2024年04月15日

『大巨獣ガッパ』大須シネマにて

昨日、大須シネマに女優・山本陽子さんの追悼上映『大巨獣ガッパ』を観に行った。大須シネマの入り口に並んでいたので一番後ろに立っていたら、その列は向かいの食べ物やの待ち列だった。どうも映画を観る感じの人ではないなと思っていたが、入り口を塞いでいたので並んでしまった。

「ここに並んでいるから映画館の入り口に入れないよ」と声をあげて、大須シネマに入った。映画のお客は13人以上。大須シネマの方に「入り口塞がれていたんでは困るね」と言ったら「こちらも困っている。向かいのお店にも何回か言ったけど……」と困り顔。

このところ、大須はやたら人出が多く、すっと入って食事や飲み物ができる店はほとんどない。食べ歩きする人も多く、どうにかしてくれーと叫びたい心境だ。

🎬『大巨獣ガッパ』野口 晴康監督/1967年

週刊誌記者の黒崎浩(川地民夫)は、カメラマンの小柳糸子(山本陽子)、東都大学生物学助教授・殿岡らと共に、プレイメイト社長・船津の命を受けて、南太平洋の探検を行っていた。

この探検は、会社が計画中の南国をイメージしたテーマパークを実現させるために、鳥や小さな動物、現地の若い女の人をスカウトするためだった。

その島には大巨獣ガッパがいて、島民たちは畏れと崇拝の入り混じった複雑な気持ちで生活していたが……。

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55年前の怪獣映画。今のようにCGなどない時代に、いろんな工夫をしているのが反対に新鮮に見えた。ストーリー展開は最後まで「お決まりコース」なのも、いらぬ心配せずに見られて楽で、山本陽子扮するカメラマンも22歳の設定。それも当時の22歳だから、見た目今の30歳ぐらい。綺麗はきれいだけど、最後に「私はやっぱり、仕事辞めて普通に結婚するわ」と言わせているにでちょっとガッカリ。

55年前のミッキーはそうは思っていなかった。ガッパより男社会の方が恐怖に感じた。






posted by ミッキー at 11:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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