大学生の宮田陽彩(南沙良)は、男好きで浪費家の母親(河井青葉)のせいで学費と家計費を稼ぐため、学校以外の時間はコンビニでのアルバイトに費やしている。
母親は暴力も暴言もないが「愛している」という言葉で縛られ、絶望のなかで生きてきた。
そんなある日、同じコンビニで働く見た目は派手だが寡黙な同学部の江永雅(馬場ふみか)と知り合う。彼女の父親が人殺しという噂を耳にする。
他人と普通の関係が築けないと思っていた陽彩と雅の出会いは、人生を大きく変えていくが……。

3人の女子大生が出てくる。母親に搾取されている子、父親が人殺しをして誰の助けも受けず大学に通っている子、大金持ちなのに宗教に入り、過干渉の親に内緒でバイトする子。三人は同じ大学で、同じコンビニのバイト。
言ってみれば「不幸合戦」だ。若くて体が健康で(性格は捩れ気味だが)不幸合戦など見ておれないミッキーおばぁ。
若い人の感想を聞いてみたいものだ。