若いシスターのパクストン(クロエ・イースト)とバーンズ(ソフィー・サッチャー)は、モルモン教の布教のため森の中の一軒家を訪れる。
出てきた優しげな初老の男性リード(ヒュー・グラント)は妻が在宅だと安心させて、2人を家に入れる。
シスターたちが布教を始めると、リードは「どの宗教も真実とは思えない」と持論を展開。
妻はなかなか現れず不思議に思っていると、人見知りするがパイを焼いているので待ってくれという。だが危険な雰囲気を感じた2人は密かに帰ろうとするが、玄関の鍵は閉ざされており、携帯の電波もつながらない。
教会から呼び戻されたと嘘をつく2人に、帰るには家の奥にある2つの扉のどちらかから出るしかないとリードは言う。実はその家には、数々の恐ろしい仕掛けがあって……。

ヒュー・グラントさん、不気味、怖ーい。つい2週間前に見た『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』の穏やかさが嘘みたいだ。
でも宗教論争になると話が止まらず(納得する部分もある)聞いていて「この親父、何者?」と思えてくる。
ホラー度はそう高くないが、思わぬ方向に展開するのでハラハラ度は高い。
★女の子2人、密室で一度もトイレに行っていない……この頃トイレが近くなったミッキー、心配しながら見ていた。