今年もNetflixから数作品がアカデミー賞にノミネートされた。ひと月千円以内でわんさか見ているミッキーにとってこんな嬉しいことはない。
🎬『彼方に』ミサン・ハリマン監原案/イギリス/18分
会社経営の男性(デビッド・オイェロウォ)は愛娘の学芸会に出席するために会議を2時間遅らせてもらって、妻と娘の3人で待ち合わせていた。そこに突然、暴漢が襲ってきて、妻と娘が亡くなってしまう。失意の中、タクシー運転手となった彼は、自分の悲しみを封印して、いろんな乗客を乗せて日々を送っていたが……。
これ、ちょっと前にNetflixで見ていたアカデミー賞にノミネートされたので再度見たが、起承転結がしっかりしていて見応えがあった。最後は抑えていた悲しみが溢れ出して……彼と一緒に泣いてしまった。
🎬『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』ウェス・アンダーソン監督、脚本/アメリカ/39分
大金持ちで働いたことことがなく、賭け事が大好きな男ヘンリー・シュガー(ベネディクト・カンバーバッチ)は、ある時、目を使わずにものを見ることができるというの男(レイフ・ファインズ)の存在を知った。
その力をギャンブルでイカサマをするために利用しようとするが……。
原作はイギリスの児童文学作家ロアルド・ダールの「奇才ヘンリー・シュガーの物語」で監督さんは『犬ヶ島』の方。
話は面白いし、舞台装置のような映像も、シュールさ満載。ノミネートされるだけの物と舌をまいた。
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