2021年03月05日

3月5日公開映画『野球少女』』『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』

🎬『野球少女』チェ・ユンテ監督、脚本/韓国/105分/TOHOシネマズ日本橋、伏見ミリオン座他にて全国ロードショー公開

小学校高学年から高校までずっと野球に打ち込んで、周りから「天才野球少女」と言われていたチュ・スイン(イ・ジュヨン)だったが、高校卒業後はプロ野球選手になる夢をかなえようとするが、女子というだけでテストさえ受けさせてもらえなかった。

家族、友人、野球部の監督からも、もっと現実を見なさいと諭されたがスインは諦めなかった。

そんな頃、新しく就任したコーチのチェ・ジンテ(イ・ジュニョク)は、プロ野球の夢に敗れた経験から、スインの夢をなんとか叶えさせようと、スカウトの目に留まらせるための作戦を練ったり、特訓をしたりして協力する。

その結果、テストを受けるチャンスをものにするが……。

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お顔は凛々しくて美しい。題名に美を入れて『野球美少女』にしないといけないほど健康的で美しい。

スインの努力と信念があれば絶対にプロになれると思いつつ作品を観ていたが、男社会の野球界の壁は厚くて大変な思いをするのだ。

最高球速134キロを出す天才野球少女はモデルとなった実在の選手がいて、イ・ジュヨンさんは40日間のトレーニングを受けて、すべてのシーンをスタントなしで演じきったと資料に書いてあった。

★スインも他の男子野球部の子も日焼けしてないし、声も大声出してプレイするからけっこう野太くなるが、そんな声はなかった。そんなことがちょっと残念。


🎬『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』トッド・ロビンソン監督、脚本/アメリカ/116分

1966年、空軍落下傘救助隊のピッツェンバーガーはベトナムで敵の奇襲を受けて孤立した陸軍中隊の救助に向かうが、激戦のためヘリが降下できず、その身ひとつで地上へ降りて救出活動にあたる。しかし彼自身は銃弾に当たり帰らぬ人となる。ハフマンは当時ピッツェンバーガーに救助された退役軍人たちから証言を集めるうちに、彼の名誉勲章授与を阻み続けた驚くべき陰謀の存在を知る。

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ベトナム戦争で60人以上の兵士の命を救った英雄・ウィリアム・H・ピッツェンバーガーの実話。

彼はアメリカ空軍の落下傘救助隊の医療兵で1966年4月の救出作戦で、戦場から飛び立つ最後のヘリコプターの呼び掛けにも関わらず、彼は仲間たちの救出のために自らの命を犠牲にした。

ヘリコプターから何度も何度も呼び掛けても自分の目に写る怪我人や射たれて瀕死の兵士を見捨てることができない彼の行動には「迷い」がなく、命の危険など頭になかったように感じた。

そんな彼の行動をしる仲間たちが30年以上もの間、個人に与えられる最高の勲章「名誉勲章」を与えるよう求め続けたかは、この作品を観れば当然のことだと理解できる。

この作品ではピーター・フォンダさんが2019年に79歳で、クリストファー・プラマーさんがつい今年の2月に91歳でお亡くなりになった。この作品がきっと最期のものと思う。


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2021年03月04日

『淀川アジール さどヤンの生活と意見』『めぐみへの誓い』『ミッドナイト・ファミリー』

明日から大阪アジアン映画祭に行くので、まだ観ていない映画を今池シネマテークと名古屋西口のシネマスコーレに観に行った。

まず10時から今池で田中幸夫監督の『淀川アジール さどヤンの生活と意見』

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このドキュメンタリーの主人公は、河川敷に約20年暮らす「さどヤン」北海道生まれの73歳。

若い時から力仕事他あらゆる仕事についた経験から、大阪淀川河川敷に小屋を作り、捨て犬を飼って暮らしている。小屋のすぐそばには「停留所」と呼ばれる場所も作って、そこに集まってくる人々と楽しく過ごしている。

「アルミ缶などを拾ったら300円から500円だからタバコもお酒も買える。月に何回かドヤに行って掃除すると5500円もくれるんだ」と嬉しそうに話すサドやん。何時間おしゃべりしていても聞いててあきることはなくて、どんどん人間的な魅力が溢れてくる。

「日本ほどいい国はないよ。ここを立ち退けとは言ってくるが強制することはない。俺が死ぬまで身逃しておいてほしいよ」と言う。

最後にサドやんは「人間は生きることが仕事なんだよ」と教えてくれた。


今池から名古屋駅に。スコーレさんで『めぐみへの誓い』を観る。約25人ほど入っていた。監督さんは野伏翔。横田めぐみさんや田口八重子さんたちの拉致された様子、北朝鮮での暮らしなどが描かれていたが、それがどこまで本当のことかわからない。ちょっと脚色しすぎではないかと感じた。


次にちょうど好みの『ミッドナイト・ファミリー』を観たがホラーと思っていたら、ドキュメンタリーだった。これは面白かったしメキシコの国情もよく理解できた。

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監督はルーク・ローレンツェンさん。
メキシコシティでは人口900万人に対して公式の救急車が45台ぐらいしかなく、それを補うように民間救急車がたくさん違法で営業している。

オチョヤ一家もそうした違法救急車だが、いざ事故が起きると連絡が入り一番乗りで駆けつけ、病院に運ぶが「料金」は払ってくれなくても違法だから文句は言えない。謝礼をもらっても警察にいくらかワイロを払い、残ったお金は車の修理、ご飯代で消えてしまう。それでも家族協力して「腹一杯食べられて幸せ」という欲のなさだ。
さどヤンも観てほしいが、ミッキーはこちらがオススメ。


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2021年03月03日

『地獄の警備員 デジタルリマスター版』今池シネマテークにて

昨日は風が冷たい中、今池シネマテークでやっている『地獄の警備員デジタルリマスター版』を観に行った。1992年の作品で監督は黒沢清。いまからちょうど30年前のもので松重豊さんが殺人鬼で大杉漣さんがちょっとスケベな会社上司。

ストーリーは
バブル景気で急成長を遂げる絵画売買の会社とその会社が入っているビルの警備室が舞台。絵画売買の会社に元学芸員の美しい女・秋子(久野真紀子)が入社して来た。同じ日に警備室にも新人が入って来た。その男は元力士・富士丸(松重豊)。秋子が慣れない仕事に追われる日々の中、警備室では目を覆うばかりの惨劇が始まっていて……。

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その殺人鬼は一度みたら絶対忘れないほと「大男」らしい。

ニュースでかつてお相撲さんが2人を殺して無罪になったが遺族が不服を言って訴えたので裁判をやり直すために元相撲とりを探していると伝えているので、それと関係しているのかとも思ったが、それを確証するセリフは皆無。それに警備に元犯罪者を雇わないと思うが……。

最後まで観たが、これをデジタルリマスター版にするかな?が正直な感想。
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