新宿ピカデリー、ミッドランドスクエアシネマ他にて全国ロードショー公開
ニューヨークで13歳の娘と暮らすソーシャルワーカーのシルヴィア(ジェシカ・チャステイン)は、若年性認知症で記憶障害を抱えるソール(ピーター・サースガード)と出会う。
彼のl家族に頼まれてソールの面倒を仕事休みだけ見るようになったシルヴィアは、ソールの優しい人柄と、彼が抱える病抗えない運命への哀しみに触れ、次第にひかれていく。
しかしシルヴィアも過去の出来事で心に傷を抱えていた。2人はそれぞれ大きな悩みを抱えながら、互いに人生と向きあっていく。

2人が知り合うきっかけは、高校の同窓会の帰り道でシルヴィアをつけてき男がソール。シルヴィアは高校時代に男子生徒数人から乱暴され、ソールをその仲間と勘違いしたという経緯がある。
ストーリー展開は複雑だが、結末は意外とそっけない……。この先、どうなるの?と聞きたくなった。
★2023年・第80回ベネチア国際映画祭にてピーター・サースガードがボルピ杯(最優秀男優賞)を受賞。