政府軍と反政府組織との武力紛争が激化するアフリカの某国。そこに平和維持活動のため中国の組織警察隊「FPU」が国連の要請により派遣された。
チームワークを重んじる分隊長ユー(ホアン・ジンユー)や正義感が強い狙撃手ヤン(ワン・イーボー)、その他、精鋭メンバーたちは最も危険な地域に向かい、逃げ場を失った人々の安全確保に邁進するが…….。

お金はしっかりかけている中国映画。勢いだけは100点。
武術監督出身のリー・タッチウが監督しただけあって、戦闘シーン、隊員の身の動かし方は見ている方も力が入ったが、ストーリー展開に難があった。
テロ攻撃や暴動などの後に、地域の住民の子供らちと一緒に遊んだり、メンバー同士の冗談の言い合いなどが唐突に入って来たりと「そこでそんなことやってていいの?」と心配になった。
若い兵士たちのイケメンのお顔が、同じように見えたのも残念だった。