2017年03月29日

ゆれゆれ✈️機内で映画三昧 4月22日公開『スウィート17モンスター』

昨日、無事にシドニーに着いた。お子様連れが多く落ち着かない機内だったがお隣が空席で、まず「lucky 」1 。発つ前に試写案内を受け取っていた『スウィート17モンスター』が機内映画でやっていたので「lucky」2。これがめちゃくちゃ面白い青春映画だったから「lucky」3 という嬉しい機内だった。まあ無事についたことが一番のlucky。機長さん、ありがとう。

🎬『スウィート17モンスター』ケリー・フレモン・クレイグ監督/アメリカ/104分/4月22日よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国ロードショー公開。

まだ❤️キスも未経験の17歳の高校生ネイディーン(ヘイリー・スタインフェルド)は、妄想だけで先行きの不安が頂点になって、担任教師のブルーナー(ウディ・ハレルソン)の昼休憩に押しかけ不安を訴えてしまう。

同じ高校に通うイケメン&人気者の兄ダリアン(ブレイク・ジェンナー)が家庭でも学校でもしゃくに触って仕方ない毎日だ。救いは小学2年生からの唯一の友人で親友のクリスタ(ヘイリー・ルー・リチャードソン)だったが、その親友が兄と付き合い始めて、自分だけ取り残された疎外感で落ち込んでしまう。

兄はガールフレンドをとっかえ引っかえだったが、クリスタとは真剣な交際をしていて、さらに落ち込むネイディーンだった。

キュートな青春映画 ❗️

彼女の一番の理解者であった父親が亡くなってしまったので母親(キーラ・セジウィック)も精神不安で、頼りは長男のダリアンだけ。家事は頑張る母親だがダリアンの地位は家庭でも絶大だ。

ことあるごとに、ブルーナー先生に愚痴(ご本人は窮状を真剣に訴えているが)を聞いてもらったり、先生の家に押しかけて行ったりで困った生徒だが、とってもいい対応をしていた。いい先生だ。

ストーリーも楽しませてくれるが、小物や家にがざってある絵画も趣味がいいし、一番気に入ったのは彼女の履いている靴だ。日本から持ってきたチラシの両面にバッチリ載っている。

そして、主役の幼い時の子役さんがとって17歳の彼女に似ていて超かわいい。困った時の仕草も癖も同じ。帰りの✈️でもう一度観たい映画だ。

🎬『犯罪の女王』イ・ヨソプ監督/韓国 も途中まで見たがこれも良かった。

判事を目指す息子が住む考試院(受験用の下宿)で水道料120万ウォンになったのを知って考試院に向かった美容院経営のミギョン。彼女はそこで大きな事件が潜んでいるのに気づく……というストーリーだった。帰りのお楽しみにしたい。
posted by ミッキー at 08:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

オーウェンとその家族のドキュメンタリー 4月8日公開『ぼくと魔法の言葉たち』

今晩から約3週間シドニーに行く。いつもこの時期に行っているが、シドニーに着いた途端に花粉症とはおさらばだ。それが一番嬉しい。

JALの機内映画を調べたら4月22日公開の『スウィート17モンスター』が入っていた。絶対にこれを観ていち早くアップする予定だ。

🎬『ぼくと魔法の言葉たち』ロジャー・ロス・ウィリアムズ監督/アメリカ/91分/4月8日よりシネスイッチ銀座ほかにて全国順次ロードショー公開

サスカインド家の次男オーウェンは、2歳で言葉を失い、7歳になるまで誰ともコミュニケーションを取れなくなっていた。

医師から自閉症と診断され、家族は途方にくれた。いつも一人でブツブツ言っているオーウェンの言葉を注意深く聞いていた父親のロンは、毎日、毎日観ていたディズニー・アニメ『リトル・マーメイド』のセリフだと気づいた。

早速、彼が大好きなディズニー・キャラクターであるオウムのイアーゴの人形を自分の姿を隠して、イアーゴになりきって「どんな気分?」と問いかけると「僕はハッピーじゃない、僕には友達がいない」と返事が返ってきたのだ。

5年ぶりの息子の言葉に涙をこらえて、イアーゴとしての会話を続ける父。そして家族全員が(父と母と兄)ディズニー・アニメを通じて「オーウェン」を取り戻す毎日が始まった。


愛情深いサスカインド家の日常に心底、感動した。きっとディズニー社も感動していろんな作品を(『リトル・マーメイド』『ピーター・パン』『ライオン・キング』など10作以上)提供したのだろう。それだけでも素晴らしい作品だということがわかっていただけると思う。

今は独立してアパートで暮らしていけるまでになったオーウェン君。アルバイトは映画館のもぎり。彼の頭の中はディズニー映画でいっぱいだが、驚いたことに彼自身も短編だがアニメーションを作っている。モノトーンの墨絵のような作画でとても印象的だった。
posted by ミッキー at 03:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月26日

『アシュラ』『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』

🎬『アシュラ』キム・ソンス監督/韓国/名古屋センチュリーシネマにて

架空の街「アンナム市」の刑事ハン・ドギョン(チョン・ウソン)は、病弱で入院中の妻の治療費のために、腹黒い市長のパク・ソンべ(ファン・ジョンミン)の悪事を、まるで手下のようにお金をもらって後始末をしていた。

そんなドギョンの弱点を知った検事キム・チャイン(クァク・ドウォン)と検察捜査官ド・チャンハク(チョン・マンシク)は、パク・ソンべ市長の不正と犯罪を明らかにしようとドギュンを追い詰めていた。

ドギュンは慕ってくれている部下の刑事ムン・ソンモ(チュ・ジフン)を巻き込んで、自分のかわりにパク・ソンべ市長の手下にしてしまうが…。

CGもスタントマンも使っていないで出来る最高の域の作品。カーアクションも現実的だからハラハラさせてくれた。

日頃、善人役が多いファン・ジョンミンさんが極悪人の市長をやる。裏では人殺し、表は貧しい民の見方というわけだ。お顔は笑っていても目が笑っていない冷徹さが半端ではない。悪役も見事にやっていた。

美男スターのチョン・ウソンもチュ・ジフンもこんな激しい役は珍しい。先日観た『吠声/コクソン』同様、キムチパワーが漲っていた。

🎬『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』マイケル・アルメレイダ監督/アメリカ/今池シネマテークにて

1961年。ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺の中心的指導者だったアドルフ・アイヒマンの裁判が行われたが、非人道的な行為のイメージからかけ離れた平凡で小市民的な実像が浮かび上がった。

同じ年の8月、米イェール大学の心理学者スタンレー・ミルグラム(ピーター・サースガード)は、ホロコーストが起きたメカニズムを解明しようと、電気ショックを用いた実験を開始した。

新聞広告で20〜50歳の男性を有料で募集。見知らぬ者同士を2人1組で「先生と生徒」にして問題を出して間違えば電圧を上げていくという実験だ。

この映画を観てすぐに思い出したのが

『 es [エス] 』1971年にアメリカのスタンフォード大学で実際に行われた「看守役と囚人役」の実験を基にしたドイツ映画。

そして『THE WAVE ウェイヴ』これもドイツ映画で独裁政治を学ぶ「体験授業」をきっかけに洗脳されていく高校生たちの姿を描いたものだ。

ミルグラム博士のことも調べたが心理学界では有名な方で、知らなかったのが😰恥ずかしい。実験のやり方は巧妙でよく考えられた仕組みになっていた。これはほとんど室内のみの映像なので公開が終わってDVDでも十分に「人間は弱い存在である」ことを自覚させられる作品。


posted by ミッキー at 04:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする