40年間ずっと支え続けてきた完璧な妻ジョーン・キャッスルマンとして登場。

ある夜、世界最高のノーベル文学賞を受賞したと電話がかかってくるところから映画が始まる。 それまでジョセフは「今回もダメなら山奥にこもるよ」と情けないことを言っている。

決まった直後はベッドの上で2人が飛ぶ跳ねて大喜び。その時を境に電話、来客、記念パーティーとあたふたするが、ここまでは表向きは平穏なご夫婦。

だが、授賞に訪れたストックホルムで長年積み上げてきた関係がガラガラと崩れ落ちる。一端はジョゼフの経歴に疑惑を持つ記者ナサニエル(クリスチャン・スレーター)から投げかけられた疑問だ。それはずっと心の奥底にあった夫への不満、怒りだ。


ストーリーは勘のいい方には想像がつく展開だが、熟年夫婦の微妙な心理がキモとなっていて意外な終わりを観せてくれる。この作品をご夫婦でご覧になるか、お一人でご覧になるかはアナタ次第だ。


⭐️自慢じゃないが去年のアカデミー主演女優賞『スリー・ビルボード』のフランシス・マクドーマンドさんをドンピシャリと当てた。今年はグレン・クローズさんに是非、7度目の正直(彼女は6回もノミネートされている)で栄冠を勝ち取っていただきたい。
⭐️妻ジョーンの若き日を実娘のアニー・スタークが演じている。
⭐️グレン・クローズ主演『ステップホードワイフ』『アルバート氏の人生』も大好きな作品。
posted by ミッキー at 10:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする