「群馬の森」にたたずむ追悼碑が取り壊された。この碑は戦時中、日本で過酷な労働を強いられた朝鮮人労働者を悼むものだった。
20年前、碑の設置を許可した群馬県はいまや碑の存在が「著しく公益に反する」という。
その背景に浮かび上がったのは、負の歴史を「なかったことに」したい人々の抗議運動だった。
全国に広がる歴史修正の動き。碑はなぜ建てられ、そして取り壊されたのか。ひとつの追悼碑を通して日本社会の変化を見る。

群馬の森は東京ドーム5個分以上の広さがあって、鬱蒼とした森だった。ここは昔、軍の火薬工場があった。
群馬の森で戦時中に鉱山や飛行場などの軍用施設で、ほとんど強制連行された朝鮮人労働者の犠牲者を追悼した追悼脾があったが強制撤去された。
その経緯がわかりやすく説明した作品。
それぞれの言い分をすっきり理解することはできなかったが、俾があるなしより「史実の真実」の追求、認識には耳を傾けたいと思った。