継母と義理の姉たちから召使い同様に扱われ、虐待までされ日々苦しんでいるシンデレラ(ケリー・ライアン・サンソン)。そんなある日、庭で見つけた不思議な本を読むと、彼女の前に魔法使いのフェアリーゴッドマザーが現れる。
のぞみを三つ叶えてあげるという言葉に「舞踏会で王子様と踊りたい」と願ったシンデレラは、魔法の力によって舞踏会場に行くが、憧れの王子や継母たちは、舞踏会に参加している人々の前でシンデレラのドレスを剥ぎ取り、全裸にして面白がって嘲笑する。
辱めを受けたシンデレラは復讐を誓い、ガラスの靴を凶器に変え、邪悪な人間たちを残虐な手段で次々と……。
ディズニーのシンデレラのイメージがガラガラっと崩れてしまった。無垢、大人しい、ひっそり我慢してる……のシンデレラが、この作品では、ちょっと気の強く、言うべきことは言う女(少女とはいえない)になっていた。
今風のシンデレラと思えばいいのだが、やることが容赦なくて「やめてー」と叫びたくなった。
★王子様も意地悪で女好きとなっているのでびっくり。