🎬『レンタル・ファミリー』HIKARI監督、製作、脚本/アメリカ/110分/2月27日よりTOHOシネマズ日本橋他にて全国ロードショー公開
東京で暮らすアメリカ人俳優フィリップ(ブレンダン・フレイザー)は、かつて歯磨き粉のCMで有名になったもの、今は落ちぶれて俳優業を細々と続けながらアパートで孤独な生活を送っていた。
そんなある日、彼はレンタル・ファミリー会社を経営する多田(平岳大)から仕事を依頼される。
最初は他人の人生に深く関わることに戸惑ったフィリップだったが、仕事を通して出会った人々と交流していくうちに彼自身の心にも変化が起こりはじめて……。
監督は『37セカンズ』の日本人女性監督HIKARI。主演は『ザ・ホエール』で第95回アカデミー主演男優賞に輝いたブレンダン・フレイザー!
テーマは「レンタル」。すぐに車や成人式の振袖など思い浮かぶが、この作品では依頼人にとって「家族」のような役割を演じきれる人をかりるという英語日本語混在のハートフルドラマ。
レンタル業が注目され始めたのは核家族化やシングル世帯の増加でニーズが高まってきた約15年前からよく耳にするようになった。
しかしフィリップは白人の中年男性。どんな需要があるのかと思っていたら、彼でなくては出来ないことが意外に多かった。
それは見てのお楽しみだがブレンダン・フレイザーの魅力が存分に発揮されていた。中でも気難しい老優・喜久雄(柄本明)との話は秀逸。
嘘を軽やかに描きつつ考えさせられる要素たっぷりの作品。
★ 第50回トロント映画祭でHIKARI監督はEmerging Talent Award(今、最も注目されるクリエーターに贈られる賞)を受賞。

