家族や進路について悩む女子高生、ある過去を抱えた運送業の男、ショッピングモールの清掃員と理容師、負債を抱える旅館の支配人、平凡な主婦。彼ら6人のささやかな日常は、突如として不可解な災いに襲われる。
警察はすべて自殺や事故として処理するが、刑事の堂本(中村アン)は妙な気配を感じ取り、事件の真相を追う。6人の災いの周辺には、ある男が紛れ込んでいた。男(香川照之)は性格も顔つきも変えて全くの別人として6人の前に現れ、彼らに災いをもたらしていくのだった。
『宮松と山下』の監督さんたち。主演も同じ香川照之。香川がいろんなタイプに変化していく。
足の不自由な用務員、親切な塾の数学講師、きびきびした水泳インストラクター、麻薬の売人……声さえ変えているように感じた。
好みの作風でもう一度観たいと思っている。

