2025年09月20日

第30回「あいち国際女性映画祭2025」(6)フィルム・コンペティション ドキュメンタリー部門より『The Third Child』『Hong』『because time is life』

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🎬『The Third Child』セルナ・アミニ監督/イラン/25分

マハディ(マハティ・カラテ)は家族の中でただ一人の健聴児。両親、姉妹、兄、家族全員耳が聴こえない。

この環境で育ったマハディは、幼少の時から発音や会話に苦労していた。

現在、彼はプロの声優を目指して歩み始めている。


始まりのは、大いびきで寝入っている家族の中で、耳が聞こえるマハティだけ眠れずに起き上がってしまうというシーン。

皆が彼を頼りにしてはいるがそれぞれの言い分はしっかり伝えるし、生活は思ったより豊かで明るい。

★2022年・第94回アカデミー賞で作品賞、助演男優賞、脚色賞の3部門を受賞した『コーダ あいのうた』を思い出した。


🎬『Hong』フー・インイン監督/中国/29分

中国北部の冷温帯森林、48度線に沿った地域。

最も危険な職業の一つ、高所の森林保護に立ち向かう女性ワン・ユーホン。

そんな厳しい山地に小さな庭のある家で過ごす生活は、簡素だが豊かで楽しそう。

とっても笑顔の可愛いワンさん。ダリアの花が大好きで庭いっぱいに咲かせている、それを摘んでテーブルに置いて眺めている彼女の表情が忘れられない。


🎬『because time is life』 天野澄子監督/日本/30分
 
ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症したさゆりと重度訪問介護を支援し暮らしに寄り添うまき。「生きること」と「個と社会のかかわり」を問い悩みながらも、日々のなかにささやかな楽しみや喜びを見つけて笑い合う女性たちのしなやかさを描く。 

2018年に公開された『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』を思い出した。

たくさんの人たちの介護を受ける様子を見て、こんなこと可能なんだろうかと、半信半疑だったが、『because time is life』を見てその実態を知ることができた。
posted by ミッキー at 07:51| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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