🎬『落下の解剖学』ジュスティーヌ・トリエ監督、脚本/フランス/152分/2月23日よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国順次ロードショー公開
4歳の時に事故で視覚障害になった11歳の少年ダニエル(ミロ・マシャド・グラネール)は愛犬の散歩から帰って見ると自宅の山荘の玄関先で父親が頭から血を流して倒れていた。
夫殺しの疑惑をかけられた有名作家である妻サンドラ(サンドラ・ヒュラー)の秘密や嘘が暴かれていく。
主人公サンドラ役は『さようなら、トニー・エルドマン』のドイツ出身のサンドラ・ヒュラー。監督さんは長編4作目となるフランスのジュスティーヌ・トリエ監督。今作は第96回アカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞の5部門にノミネートされている。
だがミッキーは気に入らないことだらけ。視覚に問題がある少年にピアノを教えていた父親。ピアノの上には楽譜が積んであったが、本人が強くピアノが弾きたいと言ったのだろうか。乱暴に弾いたり、間違っていたりしたが、かなりの腕前。
少年が愛犬にしたことが釈然としない。
それと字幕で「代母」と出てきたこと。意味がわからず戸惑った。後から調べたら、子どもの洗礼や堅信礼に立ち会う人とわかった。「私はこの少年の洗礼式にも出た間柄で」とできなかったのか‥…言葉と説明の時間が合わなかったのか、ひと工夫欲しかった。
裁判部分が面白くない。この部分をどうにかして映画時間を短縮して欲しかった。
2024年02月11日
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