社会主義国家の政府による検閲に抵抗し、真実の報道を目指して活動しているチェコスロバキア国営ラジオ局の国際報道部。
中央通信局で働く青年トマーシュ(ボイチェフ・ボドホツキー)は、上司からの命令により報道部で働くことになる。
それは、学生運動に参加している弟パーヤ(オンドレイ・ストゥプカ)を見逃す代わりに、報道部と同部長のヴァイナー(スタニスラフ・マイエル)を監視する国家保安部への協力を強いるものだった。
やがて報道部で信頼を得たトマーシュは、さまざまな仕事を任せられるようになる。
真実を報道しようとするヴァイナーや局員たちの真摯な姿勢に触れ、弟への思いと良心の呵責との間で葛藤するトマーシュ。
そんな中、民主化運動による「プラハの春」が訪れる。国民が歓喜する中、中央通信局に呼ばれたトマーシュは、驚くべきある内容をラジオで報道するよう命じられる。
1968年にチェコスロバキアで起こった民主化運動「プラハの春」で、市民に真実を伝え続けたラジオ局員たちの奮闘を、実話をもとに描いたドラマ。
★チェコで年間興行成績および動員数1位。第97回アカデミー賞国際長編映画部門のチェコ代表作品にも選出された。

