2018年04月18日

『サイモン&タダタカシ』名古屋シネマテークにて

🎬『サイモン&タダタカシ』小田学監督/84分/名古屋シネマテークにて

サイモン(阪本一樹)とタダタカシ(須賀健太)は、工業高校の3年生の親友。卒業後サイモンは大学進学予定で、タカシは実家の工場を継ぐことになっていた。

タカシは男だらけの学校生活に焦りを感じ、サイモンを誘って運命の女子を探す旅に出る。

ギターを手にして猛烈に張り切るタカシ。一方のサイモンはタカシをひそかな想っていて、その恋心を伝えられずにいた。

それぞれに異なる想いを抱えながら、思いもよらない結末へと向かっていく……。


PFFアワード2014でジェムストーン賞(日活賞)を受賞した小田学監督の長編デビュー作となる青春ロードムービー。


今日は今池シネマテークに『サイモン&タダタカシ』を観に行った。小田監督さんとは大阪アジアン会場の通路で監督作品のチラシを配っていらっしゃって数分だが立ち話をした。

名古屋で上映したら必ず観ますねと名刺交換をして別れた。そして今日観た。

監督さんの「いろいろ工夫した」画面で驚かされた。言ってはなんだが「下手うま」風と思った。先々、楽しみな若手監督さんだ❗️


特に特写の部分、アニメ、フィギュアのところは相当な腕前の方の手によるものではないかと思った。まだまだお若い監督さんだから「工夫」や「創造」を駆使した作品で進んで行ってほしいと感じた。
posted by ミッキー at 12:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月17日

『ミスミソウ』内藤瑛亮監督と主演女優の山田杏奈さんインタビュー

4月 14 日土曜)に『ミスミソウ』の内藤瑛亮監督と主演女優の山田杏奈さんの舞台挨拶がミッドランドス クエアシネマで行われ、舞台挨拶の前にインタビューのチャンスをいただいた。ホラーやスプラッターが大好きな ミッキーはこのチャンスを二つ返事で引き受けさせていただいた。

時間の関係でまず内藤監督さんのインタビューから。
M: 初めまして、シネマジャーナル名古屋スタッフのミッキーです。どうかよろしくお願いいたします。監督さん の作品はほとんど観させていただいています。昨日も DVD で『先生を流産させる会』『ライチ☆光クラブ』をみま した。特に『先生を~』のセリフの一部は未だによく思い出します。

内藤監督: ありがとうございます。
M: 『ミスミソウ』を撮ろうと思ったきっかけを教えてください。

内藤監督: そもそもこれは他の監督さんに決まっていたのですが、事情があって降板されて、僕に監督の話が舞い 込んだのです。それも 1 ヶ月後にクランクインしなければ、雪がとけてしまうという状況でした。

M: 白い雪と血やコートの赤が視覚に訴える力があって目が奪われました。
内藤監督: ありがとうございます。色の変化によってキャラクターの心情を表そうと思って、スタッフが力を集結した部分でした。

M: 観ていて辛い部分も確かにありましたが、子どもたちのやってることの中に、相手に良かれと思う、今、流行 りの「忖度」が入っていたので驚きました。

内藤監督:ああ、そうですね。日本社会的な閉鎖感や社会不安をあらわそうと思いましたね。



ここから春花役の山田杏奈さんが登場。画面では大きく感じたが実際には細身でナイーブな雰囲気の新人女優さん。 お声がとっても可愛いのも魅力の一つだろう。



M: 撮影は辛かったですか。
山田杏奈さん: 辛かった部分もありましたが、撮ってないときは役作りのために距離感は大事にしていましたが、一緒にやっていた仲間たちと楽しい時間を過ごすことができました。

M: 今までに一番嬉しかった感想を教えてください。

山田杏奈さん: あ?、そうですねぇ。友だちが観てくれて、私としてではなく「春花」として観てくれたのが嬉しか ったです。

M: ところで印象的な赤いコートは何着用意されたのですか。

内藤監督: 2、3 枚はあったと思います。
山田杏奈さん: もっとありましたよ。5 着ぐらいはありました。 内藤監督: ああ、順撮りではなかったのでそれぐらい用意しましたね。

M: 先生役の森田亜紀さん、『メイクルーム』から大好きな女優さんです。今回も特異な役で登場されましたが、若 い俳優さんたちに良い刺激を与えたのではないですか。

内藤監督: 彼女は『赤猫』で知りました。また『先生を流産させる会』の公開が森田さんの出演されている『へん げ』と同じタイミングで、映画祭や劇場でよく顔を合わせました。今回の南先生役のやばそうな感じやってくれそ うだと思って出ていただきました。
山田杏奈さん: 私はほとんど同じ場面がなかったので残念でしたが、映像を見てすごい方 ! と思いました。

M: 監督さんの次回作は、山形マット死事件や川崎中 1 殺害事件といったいじめによる死亡事件から着想された加 害少年、加害者家族、被害者家族を描いた『許された子どもたち』ですね。 また、完成の時にはインタビューさせてください。

内藤監督: こちらこそ、よろしくお願いします。

☆インタビューを終わって
やっぱりインタビュー力が未熟だ。ネタバレ話は書けなかったり、自分から一方的な感想ばかり言ってしまい監督さんは聞く側になってしまったりと、相当、落ち込んだ。次回作『許された子どもたち』までには、もっと勉強しないと......と思っている。
posted by ミッキー at 19:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月16日

『私は絶対許さない』名古屋シネマスコーレにて

昨日『私は絶対許さない』を観た。そのせいばかりではないと思うが、なかなか寝つきが悪く、今日のマッサージの予約時間9時をとうに過ぎてから目覚めた。

携帯がピカピカしていて開けてみたらマッサージの先生から「どうなされましたか」とメールが入っていた!

驚いて早くしなきゃと思いながらも体がボーっとしていて、正直に今、起きました と返信したら「空いてますからゆっくり来てください」と言ってくださり助かった。

🎬『私は絶対許さない』和田秀樹監督/119分/名古屋シネマスコーレにて

東北の田舎で暮らす中学3年生の葉子(西川可奈子)は、大晦日に若い男たち5人に乱暴される。傷だらけで帰宅した葉子に、元旦の祝いの席に集まった親戚や家族に無断外泊したと罵倒される。

だが、中学で噂が広がり、白い目で見られたり、便所に落書きされたりする。

彼女は男たちに報復することを決意して、援助交際で金を稼ぎ始める。高校卒業後、東京に出てすぐに整形をした葉子(平塚千瑛)は、昼は大学に通い、夜は風俗で働くようになる。


自らの性犯罪被害をつづった雪村葉子の著書を『受験のシンデレラ』の監督で精神科医でもある和田秀樹さんが映画化したもの。

シネマスコーレは超満員。番号が50番代だから座れたが満員のわけは作品も特異なものだが、平塚千瑛さんがゲストだったからだ。そんなこと知らなくて行ったがミッキーを入れて女性は7人。

まだ15歳の女の子がこんなに辛い経験をしたが、白川和子さん扮するお祖母さん以外はかばってくれなかった。両親は薄々感じてはいたがことを荒立てるつもりなどは頭からない。

中学の成績も優秀だったが間際でガタ落ちになってレベル低い高校に入ると決めて両親に言うと「金がかからないとこならどこでもいい」とろくに理由も聞かない……。

とても辛いところや男の言いなりになる場面では、その様子を見ている冷静な自分がそばに立っていて「そんなことしていていいの? 」と5人の男の名前を言っていき「忘れてるんじゃないよね」とつぶやいている。

もう、ミッキーはとことん疲れた。セックスシーンも真に迫っていたし、風俗店の様子もけっこう生々しい……

終わってから整形後の役を演じた平塚千瑛嬢が登場。美しい…背筋がピンとしていて若いけど大人の美しさが滲み出ている。化粧もケバくなくてミッキーは見惚れてしまった。

話を聞いていくうちに「5人の名前は実名」「本にしたり、映画にしてリベンジしている」「ご本人は昼は看護師、夜はSM嬢」ということがわかって驚愕した。

「女性の方に観に来ていただいてとても嬉しい」とも言ってくれた。帰りには映画館の外で一人ひとりお見送りの握手をしてくれた。ミッキーは何か言わなくてはと思いながらも「ありがとうございました」としか言えなかった。

☆ロクでもない男たちの中で ヤクザ親分の隆大介さんが出色の演技を見せてくれた。凄みのあるお声の中に人間の弱さ、切なさがあった。



posted by ミッキー at 11:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする