1955年に「トゥッティ・フルッティ」の大ヒットで名をあげた黒人アーティスト、リトル・リチャード。当時の若者たちの心をつかんでヒット曲を作曲して歌うことで大歌手になるが、突然引退を宣言。その5年後に復帰。その復帰コンサートには、無名時代のビートルズが前座をつとめていた。
ロックンロールの創始者のひとり、リトル・リチャードの知られざる真実と素顔に迫ったドキュメンタリー。
高音の凛とした響き、中音の安定した声を操るリトル・リチャード。このドキュメンタリーを見るまで知らなかった。
アメリカ南部の黒人人種差別とゲイの二重の苦しみの中を、いつも笑顔でひょうきんな受け答えをする人柄が魅力的だった。
2020年に87歳でお亡くなりになるまでを親族、音楽関係の方々が思い出を語っている。