任侠の家に生まれた喜久雄(吉沢亮)は15歳の時に抗争で父を亡くし、天涯孤独になってしまう。
喜久雄の天性の才能を見抜いていた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎(渡辺謙)は彼を引き取り、半二郎の妻・幸子(寺島しのぶ)に生活の面倒を見てもらう。
思いがけず歌舞伎の世界へ入った喜久雄は、半二郎の跡取り息子・俊介(横浜流星)と兄弟のように育てられ、親友として、ライバルとして、お互いに高めあいながら育っていく。
そんなある日、事故で入院した半二郎が自身の代役に俊介ではなく喜久雄を指名したことから、2人の運命は大きく変化していく。

原作は吉田修一の同名長編小説。とにかくこの作品を見なけれな「日本映画ベストテン」は書けないと思っている。
若いお二人もよくやった❗️特に人間国宝・万菊を演じた田中泯さんは、日本アカデミー賞の助演男優賞以上のレベル❗️
三度の食事を二度にしても劇場に足を運んでほしい。