🎬『オリビアとゆれる心』イレネ・イボラ監督/ベルギー/スイス/スペイン/中国/フランス/72分
12歳のオリビアは、弟のティムと母親の3人暮らし。だが生活は厳しく電気も止められるほどだった。売れない女優さんのお母さんの仕事もなくて、家賃も払えず住んでいたアパートを離れ、貧困層の街へ引っ越すことになる。
小学校も転校するので動揺する幼いティムを守るため、オリビアは「これはすべて、映画に出る為の練習だよ」と嘘をつくことにしたが……。
女性監督作品。
12歳のオリビアが元気がないお母さんの心配と無邪気な弟を思いやる様子に胸が締め付けられた。
引越し先は車も行かない貧困街。ほとんどが移民の人ばかりだが、その中にも他人を思う優しい人たちに巡り合って、いろんな困難に打ち勝って行くのだ。
オリビアが落胆や大きな問題に打ち勝てない場面は、地割れが起きて地下に引きずり込まれるシーンが数回あった。彼女の恐怖、弟についた嘘の間で起きるパニック状態を的確に描かれていた。

