2017年05月30日

モダンダンスの祖 ロイ・フラーの生涯 6月3日公開『ザ・ダンサー』

🎬『ザ・ダンサー』ステファニー・ディ・ジュースト監督/フランス、ベルギー/108分/6月3日より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー公開

アメリカの農家で育ったマリー=ルイーズ・フラー(ソーコ)の夢は女優。父親を亡くした彼女はニューヨークで暮らす母親を頼って夢を叶えようと毎日オーディションを受け続けていた。

ようやくありついたのは台詞もない3分の役で、しかも舞台本番でスカートがずり落ちそうになり、機転で両端の裾をつまんでくるくる回った彼女に、観客は大喝采した。

そこから彼女は衣装を考案して振り付けして舞台装置や照明などにも工夫をこらして、名前も「ロイ・フラー」に変えて、舞台の幕間に踊り次第に人目を集めるようになった。

そこから彼女の成功と挫折が絡み合ったダンサー人生が始まる。


この作品の大きな目玉はジョニー・デップの娘リリー=ローズ・デップだ。ミッキーもそれを楽しみにもしていたが、主演ソーコの熱演にうたれた。

ソーコは、実在のロイ・フラーに近づくために、現在、ロイ・フラーのダンスを踊れる唯一のダンサーであるジョディ・スパーリングに1日6時間の特訓を受け、習ったことを自分なりに解釈してスタントマンを使わずやりとおした。

スクリーンに映る動き一つひとつが調和と意外性の連続で、後世に名を残したイサドラ・ダンカンの天賦の才能とは比較すること自体できない「別物」と感じた。

実際のロイ・フラーは踊って拍手喝采を浴びるが、体力回復までに三日間かかったとプレス資料に書いてあったが、長い棒を両腕につけて踊るダンスに痛々しさを感じてしまった。

☆ソーコ 1985年フランス生まれ。本名はステファニー・ソコリンスキ。22歳のときにシングル「I’ll Kill Her」が北ヨーロッパを中心にヒット。音楽活動と平行して、10代から女優としても活躍。最新作『ザ・ダンサー』では、セザール賞の主演女優賞にノミネートされた。
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2017年05月29日

真の復讐が始まった!6月17日公開『リベンジ・リスト』

油断していた ! 27日10時から発売開始のフランス映画祭チケット、『家族はつらいよ2』を観てから買おうとコンビニに行ったら、目的の映画『エル』はソルドアウトになっていた。😰ガックリを通り越してへたり込んでしまった。

イザベル・ユペールさんに会いたかったけど、公開されたらスクリーンの中でお会いする…と気を取り戻すまで半日かかった。世界で一番「ツン顔」が素敵なユペールさん、去年に引き続き今年も来日予定。日本に来てくれるだけでも大声で「ありがとう」と叫びたい。

🎬『リベンジ・リスト』チャック・ラッセル監督/アメリカ/91分/6月17日よりシネマート新宿他にて全国順次ロードショー公開

失業中の自動車整備士のスタンリー(ジョン・トラボルタ)はカリフォルニアに就職の面接に行って、良い手応えを得て気分良くオハイオの飛行機場に着いた。

出迎えてくれた妻ビビアン(レベッカ・デモーネイ)に就職先がほぼ決まりそうだと嬉しそうに話ながら駐車場に向かっていた。

駐車場に着いた時、1人のヤク中のチンビラ(ルイス・ダ・シルバJr)から小銭をたかられたがきっぱり断ったスタンリー。すると、そばにいた男たち2人と乱闘になって妻は刺され死亡、彼も重傷を負った。

スタンリーは記憶が遠のく中、耳にしたエンジン音で車種が特定できたので、犯人は意外に早く捕まった。しかし、証言の弱さで証拠不十分となり釈放されてしまう。

お久しぶり ? のトラポルダさん。7月に公開するキアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック:チャプター2』もそうだが、普通の生活をしていたがあることがきっかけで「昔の凄腕殺し屋稼業に舞い戻らずにはいられなかった男」定番の新作。

愛する妻のために悪業をさらりとやめたスタンリーだったが、納得いかん妻の死で洋服ダンスの奥の壁をぶち破って数十年間ぶりに持ち出した銃。でも身体も銃の腕も不安で仕方ない様子。

こうなったら昔の仲間にいろいろ頼むしかないと行動する中年おじさん(設定では結婚している娘がいるから50歳前後)のやることなすこと心配しながらミッキーは観てしまったが、徐々に勘を取り戻すスタンリー。

リベンジに邁進するジョン・トラボルタも頑張ってるが、この映画、悪者役がとっても個性的で憎々しくて、ついついその悪人顏に目が離せなくなった。特に顔にハエのイレズミをしているルイス・ダ・シルバJrに釘付け。ネットで写真を見たが、窪塚洋介のような雰囲気のある方で、手の甲までイレズミが入っていた。

☆チラシに「妻の死に隠された巨大な陰謀…」なんて書いてあるので、ストーリーが半分以上わかってしまうのが残念だった。
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2017年05月28日

『ジェーン・ドウの解剖』名古屋シネマスコーレにて

🎬『ジェーン・ドウの解剖』アンドレ・ウーヴレダル監督/アメリカ/86分/2016年

アメリカ・バージニア州の田舎町に住む経験豊かな検死官・トミー(ブライアン・コックス)と息子・オースティン(エミール・ハーシュ)は、遺体安置所と火葬場を経営していた。

地元の保安官から緊急の検死依頼が入る。それは、3人が惨殺された家の地下から、後からもう一つ身元不明の女性の死体が見つかったので、今夜中に検死してほしいと運び込まれて来た。

息子のオースティンは彼女とデートの約束だったが、急ぎの検死だったので時間を遅くしてもらった。そして親子はいつも通り解剖を進めていくと、不可解な現象が次々に発生してきて…。


名古屋に怖いもの好きがこんなにいたなんて ! シネマスコーレ、ミッキーが時間ギリギリに入って「後2席です」と言われた。

何と言っても、スペイン・バルセロナの郊外のリゾート地・シッチェスで毎年10月に開催されるホラー映画の祭典「シッチェス映画祭」(一度行って見たい)で 審査員特別賞を受賞したホラーだから、名古屋初日の今日、来ないではおられなかった。

ピクッとも動かない(当たり前だけど)とっても美しい若い女性の死体ジェーン・ドウ(身元不明の呼称/ オルウェン・ケリー)。メチャクチャ美しい、いや、美しすぎる ❗️ 白い肌にはシミ、シワ、傷、タトゥーなど無しで、まるで生きているようだ。

会場満員のお客は、美しいままの死体から出てくる「不思議なこと」に打ちのめされているようだった。その展開の速度がダダダダッといくのではなく、親子の会話を軸にじんわ〜りと…。

東京の新宿シネマカリテ、名古屋シネマスコーレで公開中。是非、動かぬ美女と対面してほしい。
posted by ミッキー at 04:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする