2024年05月24日
5月24日公開映画『バティモン5 望まれざる者』
p昨日は日にちを間違えて試写室に行ってしまった。よくよく確かめてメモしたはずなのに……観たい作品だったのでがっくりした。 バス停でぼんやり座っていたら同じマンションの方にお会いしてバスが来るまでおしゃべりした。
その方はアカデミー賞で話題になった『PERFECT DAYS』『ゴジラ-1.0』を観ていて、ちょうど配給さんに渡そうと持ち歩いていたシネマジャーナル107号を差し上げた。
🎬『バティモン5 望まれざる者』ラジ・リ監督、脚本/フランス、ベルギー/105分
移民の労働者たちが多く暮らすパリ郊外の市。通称「バティモン5」と呼ばれている。
老朽化が進んだ団地の取り壊し計画が進められていた中、前任者の急死で、市長に就任した小児科医のピエール(アレクシス・マネンティ)は、自身の信念のもと、バティモン5の復興と治安を改善する政策を強行する。
住民たちはその横暴なやり方に猛反発。ケアスタッフとして移民たちに寄り添ってきたアビー(アンタ・ディアウ)らを中心とする住民側と、市長を中心とする側は、ある事件をきっかけになって激しい対立が起こって……。
舞台は、花の都パリからそう遠くではない仮想の地「バティモン5」。移民が多く暮らしているエリアで古い団地がたくさん建ち並んでいる。今作の始まりはその一棟を再開発計画のために爆破させるが、計画爆破の不手際で、見に来た人の場所まで粉塵が押し寄せて、市長さんがなくなってしまい大混乱になってしまう。
そして後任に市長になったピエール。彼の強引とも思えるやり方に反発する住人たちの衝突、そして人道的に街を立て直そうとする仲間たちの姿を赤裸々に描いている。
「出身国が違えど、肌の色が違えど、フランス語がうまくしきゃべれな口とも、みなフランス人」……そう思うまで相当時間がかかった。街全体が戦闘状態になったり、市長家族が襲われたりして、一瞬もスクリーンから目が離せなかった。
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