世界的に有名な画家・田村修三(石坂浩二)の展覧会で作品のひとつが贋作だと画家本人が発言して、世間を騒がせる事件が起きた。
その頃、北海道・小樽で女性の死体が発見される。
このふたつの事件をつなぐ存在として浮かび上がったのが、新進気鋭の天才画家と称されながら、ある事件をきっかけに人びとの前から姿を消した津山竜次(本木雅弘)だった。
かつての竜次の恋人で、現在は田村の妻である安奈(小泉今日子)は小樽へ向かい、二度と会うことはないと思っていた竜次と再会を果たすが……。

久しぶりのNetflix。月1000円ぐらいだから月1本は見たいと思いながら、いろいろ(?)あって今年になって初めて。そこで去年観られなかった『海の沈黙』をチョイスした。
原作、脚本が倉本聰なので期待したが、役者全員に「演じている」という不自然さ張り付いていた。有名画伯、妻、津山がほぼ同年代であるはず何に、ミスキャストなのかしっくりこない。
唯一、バラライカの演奏(うまかった)が聴けたことがよかった。