🎬『梟 フクロウ』アン・テジン監督、脚本/韓国/118分/2月9日より新宿武蔵野館、伏見ミリオン座にて全国ロードショー公開
盲目の若き天才鍼医ギョンス(リュ・ジュニョル)は、彼の病弱の幼い弟を救うため、誰にも言えない秘密を抱えながら、紹介者で宮廷に暮らし方などを教えてくれる先輩医師と宮廷で働くことにした。
盲人ならと男性禁制に場所にも出入りでき、彼の存在や鍼の腕前をかわれていくが、ある夜、ギョンスは王の子の死を目撃してしまったことで、おぞましい真実に直面する。
17世紀・朝鮮王朝時代の記録物「仁祖実録」に記されていた謎をテーマにしたサスペンススリラー。
ミッキーは医者には行かないがマッサージ、鍼には行ってる。今の鍼はちっとも痛くなくて「痛みには鍼」と体感して、両足捻挫の時も鍼治療で治した。時々襲う偏頭痛も予兆があると即鍼をうってもらっている。
だから400年以上前のハリを見て驚いた。けっこう太いのだ。刺されている人は痛がっていないので、刺す部分を的確に定めているのだろう。
とにかく、登場人物の特異性、宮廷という場所の特異性がたっぷり味わえる、久しぶりの韓国時代劇だった。
★2023年・第59回大鐘賞映画祭で新人監督賞・脚本賞・編集賞、第44回青龍映画賞で新人監督賞・撮影照明賞・編集賞を受賞するなど、同年の韓国国内映画賞で最多受賞した作品。
2024年02月01日
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