2021年09月19日

10月2日公開『赤い原罪』

🎬『赤い原罪』ムン・シング監督/韓国/102分/10月2日より渋谷ユーロスペースにて上映

若い修道女がバスに乗っている。そこに身体の不自由な中年男がバスの前に立ちはだかり停留所でもないところから乗り込んで来た。

身体中から不穏な恐ろしさを出していた男は美しい修道女に向かって「修道女なら一生結婚もせずに神の教えに従っていくのか、それは間違いとは思わないか?ならどうして神は男と女を作った?生まれたからには自然に逆らわず結婚して子をもうけるのが神の教えじゃないか?」と酒に酔った男は言う……。

修道女は口汚い男に絡まれたが、嫌な顔一つせずに新しく赴任する村の教会に着く。教会の牧師さんも周りの人々も温かく迎えてくれて、教会が用意してくれた宿舎も狭いながら住みやすいものだった。

しかし、バスで遭遇した男とその後関わり合いができて……。

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韓国ではキリスト教信者が多い。この映画の舞台になる小さ漁村にも教会があって、そこを中心に生活が回っているようだ。映画の始まりは初老の女の人(キム・サンオク)がバスに乗って、この教会にやってくるシーンからだ。懐かしそうに昔を振り返っている。

もうその教会には当時の人はいなく、現在の牧師が「あなたは伝説の修道女です」と褒め称えるが、修道女は「実はこれが真実でした」という話がなされる。

バスで遭遇した身体の不自由な男には、癲癇持ちの娘がいて二人で極貧の生活を送っていた。その様子を見て修道女は教会でできることはないかといろいろ牧師に相談するが「前からこちらも援助を持ちかけたが一切受け付けない」といい「これ以上は踏み込めない」というばかりだった。

だが修道女は娘と親しく接するようになる。父親(ペク・スンチョル)も、その修道女の行動に無関心ではいられなくなって行く。父親は修道女の宿舎に忍び込んで唇に紅をぬったり、娘に介護と見せかけて下半身をさわらせたりして、村には変な噂が流れ、ついに事件が起こり父娘は死んでしまう。

真実の話は、父親の「身体の一部」についての秘密。

しかし事件が起こった時の医者や警察、死んだ時に身体を清める人の口から、狭い村には噂は広がり、すでに秘密は「秘密」ではなくなっているはず。何故に40年後にわざわざ言いにくるという意味が理解できなかった。

真実は神様だけわかっていればいいのではないかとも思うが……。

★これは騒動のあった第二回熱海国際映画祭で上映された。数年の時を経て公開となったが、納得のいく作品ではなかった。

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2021年09月18日

9月17日公開映画(2)『食人雪男』

🎬『食人雪男』ジャマール・バーデン監督/アメリカ/72分

雪深い山奥に自生しているすべての病を治すといわれる奇跡の薬草を求めて、数人の探索隊が山に入った。しかし、その山には宝のような薬草を盗み出そうとする欲深い人間たちの肉を喰ってしまう残虐な守り神=雪男の存在があった。雪男は人間たちの喉を食いちぎり、顔面を引きはがし、腕を引きちぎり……。

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雪山で突如姿を現した凶暴な雪男と人間たちによる血みどろの攻防を描いたモンスターパニック映画。

なんでこんなつまらない映画が公開されたか疑問。いいのは題名だけ。あ、チラシもいい。それに騙されて初日に無理していって……

すべての病を治す草が「雪男草」とは笑える。じゃあ女特有の病をを治すのは「雪女草」か? 出てきた雪男もなんだか作り物感満々だし、欲に目がくらんだ俳優さんたちも素人風。

ミッキーみたいに題名につられて観に行く人でまあまあの人数が入っていたのがしゃくにさわった。
posted by ミッキー at 09:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月17日

9月17日公開映画(1)『レミニセンス』

今日はイオンシネマ名古屋茶屋に来た。ここでしかやってなくてずっと見落としていた『共謀家族』を観るために来た。ついでといってはなんだけど時間的にちょうどいい今日公開の『レミニセンス』も観た。

共謀家族は韓国映画の『パラサイト 半地下の家族』のような作品と思いきや、違っていた。もう一度観たいくらい気に入った。年内にはDVD化されると思うので、正月あたりにぜひ見ていただきたい中国映画。

🎬『レミニセンス』リサ・ジョイ監督、脚本/アメリカ/116分

多くの都市が水没して水に覆われた世界。過去の記憶に潜入して、それを映像化する「記憶潜入(レミニセンス)」のニック(ヒュー・シャックマン)に、検察からある仕事が舞い込んだ。

それは、瀕死の状態で発見されたギャングの男の記憶に潜入し組織の正体と目的をつかむということだった。その男の記憶の鍵をにぎるメイ(レベッカ・ファーガソン)という名の女性を追うことになったニックは、膨大な記憶と映像に翻弄されていく。

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人の記憶を再現して体感させて、それを映像化されるなら、どんな難事件も解決するし、亡くした愛する我が子をもう一度抱きしめることも、愛する恋人と過ごした濃密な時間も体感できるというわけだ。ちょっと怖いがやってみたい気もする。

しかし危険もはらんでいるようだ。

•潜入できる記憶は、対象者が五感で体感した世界 •同じ記憶に何度も入ると、対象者は記憶に呑み込まれ、現実に戻れなくなる。 •記憶に事実と違うものを植え付けると、対象者は脳に異常をきたす。

ニックは用心深く潜入するがメイの美しさと聴き覚えのある歌に痺れて迷路に入り込んでいく……人間の記憶に焦点を当てた新感覚SFサスペンスだ。

★久しぶりにダニエル・ウー さんにお会いできた。







posted by ミッキー at 15:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする