🎬『コンセント 同意』バネッサ・フィロ監督、脚本/フランス、ベルギー/118分
文学が好きで早熟な13歳の美少女ヴァネッサ(キム・イジュラン)は、50歳の有名作家ガブリエル・マツネフ(ジャン=ポール・ルーブ)と出会う。
彼は小児性愛を隠すことなく、道徳や倫理への反逆者として注目を集めた人物で、14歳になったばかりのヴァネッサはマツネフと同意の上で性的関係を結び、その後の彼女の人生に暗い影を落とすことになる。
小児性愛者の中年男で作家だからと言って、無垢な14歳になった少女が性的に蝕まれて行くのは見ておれなかった。少女は瞬く間に「女」を通り越して「老婆」のような声になって驚かせてくれた。まだ20歳前なのに。
気興味深い作品だが後味は良くなかった。
★
映画初出演のキム・イジュランがヴァネッサ役で主演を務め、第49回セザール賞女性新人賞にノミネートされた。
★原作者バネッサ・スプリンゴラが脚本に協力している。
2024年08月02日
この記事へのコメント
コメントを書く