🎬『シンペイ 歌こそすべて』神山征二郎監督、脚本/127分
信州から上京し、島村抱月(緒形直人)の書生をしながら、東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部)のピアノ科に入学した中山晋平(中村橋之助)。だが練習時間が思うようと取れなくてピアノの習得が卒業レベルではなく、落第・留年の危機に陥るが、教師の幸田先生に演奏以外の才能を見いだされ、どうにか卒業する。
やがて島村抱月から「芸術は大衆の支持を離れてはならない」という教えを受けた晋平は、作曲家として「カチューシャの歌」「船頭小唄」といった流行歌から、「シャボン玉」「てるてる坊主」といった童謡まで、さまざまなジャンルの曲を手がけるようになる。
自分の音楽を理解してくれる敏子(志田未来)とも結婚し、二人の養子を迎えて幸せに暮らす晋平だったが……。

小さい頃に歌ったり聞いたりした懐かしい歌で若返った気分だ。