🎬 『ヘヴィ・トリップII 俺たち北欧メタル危機一発!』ユッカ・ビドゥグレン、ユーソ・ラーティオ監督、脚本/フィンランド/96分/12月20日よりシネマート新宿、センチュリーシネマ他にて順次ロードショー公開
ライブ直後(前作からの続き)に逮捕されたメタルバンド「インペイルド・レクタム」のメンバーたち。
現在、服役中の彼らは、実力のあるプロデューサーから、ドイツで話題のメタルフェス「ヴァッケン・オープン・エア」への出演をオファーされるが、準備不足とその過剰な商業主義、そして獄中にいることを理由に辞退する。
そんな矢先、バンドでギターを担当するロットヴォネンの父が病に倒れ、実家のトナカイ粉砕場兼スタジオ(彼らの練習場だった)が消滅の危機に陥ったため、彼らは脱獄を決意。
しかし巨大音楽ビジネスに巻き込まれたことでメンバーに軋轢が生じ、バンドは存続の危機に陥ってしまう。
ツッコミどころは満載だが、そんなの許せるぐらい笑って、笑って、エネルギーを充填した。
前作(2019年公開『ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!』)を見ていなくても全然平気。フィンランドの刑務所内部の自由さも面白かった。
音楽はミッキーにとって「うるさい」と感じてしまうが、個性的な彼らの表情や行動から目が離せなかった。
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