2025年01月27日

『MR. JIMMY ミスター・ジミー レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男』センチュリーシネマにて

🎬『MR. JIMMY ミスター・ジミー レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男』ピーター・マイケル・ダウド監督、製作、編集/アメリカ、日本/114分

新潟県十日町で育った桜井昭夫は、高校時代にレッド・ツェッペリンのレコードを聴き、ジミー・ペイジのギターの虜となる。

やがて上京した彼は、昼は着物のセールスマンとして働き、夜はペイジのギターテクニックを身につけて「ジミー桜井」として活動。35年間、東京の小さなクラブでレッド・ツェッペリンのビンテージコンサートを完璧に再現してきた。



ある夜、来日中のペイジ本人が桜井の演奏会場をお忍びで訪れたことで、彼の人生は大きく動きはじめる。本物のペイジの喝采に触発された桜井はサラリーマンを辞め、家族を置いてロサンゼルスに移住。

レッド・ツェッペリンのコピーバンド「Led Zepagain」に加入。だが彼は過酷を極めるツアー、メンバーとの軋轢など、困難が待ち受けていた。

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通称ジミー・桜井氏の徹底ぶりに驚くばかりだった。ギター演奏はもとより、衣装、衣装の模様、音へのこだわりなど、全てがジミー・ペイジに人生を賭けている。

山場は彼の演奏会場にジミー・ペイジがお忍びでやってきたシーン。気が狂いそうなくらい感動しただろうな。それがきっかけでアメリカに渡るのだが、彼が追い求める熱量と他の人との温度差に愕然とする現実に、疲弊していく姿も正直に写されていた。

疑問に思ったのは生活費、活動費はどう工面したのか、サラリーマンの給料ではとてもできない「こだわり」だった。






posted by ミッキー at 17:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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