1965年、オリンピック景気に沸く東京。警察は売春の取り締まりを強化していたが、性別適合手術を受けた「ブルーボーイ」と呼ばれる者たちの存在に頭を悩ませていた。
戸籍は男性のまま女性として売春をする彼女たちは、現行の売春防止法では摘発対象にならない。
そこで警察は、生殖を不能にする手術が「優生保護法」に違反するとして、ブルーボーイたちに手術を施した医師赤城(山中崇)を逮捕し裁判にかける。
一方、東京の喫茶店で働くサチ(中川未悠)は、恋人にプロポーズされ幸せの絶頂にいた。ある日、赤城の弁護を担当する弁護士・狩野(錦戸亮)がサチのもとを訪れる。
実はサチには、赤城による性別適合手術を受けた過去があった。サチは狩野から、赤城の裁判に証人として出廷してほしいと依頼されるが……。
高度経済成長期の日本で実際に起きた「ブルーボーイ事件」を題材に、性別適合手術の違法性を問う裁判に関わった人々の姿を描いた社会派ドラマ。
今から60年前の事件。当時ミッキーは20歳前だったので、この事件や裁判があったなど知らなかった。
その時代は性に関する言葉すらハッキリ言うことはなく、裁判中で「勃起しますか」とか「性器」、「生理」と発する時、裁判長や弁護士が恥ずかしげに口に出していたのがおかしかった。でも時代をよく現していると感じた。
★サチを演じた中川未悠さんの美しさに目を奪われた。

