2024年12月30日

今年最後の映画『ペパーミントソーダ』

🎬『ペパーミントソーダ』ディアーヌ・キュリス監督、脚本/フランス/101分/センチュリーシネマにて

1963年。パリのアパートで母親と暮らす13歳のアンヌと15歳の姉フレデリックは、厳格な女子校リセ・ジュール・フェリー校に通っている。

ある日、アンヌは姉とボーイフレンドのマルクの間で交わされた手紙を盗み見し、クラスメイトにマルクが自分のボーイフレンドだと嘘をつく。セックスについて興味があるアンヌと友人たちは、男女の愛について真面目に語りあう。

アンヌは問題ばかり引き起こすにで母親から寄宿学校に入れると言われてしまう。

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『サガン 悲しみよこんにちは』で知られる女性監督ディアーヌ・キュリスが1977年に発表した長編デビュー作。監督の少女時代の体験をもとにした青春映画。

日本公開は2024年12月。

シネマスコーレの『人肉ラーメン』を最後の締めくくりにしようと思っていたが、これにして本当よかった。映画中でケネディ大統領が射殺されたというニュースが流れていて、ミッキーも高校生だったのでこの姉妹も今は同じ年代という親近感もあった。

妹のアンヌは長いセリフ(教室でテロの時の様子を話している場面)に素晴らしい才能の持ち主とわかった。今はどうしているんだろうか。

学校の様子もユニークで、女の校長がミンクのコートを着て体育指導をしていたり、融通に効かない守衛さんがいたりして、フランスらしい皮肉もあって、観終わって豊かな気持ちになった。もう一度観たいぐらいだ。






posted by ミッキー at 19:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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