父子家庭で育つ7歳の内気な少女ノラ(マヤ・バンダービーク)は3歳上の兄アベル(ガンター・デュレ)が通う小学校に入学する。
なかなか友だちができなかったが、やがて同じクラスの女の子2人と仲良くなったノラは、ある日、兄が大柄な少年にいじめられている現場を目撃しショックを受ける。
ノラは大好きな兄を助けたいと願うが、兄から拒絶されてしまう。
その後もいじめは繰り返され、一方的にやられっぱなしの兄の気持ちを理解できないノラは……。

ノラを演じたマヤ・バンダービークちゃん名演技で出ずっぱり❗️スクリーンにはノラの大写しがなん度も出てくるが物怖じしない表情に圧倒された。
小さな学校を舞台に子どもたちの世界を「駆け引き」なしで正直に描き切っていた。。
★監督は、これが長編デビューとなるベルギーの新鋭ローラ・ワンデル。
★第74回(2021)カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。