冴えない毎日を過ごすティーンエイジャーのオーウェン(ジャスティス・スミス)にとって、毎週土曜日の22時30分から放送される謎めいたテレビ番組「ピンク・オペーク」は、退屈な学校生活や過干渉で厳しい両親との生活を忘れさせてくれる唯一の居場所だった。
オーウェンはこの番組に夢中なマディ(ジャック・ヘブン)と偶然知り合って、番組の登場人物と自分たちを重ね合わせるようになっていく。
しかしある日、マディは突然オーウェンの前から姿を消してしまう。
ミッキーが中学生ぐらいの時に「ザ・ピーナッツ」全盛時代で、姉が「テレビの中、覗いたら歌ってるの見えるよ」と言ったので箱型テレビの横側の隙間を、本当かと思って一生懸命にぞいて、家中で大笑いされた記憶がある。
そんな思い出と、見た映画と関係ないけど、のめり込んでいって我を忘れて夢中になり、それに感化される純真さが、けっこう痛々しく描かれている。
それでも曲がりなりにも一人前の大人になって……青春のことが薄れていくんだなと感じた。

